2015年9月28日月曜日

2015シルバーウィークの旅行記録 その4

北海道森町の早朝。快晴ですね~!

海岸線の先には漁火が見えます。

駅前のいかめし屋さんは、さすがにこんな早朝からやっていないですね~。

六時半頃になると、あたりはすっかり明るくなってきました。
始発の時間です。そろそろ駅のホームに向かわねば。

この始発に乗らないと、後々の日程がきついんですよ。

しばらく北海道のローカル線車窓を楽しむ。
ふ~~ん、1時間30分か~って、え~~~!!
かなりざっくりと大雑把な案内板だ。
濁川温泉は西に7km、徒歩で1時間30分ほど、バスの便もあるよ~。って、これを見てよし行こうとはなかなか思えない。。。ちょっと躊躇しちゃいます。

いろいろ考えているうちにも列車は進む。
海の間際をぬうように走り抜ける。




しばらくすると八雲駅に到着。
ここでもまた今回のミッションの一つ、北斗星の記念入場券をゲット。3駅目です。
あたりをぶらぶらしていると、寝台特急カシオペアの到着時間になりました。
ちょっと駅のホームでお出迎えします。
銀色の列車はブルートレインとは違う高級感がありますね。あと半年程度で廃止になるらしいですが、青函トンネルを越えずにJR東日本管内で運行を続けるらしい。いわゆるクルーズトレインですね。料金も高くなるのかなあ?




カシオペアをお見送りし、八雲駅周辺散策。




からの~、駅に戻って一杯!
北海道は、牛乳の瓶売りで紙の蓋です!
私が住む茨城県では絶滅してしまったようです。プラのキャップになっちゃっています。

私もそろそろ出発の時間です。
ホームに出ると、反対側の函館方面へは珍しい表示の列車が入ってきました。
「快速ワンマン」、これは函館行のアイリス号ですね。快速ワンマン表示はこの列車だけなんじゃないのかな?


ここもこの表示はあとわずかですね~。
北斗星はなくなって、カシオペアもあともう少しでなくなりますからね。

八雲駅から列車に乗ってすぐ、一駅目。隣駅がもう既に利用客が何人いるんだっていう位の木々に包まれた駅です。これが北海道なんですね~。





長万部駅到着!
北斗星記念入場券4駅目ゲット!

からの~、お昼ご飯。
かにめし本舗 かなやさん。

だけど~かにめし買わず!
シャケ飯! 
いや、邪道じゃないって! 本当にこれ旨い!
かにめしは結構いろいろなところがやってるけど、このシャケ飯は似たようなのがまだないんじゃないのかな? シャケが旨い、甘ダレ塗ったおなか部分、これだけでも食べる価値ありっす!

駅弁に舌鼓を打ちながら、お酒飲んじゃっていますが、実は駅や列車の中ではなくこちらの駅前にある「あつまんべ」という施設の休憩所です。

商工会の施設だから、それ関係のチラシが並んでいる。
それらを見るのも楽しい。
それぞれの町がいろいろ考えてやっているんですね。だからこそ、そういう中で勝ち残るには人並みならぬ努力や研究、連携などが必要だ。いくら優秀な人でも一人では難しい。



そろそろまた出発の時間です。
ここ長万部からは通称山線と言われる函館本線で小樽に向かいます。
季節限定の臨時列車「ニセコ」が到着した後に発車します。
なんだか、結構なお客さんが今到着したニセコ号から折り返しの普通列車へ乗り換えています。いわゆる乗り鉄っていう鉄道を乗り倒すのが好きな人たちなのか?


 ここからまた北海道のローカルな感じを堪能しつつ小樽に向かいます。
ただし、車内はかなりの乗客で座る席がなく、私はまだ若いという自負がある故に座りません!
(実はこれが悲劇の始まりだったりするんですけどね。。。)

降りるお客さんはほとんどいない。
そのままニセコ駅に到着。ここで結構多くのお客さんが乗り込んできた。
さすが有名な観光地だけあって、観光客が多いのかな?
という事は、ここで乗ったお客さんも終着駅の小樽まで下りないってことじゃん!?

倶知安駅で長時間の停車。
もう2時間くらい立ちっぱなしなので駅のホームをうろうろしてストレッチ。
乗り込むお客さんはそんなに多くないものの、降りるお客さんがいないのでだんだん車内が混雑してきた。

ワンマン運転の列車の運転手が車内放送で、余市からたくさんのお客さんが乗り込んでくると思われるので、乗車口に立たずに車内中ほどに詰めてくれるようお願いをしている。
そんなに混むってわかっているならここで増結すればいいのにと心の中で思いつつ、また車内に乗り込む。

予想された通り余市駅でたくさんのお客さんが乗り込んできた。
乗車に時間がかかり、出発が遅れる。。。
そして、小樽まで数駅だが、途中で数名の乗客があった。それもまた悲劇。
すでに車内はぎゅうぎゅうなので運転手の後ろの扉から乗り込めない。しょうがないので、全部の扉を開放してどこか乗れるところから乗ってくださいの指示。。。
何とか乗り込めた模様だが、ここでもやはり出発の遅れが。。。
何でわかっているなら増結しないんだ?
もともと長万部から立ちっぱなしの私から言わせてもらえれば、ニセコ駅までは特別運行の特急に乗っていたお客さんが長万部から特急で移動せずに折り返しの普通列車にたくさん乗ってきたのは 想定外でしょうがないとしよう 。ただ、ニセコや余市のお客さんは想定されていたわけですよね。それなのに車内で立ったまま移動をさせるというのはちょっとまずい。これじゃあ鉄道利用のお客さんをバスに奪われてもしょうがないね。それは自業自得です。自分たちの作戦ミス。
ここ数か月だけに限った話ではないので、商売のセンスがないんでしょうねというほかない。

小樽からは札幌行の列車に乗り継ぎ、札幌からは本日最後の列車、学園都市線に乗ります。 
札幌駅から石狩当別駅または北海道医療大学までは結構多くの電車がある。しかし、終着の新十津川駅までは1日に3本しか列車がないんです。

大学を過ぎると電車から気動車に乗り換えるしかない。よって、石狩当別で乗り換えて終着駅へ。
だんだん都市近郊の集合住宅や戸建て住宅の景色から畑になってきた。



暗くなったころ、終着駅に到着。
寂しい雰囲気が漂っているここ新十津川駅。夜でなければまた雰囲気が違うのかな?


壁に掲げられている時刻表も上下3本ずつしかないので、実にシンプル。
朝昼晩の3行です~。
駅構内には旅人をいろいろもてなすパンフレットや飾りが多数。

私はここ新十津川駅を後にし、滝川市街まで徒歩で移動。
約1時間弱。ここで今日は宿泊です。



続く

2015年9月27日日曜日

2015シルバーウィークの旅行記録 その3

次の日の朝、目が覚めると山形県に入っていました。
また東北地方に戻ってまいりました。
おなかが空いてきたので、昨日ディズニーシーに行く前に東京駅で購入した柳川丼で朝食。

いよいよこのツアーも終わりです。
東北地方の方が参加するこの寝台列車で行くディズニーランドツアー、特に学校に上がる前の子供がいる家庭ではこういった列車の存在はありがたいであろうなあと思う。乗り物酔いをしなければ、子供たちは車内を走り回って遊んでいるうちに目的地に着くし、お母さんも乗り換えなどの苦労をできるだけ回避できる。
この列車、583系列車というらしいが、ずいぶん昔に作られた為に今はもうボロボロ。あと何年走れるかはわからない状況だ。できれば今一度新しく列車を作ることを検討してほしいなあと思う。
できるだけ安く移動したいのであれば、夜行の高速バスがあるけれど、体力的にかなり消耗する。今どきの夜行バスは、装備によって快適さをアピールしたものもあるが、どうしても車だから座席であることは変わりない。列車の寝台のような平らなスペースで寝返りを打つことは不可能です。
例えば今回乗車した三段寝台は上下間隔が狭いけど、高速バスの東京⇔大阪の一番値段の高い夜行便の座席より快適です。バスは、パーテーションで区切ってあって上下スペースは広いけど座席上しか自分のスペースはない。閉鎖的な感覚は電車の3段寝台席以上だ。
ちゃんと作り込みをすれば、夜行列車が夜行バスに負けることはないのではないかと思うんですけど、もうやる気がないのかなあJRは。

俺流新型夜行列車案

下段
①窓側の切れ上がり部分は今の半分程度でいいかな。
中段に窓をつけるためにここは少なくする。

②通路方向の30cm位を残し、ベッドの面を20~30cm下げる。
そうすれば上下方向の空間を多くとれるかなあ?

中段

①中段の棚部品は夜行専用なので要らん。
②窓側は斜め部分を半分にして大型の窓を設定。

上段

①車体のR部分をもっと角ばらせてスペースを広げる。(できるだけ。。。)
 その他、通路側にベッド幅を広げる。最上段ですからできるのでは?
②あけぼののソロ上段のような窓を設置。

こんな感じで寝台の設備としては、
1-読書灯
2-小物置きのテーブル(お弁当やジュースを置けるくらい)
3-AC100Vコンセント(PCや携帯電話用)

今時の人はスマフォ位あるので、充電用のコンセントがあればアミューズメント用のモニターや音楽聞くための装置などは不要です。

これで、料金は首都圏⇔青森で6500円から10000円位。
現在のJR料金体系では不可能だから、びゅうの企画商品扱いとする。
大体ね~、みんながお休みとる連休の時などはJRが儲からずに転売するバイヤーが儲かるのはおかしいと思う。通常料金よりも高くても買っていただける需要があるのであれば、LCC航空便のように柔軟に料金を設定するべきです。だから、転売がしにくい旅行商品扱いで独自に料金設定できるようにする。

こんな感じかなあ?
夜行列車はもっとうまくやれば今後も運行できる可能性はあると思っています。

青森駅到着!

さて、ここからは東日本&北海道パスで北海道に移動に向かいます。
青森から蟹田に向かう。
途中に整備中の急行はまなすが見える。この列車もあと半年の命ですね~。

ここで海峡を越える列車に乗り換えです。
が、乗り換えにかなりの時間があります。
青森から特急で函館まで行ってしまえば楽なんですけど、ケチだから時間をかけて安く行くです。
空き時間は町内散策。
フェリー乗り場までやってきました。
 
 ここから下北半島の脇ノ沢まで1日に2往復のフェリー便がある。
どんな人が利用しているのかはよくわからない。何のための便なのかな?
お買い物であれば今別からは青森、脇ノ沢からはむつ市内に行けばいいし。今度一回必要性を聞いてみたいですね。


町内のお店に貼りだしてあったイベント告知。
懐かしい映画の上映会みたいですね。
私がまだ子供のころ、地域の公民館で映写機を借りてきての映画鑑賞会があった。
今ではプロジェクターなんでしょうけどね。
こういった地域でのお楽しみイベントは重要ですね! 子供がいる家庭では子供が好きそうなアニメのDVDを購入したり、映画を鑑賞に連れていたりするでしょうけど、年配の方が好きな昔の映画はほとんどない。高齢化する地域社会で、このようなイベントは今後充実する必要性があるけど、今はまだあまり行われていない。もっともっとやればいいのにな~と思う。

蟹田駅前まで戻ってまいりました~。
ちょっと小腹がすいてきた。
ちょっと焼き鳥を頂くことにします。
お店が開店しているかちょっとわかりにくいこちら「とりやす」さん。

焼き鳥一本55円からととてもリーズナブルなお店。
津軽半島にツーリングで来てテント泊であれば、こちらで晩酌の焼き鳥を購入して宿泊地に向かうことをお勧めいたします~。
私はお店にとても面倒な各種1本ずつを注文。それでも400円もしないっすよ!

つまみながら列車待ち。
特急列車に乗って1駅先の木古内で下車。
普通列車限定の乗車券だから、ここで下車しなければいけないんです。津軽海峡特例は本州と北海道の入り口の駅のみ。
ここからはまた普通列車で先を目指します。



ここからは北海道の駅。
このようなコンテナや車両を利用した待合室がローカル駅で見ることができます。

終点の函館駅ではこちらの記念きっぷを購入します。
今回の目的の一つです。
北斗星の記念入場券を購入します。
北斗星自体はもう廃止されましたが、切符は売っている模様。

函館駅からは、また列車の発車まで時間があるので、ちょっと歩いて近くの銭湯でひとっ風呂。
今回はこちら千代の湯さん。函館駅から五稜郭駅に行く途中の国道沿いにあります。
意外と身だしなみに気を使っているんです。鉄ちゃんはよく函館駅などで駅寝をして風呂入らない人多いですが、意外と酸っぱい体臭でわかってしまうので、私はそういうのやめようと思う。
からの、五稜郭駅近くの麺屋 翔さんでラーメン。

意外とこじんまりした駅ですね。
ここから本日の最終目的地森駅まで最後の乗車。

夜の闇の中小さな駅に停車しつつ終着の森駅を目指す。
北海道って、板敷のホームが多いですよね。
しかも、非常に短いホームも多い。
たぶん除雪が大変だからなのだろうか?
2両編成の列車が停車する分のホームの長さがない。1両分くらいだ。

森駅到着。
今回のミッション、北斗星の記念きっぷゲット! 2駅目。
森駅、規模は小さいけど意外と地域の中心的な存在。
飲み屋さんが駅そばにたくさんある。
私は入らず、本日はもう寝ます~。

続く