2023年1月3日火曜日

時にはフィルムカメラで

 時々部屋の整理をしていると、沢山のカメラ類があるために、掃除の手が停まってしまう。

 


 そこで、たまにはデジカメではなく、フィルムカメラで撮影もしてみるかとなる。

昨年の年末に、TV東京で孤独のグルメSPを観たので、そんな感じで~

フィルムカメラといってもいろいろある。

古くは1950年代のバルナックタイプのライカから、2000年代のものまで。

約50年変わらないのは、フィルムを使うという事だ。

*基本的に私が言っているフィルムカメラは、缶に入ったロール状のフィルムで、その缶状のカセットを装填するやつ。

1990年代から2000年代のカメラは、急速に電子化が進んでいる。

なので、基本的に電源がないと撮影は出来ない。

動かすことが出来る状態に保ってあるカメラでも、いざ動かすとなると電池を買わなくてはいけないから、そこが思案のしどころだ。単三電池駆動できるNIKON F4やCANON T90、MINOLTA α9000は比較的費用を抑えることが出来るなあ~。


 この辺のキャノンとニコンのカメラは、一部制約があるが電源なくても撮影は可能だ。

 そういう意味では、NIKONのFM3Aって2000年代に入って発売された最後のMF一眼レフカメラで、作ってくれてありがとうのカメラなんだよな。

でも、一番初期の頃は電源は使わないカメラであった。

 フィルムカメラとしては、携帯性が良い一番基本的で最初期の頃のライカ社のカメラ。

レンジファインダーなんて呼ばれる、映る範囲を見る装置が撮影レンズと別になっているもの。 その両脇の丸いレンズ窓がファインダーとは別にピントを合わせるための装置になる。


 これは、さっきのカメラと同じメーカーが作ったカメラで、映る範囲を見る装置にピントを合わせる装置を合体させた、進化版だ。だから、映る範囲を確認するのとピントの確認の窓を目線をずらして見比べる煩わしさがなくなった。

何気にフィルムを巻き上げるのが、ダイヤルを回す方法からレバーで一気に出来たり、シャッタースピードを設定するダイヤルが2つから1つに減るなど、かなり便利。

だけどその分大きくなってもいる。 

どちらも電池を使わない最初期の頃のカメラで、シャッターと絞りの値を決めるために別途露出計を用意しなければならない。

今時はスマフォのアプリで測れるから、スマフォを見ながら撮影することになる。

スマフォにカメラがついているのに。。。。

ああ、セコニックのカメラの上につける小さな露出計をどこにやったっけ。。。


 これはPENTAXというメーカーの一眼レフカメラ。K2

一部シャッタースピードと明るさを測る露出計に電源が必要ではあるが、それ以外は電池無しで動かすことが出来る。しかも映る範囲とピントがファインダーという装置で確認出来て、しかもレンズを変えたりズームしても常に映る範囲が正確に見えるという一眼レフ方式。それが上の2枚の画像のレンジファインダーとの大きな違いだ。


 このPENTAX LXもK2と同じように電池無しでも一部のシャッタースピードと露出計以外は動かすことが出来て撮影可能。K2よりも新しいカメラだから小さく軽く進化している。

上のカメラよりほんのちょっと前に販売開始されたのがこのMX。

フィルムの自動巻き上げ装置が取り付けられているが、それを外せば上のカメラと同じくらいの大きさ。

こちらは露出計以外全部電池無しで動かすことのできるカメラになる。

LX開発の基本設計を利用しているからデザインも似ているのだ。

私のMXは、何気にLXのステンレス製カメラマウントを加工して取り付けてある。

LXとK2は時々持ち出して使っているから、今回はMXにしようかな?

MXもブラックとシルバーの両方あるから、2丁拳銃的に使うのも面白い。

これはPENTAXブランドの中では古いタイプの一眼レフカメラになる。

PENTAX SPOTMATICという。

マニア的にはSPⅡと呼ぶ。

このころのPENTAXブランドの一眼レフカメラは、一番の黄金期で、沢山の派生モデルが存在した。基本構造が良いので、時々整備してやれば約50年前のカメラでも問題なく動く。それは一番上の方のライカ社のと同じだ。

カメラ上側のシャッターダイヤルには、フィルムの感度を設定するダイヤルが組み込まれている。露出を設定する2つのボリュームを同軸上に持ってくるという合理性。

ちなみにフィルム巻き上げレバーに見える黒いプラスチック製の指あては、同じダイカストボディーの設計を使った、後のKMというカメラからの移植。

レンズを取り付けるマウントがスクリュータイプというねじ込み式から、回転方向に一定角度ひねるだけのKマウントに代わった際、ミラーボックスと呼ばれる部分は結構変わったが、それ以外はかなりの部分が転用されている。

そういう事もあり、カメラ底部のカバーは、KMが製造中止になった後も長く作り続けられた後継機種のK1000から移植してある。

なぜ移植したかというと、電池を現在でも普通に売られているLR44タイプが使えるようにするためだ。

しかし、改造した私がうっかり忘れていた。電池のふたに「+」と刻印されているが、このカメラでは蓋とフレーム側がマイナスになる。逆なのだ。


よし、今日はPENTAX SPⅡにしよう!

先ずはカメラ屋さんに行ってフィルムを買わない事には話にならない。

えっ!!!

こんなことってあるのだろうか?

フィルムのすべての種類が供給困難な状態になっている。

ヤクルトのY1000がいつも品切れ状態なのを横目に、ふ~~~ん、俺には関係ないやって思っていたが、こんなところで世の中の供給問題に遭遇するとは。。。

それでもベルビアが1本だけ残っている。

まさに神様が「お前、今日だけ特別だからな」って取り計らってくれているとしか思えない。

ありがとうございます。お恵み頂戴いたします!

さっそく装填!


土浦市の駅前。

飲み屋を含めて食べ物屋さんは今も昔も多い。

ただ、昔この辺にあった古本屋や、子供の頃よく来た模型店など、昔からのお店はかなりなくなったか廃業している。

正月でも開いていたとんかつ店へ入ってみる。

駅ロータリー付近ではもっと開いているお店は多いが、駅から離れるにつれて昔からのお店は、昔のとおり正月は休業である。

お店に入ると、駅伝をTVで見ながらご近所さんとの世間話をしているお店の人の話し声が。

 そういう何気ない雰囲気も一興ですなあ~

私の行きつけの自転車店。

SPECIALIZEDは直接代理店ではないので、オンラインショップでALLEZを買いましたが、今後もいろいろお世話になる予定です。

そんな土浦に一大自転車商業施設が出来ました。

それがこちら。

自転車と泊まれるホテル。(今までも普通に全国どこのホテルでも自転車は持込出来ますが、ここはサイクルラックなどの専用設備があるからそういうことになっている。)

そこにSPECIALIZEDのバイクが飾ってありますが、何らかの関係がある様子はないです。。。

一応自転車販売店も入居しています。

出先で忘れて困ったものなどは、ここで購入することが出来ます。

駅の方はというと、霞ヶ浦方面の通路に自転車の開梱&組み立てスペース。

駅の東口を出たところ(エレベーター隣)にはサイクルステーションという着替えと汚れ落としのスペースがあります。

そして、駅の西口に戻り、モール505という道路高架下の商業施設を抜け、土浦セントラルシネマズへ。

昔、正月映画を観にここまで来たことありましたね~

この正面にも映画館があったし、その先の路地の方には大人の映画館も。1990年代のビデオが普及&大型ショッピングモール内に映画館が出来だしたころからだんだんと映画館がなくなり、今土浦ではこことイオンモールの2か所。

町の変化をカメラに収めながら、ぐるっと散策してきました~








 

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