2013年5月25日土曜日

2013J八幡浜インターナショナルクロスカントリーに行ってきました! その3

UCI公認のレース当日、あいにくの雨です。朝5時ごろから次第に降りが強まっていき、コースは既にマッドコンディション。木の根は多分つるつるに滑るでしょうね。

洗車場は自転車のみならず、人間も丸ごときれいに洗う必要があるから、レースが終わった人からこのように大渋滞の列が出来ています。
もう、濡れてしまえばちょっとも泥だらけも一緒。思いっきりやった方が楽しい! 見ていても、「あら、大変だなあ~」と思うより、「うわぁ、すげえな。面白そうだ!」という感じがする。 自分も混じれないのがちょっと残念。


その傍ら、会場では雨にもかかわらず地元八幡浜のPRブースが沢山出店しています。








いよいよ本番、諸々の作戦打ち合わせを終え、スタートに向かう。

このレースで、彼のスタートポジションは最後尾です。

基本的に速い選手から順番に並ぶようで、今回の大会の場合は日本のレースで入賞してポイントを持っていたり、過去の大会で順位が高い人からとなっているみたいです。フィリピンから今回初参加するから当然実績は無いわけで、いくらアジアの大会でトップテンに入っていても、国内の選手との直接対比が出来ない。これはしょうがないのです。

スタートダッシュ!

さすが国内で一番上のカテゴリーは迫力がある。
アジアチャンピオンシップよりはダンゴにならず適度にばらけている。クラッシュはなさそうだ。
フィリピンから来た彼は、うまい事スタートを切れたようだ。ここで一気に結構なライダーを抜いて行った。
しかしながら、山の中では道幅が限られているから抜きたくてもなかなかそうはいかず、前走者につきあわされる部分が結構ある。だから、上位のライダーとの差が開いていかなければいいけどなあ。
6周回を終え帰ってきた。

最後の1周、なんかかなりペースが落ちていた。心配だ、何かアクシデントがあったのだろうか?

顔が半泣き。。。

かなりの泥をはね上げ、アイウェアが泥だらけになり見えなくなったから、外している。だけどもアイウェア外したから泥が目に入って全然見えなくなったらしい。
結果的には一番後ろから追い上げていき、20位でゴール。トップと周回差をつけられる事無く何とか走りきった。上出来と思う。
もし、彼が次回参加する事があるなら、一番最後のスタートは免除してもらえるのではないだろうか? そうすれば、少なくともトップ争いに絡める可能性が高くなる。2列目は無理でも3列目くらいには入れてくれてもいいじゃん。同じレースを走ったライダーから異論は出ないだろう。

レース後の歓談。
同じ時間を共有した者同士、解り合える、通じ合えるものがある。これが良いところですね~~♪

こりゃあ、来年もレース参戦の段取りをしなきゃあかんですなぁ(^_^;)





2013年5月24日金曜日

2013J八幡浜インターナショナルクロスカントリーに行ってきました! その2

前回の続き、金曜日の試走から。
14時から受け付けを済ませ、各自試走へGO!
自転車のメーカーは同じスペシャライズドなんですが、それぞれに違う自転車。走るコースは同じでも、乗る人間の性格の違いか、乗り方の違いか、はたまた走るスピードの違いが表れているのか?

グラウンドに設置中のゴール/スタートゲートは大体完成していた。

スタートして、アスファルトの坂を登り切り曲がったところがフィードゾーン。
ここで自転車のトラブルを修復したり、補給を行う。
基本的に選手への手助けが許されているのはこのような許可されたエリアのみです。
以前、アジアの大会で日本チームがコース途中で選手に手助けを行い、他の国からひんしゅくをかった事があった。それがまた、一般の観客ではなく、日本チームの一員であったから問題になったのだ。 失格にはならなかったけど、非紳士的な行為なので、同じ国の者として非常に恥ずかしかった事を思い出す。

フィードゾーンの先からオフロードに突入。

山の中のつづら折りの道を楽しく走り、最後に坂を登るとスタートのグラウンドに戻ってくる。
グラウンド脇に設置されている案内板を見ると、オレンジのルートを走ってきた事になる。
このコースは、常設コースとしていつでも走れるようだ。羨ましいぞ八幡浜!!
3時間エンデューロのコースは、このオレンジ色のコースにプラスして、青色のコースに入る為のグラウンドを抜けて坂を登る途中から、右にコースを変更し再びグラウンドに戻ってくる。
そういう設定らしいが、いつもは走れない青色のコースをこの大会期間は走れるのだ。私が参加するエンデューロレースでは走らないけど、今は走れるっつったら走らない人はいるだろうか? 走るでしょう!!

青色のコースの方が、オレンジ色の方よりテクニックいるけど楽しい!!!
楽しいぜ八幡浜!! 最高!!!

楽しみながら試走時間のタイムアップ。
市街地へ戻り、明日に備えて夕食。
夕飯はここ、八幡浜駅前のたこ焼き屋あらた。

四国に来たら、やっぱりうどんでしょう!!
それとたこ焼き。
最高の栄養補給です。粉物最高!
フィリピンから来た友達もうどんやタコ焼きは問題無いらしいです。たこ焼きソースや鰹節が結構気に入ったらしい。さあ、明日は頑張るぜ!

開会式の後、エンデューロに備える私と友達。黄色のゼッケンの人は明日に備えて試走です。


これはエンデューロを終えた写真。
会場でうどんを食べてます。
楽しかった。フィリピンから来た友達は、また来年参加したいと興奮気味の感想を言っておりました。もうちょっと頑張れば入賞だったからねえ。私は彼から遅れる事1周。。。。
課題の重心がまだまだだったなあ。思い通りに乗りこなせていない。

 腹ごしらえ後には出展ブースをまわりました。
シマノ。

スペシャライズド。
友達が何やらのぞき見。
同じエリートライダー同士。
明日は頑張れ~~♪


さあ、いよいよ日曜日の本番に続く(^_-)-☆




2013年5月23日木曜日

2013J八幡浜インターナショナルクロスカントリーに行ってきました! その1

2週間続けてのMTB大会への参加。
前回書いた、趣味人があまり良く思われない要因の一つが、冠婚葬祭や家人の都合、体調不調以外のいわゆる”あそび”で休暇を取得する事だと思われる。これは、ルール的に何ら問題は無いはずだ。しかしながら、心情的に「あんたの遊びの為に、俺は仕事を余計にしなければならないのか」と、よく思われてはいないようだ。
会社の休日は日曜だけ、だけどそれでは到底レースには行けない。よって3日間有給休暇を使用して、大会に参加する計画です。
主目的は、フィリピンに住んでいた時の友達が日本のレースに参加したいという事で、参加可能な大会のJ八幡浜参戦をサポートする為です。ただ、わざわざ愛媛県まで行くのに友達のサポートだけではもったいないなあという欲が出てきまして、サポートに影響の無い前日に行われる3時間エンデューロに私自身も参加します!
 久々の輪行。昔は青春18切符や夜行列車でよく行ったっけなあ。
 今回は、羽田から飛行機で松山空港までひとっ飛び。




友達は前日にフィリピンから八幡浜に来ています。
ここ八幡浜市はみかんと魚の町らしいです。
 見渡す限り平らな土地は見えず、街の周囲の山々にはみかんの段々畑が見えます。
フィリピンから来た彼らの故郷セブ島も、結構似たような感じの地形ではあります。こんな感じ。

マンゴーやバナナはできるけど、ミカンはできないらしい。土地的に何か違うのでしょうね。 お互いに交換したらうまくいくかもしれませんね!


金曜日の午前中は、友達と八幡浜観光です!

とりあえず、八幡浜フェリー乗り場近くにある道の駅みなっとで情報収集。
すると、何やらイベントが行われていました!

子供の為のイベントのようですが、もう遊びまくり!


つぎはお魚市場へ!
こちらにも観光客向けの鮮魚や水産加工物、刺身やお寿司などが!
じゃこカツの試食をいただき御満悦の友達をパシャリ。

フィリピンには持って帰れないからね。。。。

特産品売り場でショッピング。
いろいろなものに興味しんしん。

私は何気に関東地方で買えないものを購入し試飲。
旅行の醍醐味です。

そして、とりあえず遅まきながら朝食。じゃ~~ん!!
八幡浜ちゃんぽん!

ちょっととろっとしたら「うま煮麺」?と言う感じの醤油ベース的なスープ。
旅の楽しみ、その土地で味わうB級グルメ。お手頃価格で味わう、美味しい庶民的な料理。

美味しくいただいた後は、街中散策。




 さあ、午後からは試走に行くぜ!!

その2につづく(^_-)-☆

2013年5月21日火曜日

2013 第19回たつがねMTB大会に参加しました!

実は先々週の事でありますが、順々に書いていかねばいけないかなあと思いなおし、書くことにしました~。

今年は、震災後に再開してから2回目、第19回の大会となります。
参加賞には薄紫色の帽子をいただきました。色的には今年のかすみがうらマラソンと同じだ。


大会のMCは、去年と同じわんぱくドリームのまみ犬さんがやっています。
この人は、震災後真っ先にとにかく現地入りして、いろいろな手助けをしていた人でした。
普 段の社会生活においてはあまりよい言われからをしていない、趣味人。この南三陸町のMTB繋がりであったり、大洗ではサーファーが老人ホームの避難や炊き 出しに尽力した事実をみて、人間見た目で判断してはいけない、人としての重要な部分においての実行力は是非評価していただきたいと思います。

こちらも同じわんぱくドリーム繋がりの人。
チームねこばば、でも売り上げを猫ばばするわけではなく、このMTB大会が継続できるように、費用面での支援活動中です。

こちらでは、、、楽しみながらお手伝い中。
参加したライダーの為に、わかめ汁を仕込み中!


視界が悪い天候の中、トップカテゴリーは元プロの竹谷賢二さんの参戦もあり、白熱しています!
プロを引退宣言したものの、走りは未だに日本のMTBクロスカントリーカテゴリーで上位争いを行えるレベル。
竹谷さん笑顔での周回。
何だろう、余裕でこのすごい差は。。。。
しかしながら、他の選手も笑顔で登りを、壊れた!? 危険だ。。。

結果は、想像の通り竹谷選手の圧勝でありました。
でも、勝負に参加出来ないとしても、このたつがね山のコースは嗜好を凝らしていて、雨で滑ったりドロドロだったりしましたが非常に面白かったです。

参加した選手に振舞われるわかめ汁も、がっつり頂きました!!



大会終了後、お土産を求めて仮設商店街へ。
この入口は、JRのCMでやってたなあ。

そう、キラキラどんぶり!!
今の季節はウニらしい。冬場はシャケとイクラだったなあ。

しか~~し、時間的に日曜の夕方5時過ぎでは、商店が閉じ始めている。

しょうがない、お惣菜だけ買って自宅で一人飲みするか。。。
サラリーマン、いろいろな予定を考えて、今回は東北日帰りツアー。致し方あるまい。

窓から見える光景は、草が生えて、瓦礫の山が無くなったものの、震災直後とそんなに変わらない。
お店や水産加工の建て屋が出来てはきているが、元々が田舎なだけに変化のスピードはゆっくりだ。鉄道や道路網のインフラ整備が進行しているが、元のコミュニティーが形成されるまでには相当な月日がかかりそうな予感はしている。

ただ、今日参加したMTB大会関係者を思い出すと、環境が人を変えるのではなく、人の想いが環境を変えていくのだと実感する。
人間は弱い生き物だ。どうしようもない絶望感に襲われ、投げやりになったり破滅的な考えに陥る事があるだろう。だけれど、人間は思っているよりも強い生き物だ。こんな状況に陥っても、歩みを止めず、前進し続ける事が出来る。

行く時には毎回思う事だが、応援し勇気を与えに行っているのか、こちらが勇気をもらっているのか 判らんです。^_^;