2017年4月13日木曜日

リコーのカメラ事業縮小と個人向け撤退検討の報道!?

ツイッターを見ていてびっくり!!
何気にPENTAXがどうしたのかと思ったら、リコーがカメラ事業縮小と個人向け撤退検討をしているという報道があったようだ。
その後、その報道は正式発表したものではないとリコーが発表したが、しないという言葉は使われておらず、事業を縮小するのかどうかはわからないようだ。

まあ、実際にスチルカメラの市場はかなりの勢いで縮小しているでしょうから、以前にPENTAXはスチルカメラ分野でニコンとキャノンが狙っていないニッチな所を突いていくなんて言ってはいたが、その市場全体がニッチな分野も同然な状態だ。
動画撮影用のカメラでも4Kとか今度は8Kなんていう画質になってきているから、切り出した画像はちょっと昔のコンパクトカメラ並みだ。当然静止画専用のカメラはそれ以上の性能を目指すようになっちゃうから、一般家庭ではそこまで必要ないよね~ってなっちゃうでしょう。だからプロ用または趣味のアマチュア用高性能機種以外はなかなか売れない状態になってきてしまっている。今までの趣味の作品用の他の記録用という用途が、そっくりスチルカメラ以外のものに移ってきちゃったのが現状でしょう。
それを今のPENTAXとRICOHのブランドに当てはめるなら、K-1とK-3Ⅱその他はせいぜいKP以外の普及機は作らない。レンズも汎用ズームレンズ以外は特殊又は高性能に特化したレンズしか作らない。という事になる。それでも、今はミラーレスに移行する過渡期にあたるので、APS-CかFFのどちらかにラインナップを絞るべきでしょうね。ニッチの中のさらにニッチな部分を複数存続させるには負担が大きすぎるし、どっちも中途半端になるでしょうから。
じゃあ645DとQのラインナップはどうするかというと、もう廃止するしかないでしょうね。
645はあのレンズラインナップでは今後せいぜいスタジオ撮影程度でしか使われないでしょうし、ミラーを動かしているだけ高画質になるほどミラーショックの問題出るし、撮影レスポンスは上げにくいし。。。他社に対するアドバンテージがつけられない。
Qは欲しい人にはとりあえず行き渡ったから、今後新たな付加価値がつかない限りは売り上げが伸びないでしょう。例えばムービーカメラの代わりになる位のズーム倍率のあるレンズと動画撮影時間が確保できるカメラが出るとか。(運動会や発表会の撮影用途) アンドロイドOS乗っけてスマフォの画像アプリが使えるようになるとか。
そういえば、RICOHのHP見ていたら、以前にCP+行った時の感想を書いた際にTHETAの利用案として例えを出したものを、ドローンの自動飛行システムとして発表していた。。。これ、万が一1年前にブログに書いていて、それを見た競合他社が先にやっちゃったらRICOHに恨まれるかな? でも万が一そんなことになっても、わたくしはRICOHに全く関係ない人間ですので、何らクレームを言われるいわれはないから考えすぎですね。(;^ω^)

そんなこんなをいろいろ考えつつ、以前にPENTAXのカメラ生産拠点であった栃木県方面へ向かう。おりしも桜が満開で綺麗です。

その昔、二宮尊徳が小田原藩から依頼されて財政改革にあたった小田原藩飛び地の桜町陣屋跡。 茨城県筑西市下館と栃木県真岡市の間にある田んぼの中です。

そして、桜と菜の花の綺麗な小貝川の脇を通って、旧PENTAX事業所跡地へ。

今でも昔と同じように池と桜はありました。
工場は取り壊されて太陽光発電所になっています。
遠くに見える建屋は、HOYAの医療機関連生産設備であろうか?
敷地には何台かの車の出入りがある。 工場としては稼働しているようだ。

ただ、周辺の木々はまるで手入れされた様子がなく、ツタが絡まり放題だ。
社員が沢山勤務していたであろう頃には、周辺の庭木や環境にも多少の手間をかけていたようですが、今ではそのような形跡はまるでない。これが合理化の果てという事なのでしょうかね。。。。

益子町の益子駅前へ。

列車は今でも走り続けている。
ただ、町の様子は結構変わった。
昔はそれなりに駅から益子焼の窯元直売所まで観光客の人の流れがあったと思うが、道沿いにあまり観光客向けのお店が無くなったように思う。車もそうですが、バイパスから回り込むように流れている。街中を迂回するように。
大型店舗も町の違うところに集中してできているし、人の流れが変わりましたよね。

そうそう、近隣の二宮、芳賀、茂木とそれぞれ道の駅があるのに、益子町にも作ったんですね。
道の駅密集地帯ですね。。。
 建物は、今流行りの木材を多用したものになっています。
なんでも、国が木材を活用した建物には補助金を出しているから、積極的にそうしているところが多いようです。最近話題の不正に多額の補助金を受け取ったと国会で追及されている学校も同じですよね。
社会問題になっている杉花粉の対策として、遺伝子組み換えで花粉をあまり作らない杉に植え替えを行っているから、全国の山村は杉を刈り取ってはげ山のところが多い。
成長する前に自然災害の元凶にならなければいいなとは思いますけどね。。。(;^ω^)


自然も日本の国家戦略や産業の動向によって左右されるところはありますが、それでも毎年季節になると花を咲かせて実をつける。
生きているという事は、そういう事なんでしょうね。


さて、わたくしも頑張りますかね~






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