2014年6月16日月曜日

第14回しまなみ海道100kmウルトラ遠足に参加してきました! その4

前回の続き、その4です。

伯方島、ここは造船所のすぐ横を通る。
そういえば、昔自転車でしまなみ海道を走った時も大きな船を作っていたっけなあ。




伯方SCパーク到着。
徐々に関門の時間ぎりぎりになってきている。。。
エイド撤収の40分前に出発。ここを通過したランナーは今の時点で約900人。
ざっと約300人が脱落しそうだ。
実は自分も熱中症でかなりやばい。。。
体力的には走れるのだけど、かなりの脱水状態故に、走ってはいけない。。。
これ以上体内の水分をなくすスピードを上げてしまうと、本当に倒れる。
私は、一応それなりに長時間の運動をする機会が多いから、自分のHP(ヒットポイント)のゲージが頭の中で想像出来るんです。よくTVゲームである体力のグラフで、それがゼロになると死んじゃうの。

TVゲームと違うのは、ゼロになって死ぬまで全力で同じように動けない事。
そうそう、今回マラソンの距離を測るためにGPS機能付きの心拍計を着けているのですけど、脱水症状でやばくなっても心拍数には現れませんでした。熱中症で動けなくても、動けないからこそか心拍が多くなったりはしない。血圧なら異常がわかったのかなあ??


大島着。

関東地方は大雨ですが、この瀬戸内海地方は昼過ぎからよい天気です!
気温も27~28度。
夏ならどうという事は無い気温ですが、まだまだ一日中熱い時期ではないから体が対応しきっていないのだろうか?

大島の宮窪港エイド着。
エイド撤収の1時間前。
きつい、走りたくても走れないし。。。走ると多分次のエイドまでに倒れるかも。
こっからしばらく登りがあるし。
そういえば、50kmを過ぎた辺りから、ランナーのゼッケンをつけた人たちが自転車で沢山追い抜いて行く。
リタイアした人たちなのかな?
このウルトラマラソンは、途中でリタイアしても回収はされません。自力でゴールまで向かわなくてはなりません。もしかしたら、レンタサイクルを途中で借りて、マラソンコースをサイクリングするのが賢い選択かもしれないなあ~。マラソンの雰囲気やコースの風景などをゴールまで見る事が出来ますしね。

吉海町のばら公園到着。。。
夕方6時で、観光客などほとんどいない。
居るのは関係者と犬を連れたご近所さん位だ。
バラが沢山咲いているけど、全く見ている余裕はない。
ここで、リタイヤする人が結構出ている。

私は体をだましながら歩いて行く。
ここからゴールまで20km。歩いたら制限時間内のゴールは出来ないから、この時点での完走は絶望的です。
ただ、最後の橋を渡りたいだけ。。。


最後の来島海峡大橋が見えてきました。

これを全て渡れば四国です~。

まだまだゴールを目指すランナーが所々に見えます。

頑張ってますね~。

私はこの橋を、夕暮れを見ながら渡り、四国の土地を踏んだ所で終了しました。
公式な距離では91.9km地点です。
歩いても行けない時間じゃないけど、ゴールのテクスポート今治には 制限時間の9時までには着けないし、脱水症状でもう危険な状態です。胃がなにも受け付けない、入れても戻す状態になっちゃいました。。。

最後の8km。
脱水症状対策がこのマラソン中でもっと出来ていたなら、体力的には走れていたはずだ。
まだまだ修行が足りませんなあ~。

四国の大橋袂のエイドでぐったりしていると、マラソンのボランティアをしているひめぎんの方が、親切にも私の様な疲れ切った汗臭いランナーをゴール経由でここ今治市から松山市の宿泊するホテルまで送ってくださるとのこと!
なんと、涙の出るようなご親切!
ありがとうございます!

もうろうとしながらホテルに着き、その日はとりあえず汗を流してベットでばたんキューでした。

翌日、胃の興奮状態は無くなり。何とか食べ物を受け付ける状態に戻りました。
では早速、、、
松山駅で、焼豚卵カレーうどん!

って、何気に結構ヘビーな食事から入ります。。。

そして、塩サイダー。
あっ、そういえば、伯方の塩を使った塩ソフトを食べ忘れた~!!
マラソン途中だったけど、ちょっと悔いが残る。

からの~、サイドディッシュに松山名物 鯛飯。
安いからお夜食用にもお土産で購入しました。

そして、デザートにはおっぱいアイス。
沢山食べたいアイスがあって悩んじゃいました。
実は3種類買った。。。。

沢山食べたら松山空港に移動。
いよいよ愛媛県ともお別れですねえ。2週間前にも来たけど。

楽しかったぜしまなみ海道!
完走できなかったから、次回にはリベンジだ!

家で体重を測ったら、これだけ食べても元の体重から7kg減っていた。
多分8kg位が当日失った水分量なのではないだろうか?
実に1日で体重の15%も。。。。。死ななくて良かった。(笑)


0 件のコメント:

コメントを投稿