2011年8月22日月曜日

お盆過ぎの畑

8月に入り、トウモロコシとかぼちゃを植えました。
収穫が10月と計算して、何とかぎりぎりと思います。

トウモロコシは、残暑の高温でやられ、上直しをしました。
あれ?芽の先端が何やらおかしい。

こちらは先に植えたトウモロコシの残り。うわっ! ダイコンハムシだ。
トウモロコシも食べるんですね。近くにある似た葉のモチキビは一切被害が無いのですけど。
人間が食べる葉物や結実野菜など、その植物全体が美味しいのでしょうね。人間が食べないやつはほとんど虫がつかないけど、人間が食べるために植えた作物は驚くほど被害にあう。ほっとくと全滅する。
しかもここ茨城は農業王国で、周辺はものすごい量の作物が大量生産されている。よって、農薬の量もものすごい。大量の好物があるのに害虫がほとんどつかない、大量発生しないのはそういうわけです。しかし、そのとばっちりが私のところに・・・・ サツマイモ大好きの芋虫が、私のトマトやナスなどをたいらげてしまいました。

一応、私は農業学校で野菜の育て方を学んだ事があります。
ただ、あれは農家の為の講習ではなかった。家庭菜園向け。たいがいの害虫対策が防虫ネット以外補殺中心なんてありえない。もちろん見つけたら殺しますが、その時にはすでに手遅れだし、大量生産でどれだけの手間をかければいいのかと。市販されている有機栽培のガイドブックもそう。卵の殻まいただけで根切虫防げるわけではない。ほぼ気休めが多い。害虫だって必死だ、少しの障害ではひるむ事は無い。

私も含め、誰しも農薬は使いたくない。しかし、無農薬はホントに難しい。もし出来ても、日本では費やした手間に見合わない。農家それぞれが減農薬に気を使っていますが、ジレンマですよね。


2011年8月1日月曜日

今日採れる作物

台風の通過後、めっきり秋めいてきました。まだお盆前ですが。
空気的には、もう既に秋。暑くなっても残暑という感じがします。

さて、いまはこのような作物が出来てます。
先ずはトマト。このマイクロトマトは、本当に生育旺盛!雑草のようにこれでもかと伸びます。
もう来年はハウス内で作りません・・・・ 露地でめいいっぱい伸びていただきます。
よくトマトはできるだけ水を切って、乾燥させた方が甘くおいしいと言われます。しかし、このマイクロトマトは、甘くなくてもトマトの味がしておいしい! この大きさでは、逆にトマトの酸っぱさやゼリー感が無いと味がぼやけてしまうと思います。






今年作った中で、味がぼやけて美味しくないのがこれ。イエローアイコ(ミニトマト)
アイコは某メーカーの代表作なのですが、トマトの酸味やゼリー感が無く、広く一般に食べやすい味とされている部分が、特に甘味も無い為にもっさりとした感じです。例えるなら、失敗作で甘くない桃太郎トマト。もう来年は作りません。作るなら、赤いトマトにします。





お次はししとう。
特に手をかけなくても、この通り。今年は去年のようにカメムシびっしりなんて事にはなっていません。カメムシがもうあまり出てこないから、多分もうこれから猛暑には戻らないと思われます。(昔からの言い伝え。カメムシ多いと暑くなる)





そしてこれは水茄子。
普通の茄子より実に水分が多い。そしてなぜか蟻に食べられてしまう。普通の茄子はほとんど食べないのに。なぜ蟻は大好きなのだろうか? 生で食べられるほど苦み無く美味しいから?




キュウリも作ったのですけど、アブラムシにやられてしまいました・・・・
そのため、アブラムシ用の殺虫剤を散布しました。しかし、ちょっと生育が遅れています。