2022年8月13日土曜日

おいしいメロンの選び方について考えてみた!


 

 茨城県はメロンの生産量が日本一だそうです。

私が子供のころは、生産量じゃなくて品質が日本一とかだったような気がしますが、気のせいかな?

ともかく、日本一の産地ということで、たくさんの観光客がメロンを買いにやってきます。

私は、自分で購入したことはほとんどありませんが、頂き物などで食べる機会は多いです。

 

そこで、ちょっと考えた。

自分が贈り物としてメロンを購入する場合に、いったいどうやっておいしいメロンを選ぶべきか?

 メロンの糖度は、大体15度前後が標準的なようです。

光センサーで選別する機械を導入しているところでは、14度以上を保証しているとしています。(近隣の農協施設の選別機)

では、それより糖度が低いとおいしくないのかというと、そんなことはありません。

13度程度でもおいしくて甘いと感じるメロンは結構あります。さすがに10~11度とかだと、甘いというには微妙な度数かな。。。

ちなみに、メロンの見た目と大きさでお値段は変わりますが、見た目が悪いからと言って、おいしさとの相関関係はないようです。だから、自分で食べる用途ですと、網目の悪いメロンや多少のいびつさがあるメロンでも味は変わらないので、お値段が安い分お得と思います。見た目も必要なのは、お店でお客さんに提供したり、贈り物として持っていく箱入りメロンの用途でしょうね。

 

そして、おいしいメロンで一番の問題は、糖度が高いのにおいしく無いメロンが存在するということ。下の画像は糖度計の目盛りで、約17度あったメロンなのですが、何故か口に含んだとたん不味くて吐き出してしまいました。。。

つまり、糖度はのっているが、それ以外の雑味の成分が異常に多くて食味をみたときに結果としておいしくなかったという結果になってしまっている。

じゃあ糖度を測定しているのは無駄なのかというと、そういうことではなく、糖度の高いほうが多少の雑味があってもおいしいと感じられる確率が高い。甘味が低い場合は雑味がちょっとでも高いとおいしいと感じるメロンの確率は低くなる。

別な例えをすると、ミカンで光センサー選別して糖度保証をしていますといっても、糖度はあっても酸味も高ければ、結果として甘いと感じない。(ただ、この辺は品種改良によって最近は甘いものが多くなってきているようです。 )

メロンの場合は、雑味(えぐみ)がミカンの酸っぱさのようなものではないから、ミカンよりセンサー選別でおいしいものを選ぶのは難しいのではないかと思う。

毎年メロンを購入するような人であれば、行きつけの販売店や農家さんから購入するから外れる確率はまずないと思うけど、そうでない人に「おいしいメロンの選び方を教えてください」と言われるのが一番厄介だ。

 それは、メロンの現物を前にして、見ても触ってもおいしいものの見分けは確実にできないからだ。

メロンを見てわかるのは、果肉の柔らかさぐらい。

メロンのお尻の部分が、一番果肉の厚みが薄く、押したときに変形しやすいから、そこを押すことで果肉の柔らかさは判別できます。(売り場で素人がやっていると痛むので怒られることもあるから注意!)

 

 結局のところ、メロンの雑味に関しては、メロンを育てている環境によるところが大きいと思われますので、毎年たくさんのメロンを取り扱っている販売店なんかでは、メロンに貼られているシールの生産者をみて仕入れたりしていますので、そのような信頼できるところで買うか、これまた信頼できる口コミで買うしかなさそうですね~(*^▽^*)

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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