二日目は男鹿半島からスタートです!
JR男鹿線は今年で100周年らしいです。
男鹿線のクイズに答えると、カイロとステッカーがもらえるらしいです。
ただ、私が今からこのクイズに参加しようと思うと、ここで回答用紙をもらって、男鹿線を往復し、再びこの駅に戻ってこなくてはならない。無理っす!
という事で、先を急ぎます。
高速道路に乗り、遊佐町へ。
全国一之宮の一つ、大物忌神社。
鳥居のあの穴は、キツツキの巣ですな。(;^ω^)
ここは鳥海山への入り口の一つ。
登山が目的の入り口というわけではありません。山にある神社のお社へ向かうための入り口。
来年は鳥海山の山の上にあるご本殿が式年遷宮なのか~。
ここも登らなくてはなりませんな~。
結局、今回廻った東北の一之宮は全部山を登らねばいけないことに。。。
(全国一之宮制覇に、ここを必ず登らなければいけないという事ではありません。やっている人の気持ちの問題です。)
遊佐町から朝食のために酒田市へ。
飛島航路の港にある市場。ここで朝食をすることにします。
酒田ラーメンの朝食!
1990年代の「ツーリング庄内200km」のころからこの辺をうろついていますが、酒田ラーメンという呼び名を聞いたのはここ数年のような気がする。あの頃、ようやく喜多方ラーメンや米沢ラーメン、白河ラーメンなどの地方色を打ち出したラーメンが出来だした頃だった。逆に、それ以外の地域はまだグループを形成していなくて、このような酒田ラーメンというような呼び名がなかったような気がするんですよね。
旨し!!
なんとなく、一番売れていそうなワンタンメンを注文。
優しい醤油系のスープで、毎日食べられそうです。こってり系のたまに食べるからおいしいと思うご馳走系ラーメンとは違います。
茨城県でこの手のラーメンは無いですね。どこのラーメン屋さんもちょっと小味を効かせたくなっちゃったり、初めから胡椒入れちゃったり、本当にあっさり系にふっちゃったりしますから。
スープまで飲み切り、少しずつ帰路につきます。
ここから月山道路越えが意外と大変。雪が深いですから。
地元の車も高速道路の脇に何台も落ちている。
酒田から高速をひた走って山形へ。
山形からつい寄り道をしたくなってしまって、上山方面から白鷹町へ向かう道路へ入る。
途中から南陽市に向かう道路があるんですけど、その途中に約20年前に食べた蕎麦屋さんへ。
源蔵そば。
今日は吹雪だからか、お客さんは私以外にいない。
道が新しくなっていて、昔の記憶をたどってきたのですが、お店の周辺で迷子になってしまいました。お店も藁ぶき屋根の民家ですから、道沿いに蕎麦屋さんののぼりが立っていなかったら全く分からなかったですね。
この飾り、20年前もこんな感じに天井に見えたっけ~。
蕎麦屋さんなので、メニューは蕎麦だけ。
その他には、ちょっとした天ぷらの小皿や大根煮、飲み物類しかない。
間違ってもカレーや親子丼は無いです。
壁に貼ってある「大根煮はじめました」を見て、注文した大根煮。
旨し!!
もうね、見ただけでも旨そうなのが想像できる出来栄え。
これをつつきながら、そして、遊佐で買ったニシンのお土産をつつきながらお酒飲んだら最高だな~。残念ながら、茨城まで車を運転して帰らなければならないので、お酒は飲めません。。。(*´Д`)
お蕎麦ももちろんおいしい。
美味しいお蕎麦屋さんって、ラーメン屋さんもそうですが、味が安定していますよね。いつ行っても期待を裏切らないみたいな。
茨城にも以前よりずいぶんこだわりのお蕎麦屋さんが増えましたが、同じ注文しても味が明らかに変わるんですよね。。。ラーメン屋さんだと特に。。。日々改善しているっていう事らしいですけどね~
そして、〆に蕎麦湯を頂きました~。
何気に失礼なことを言いますが、蕎麦よりもこの蕎麦湯が一番うまいなあ~と思いました。
蕎麦湯なんて、蕎麦を茹でたただのゆで汁じゃん、そんなもの栄養があろうがめんつゆで味をつけて飲まなきゃ旨くもなんともないと思っていましたが、これうめ~~!!
20年前の記憶は定かではないけど、このお店がおいしかったことだけは覚えていて、また来ちゃったんですよ。来てよかったです。
その他にも数件、蕎麦がおいしいお店があったんですよね。朝日町の近くのお店もおいしかったなあ。確かあそこも普通の民家だったような。。。
そうそう、私がなぜ20年前にこのあたりでそばを食べ歩いていたかというと、あの当時、会社に入社したてでいきなり関連会社に三交代勤務の出張を仰せつかったのでした。
職場の人たちは、新入社員がいきなり夜勤なんてなんてかわいそうなことをするんだと、心配をしてくれていましたが、私は心の中で「ちゃ~~んす!!」としか思っていなかった。なんでかというと、通常の出張では夕方に会社の仕事を終えて、夕食を食べて飲んで寝るだけですが、夜勤であれば日中に遊び歩けるからです。
で、新入社員が見知らぬ土地でどうやって遊び歩くんだ?と言いますと、実は前代未聞の会社の製品運搬用流通便で私の愛用MTBを密かに送付していたのでした。
この図々しさは、あの頃からずっと変わらない。たぶん。そして、さらには、経験値という名のパワーアップにより、今のほうがより一層できる大人になっていますです。
美味しい昼食の後は、赤湯温泉の公衆浴場でひとっぷろ浴びる。
200円なら、一人暮らしであれば湯船にお湯を張るくらいなら温泉に来たほうがいいくらいのお値段ですね。
さて、ここからまた雪の峠越えをして福島市に。そして、茨城県へ。
冬でも東北はおいしいものや見るべき観光地はいっぱいあります。
今時はネットでポチれば大概のものは購入できますが、それでも購入することのできないもの、行かなきゃ味わえないものを目指して、旅をする目的は尽きないんですよね~。
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