2018年7月21日土曜日

青森県 保存鉄道の旅 前編

7月も後半、首都圏では連日の猛暑日と西日本豪雨の被害が報道される中、わたくしは涼しい北東北へ行ってきました!
 今回の旅の目的は、青森県で過去に存在していた鉄道の跡地で、列車を動態保存しているところを訪ねる事です。ただし、わたくしは単なる鉄道マニアではないので、鉄道以外にもいろいろと見て廻る旅なのですよ。

先ずはここです。南部縦貫鉄道の七戸駅跡地。










南部縦貫鉄道といっても、地域を貫通しているわけではありません。
志はそのような形であったのでしょうけど結局は未完のままに終わってしまった路線です。

旧駅前にある観光地図。

茨城県人のわたくし、地図を見ると意外と共通点が見てとれる。地形が意外と平坦で、これといったアピールポイントが無い。まあ、全国の自治体の中で何かしらのアピールポイントがあるところっていうのは少ないと思う。そういう目立たない中でのきらりと光るポイントを見つけていかなくてはならないのが観光の難しいところですよね。(;^ω^)

早速案内していただいてからの、車庫内見学。










 現在では有志の方達が当時の車両を動かせる状態に復元作業中らしいです。
こういうのを趣味としてやっていくのも面白いですよね。
その過程をブログなどで発信して、お仲間をさらに集めたりするのもよいかと思います。
このような活動って、収支でみてみると絶対に成り立たないことではあると思うので、このようなことに興味がある人達が手弁当で集まって、ワイワイガヤガヤ楽しんで、周りの人たちをも巻き込んでいく形がいいのではないかなと思う。
若者が将来どんなことをしたいかで悩むように、大人も近い将来どんな形で老いていくかを考えなければならんですね。

おっ!
これは列車を動かすやつですね。
結構大きい。以前に足尾はもっと小さかった。
連結器を持ち上げるようにして列車の重量を加え、軽い車体でも重く大きなものを動かせるようにしていると説明されていましたね~(栃木県の足尾で実演していたやつ)

 一通り見学をさせていただいて、お土産購入。
こっちはエラー記念券です。
何がエラーかというと、新しく車両を導入した際に増車と表現してしまったところ。
実際には稼働する車両の台数は変えずに導入したので、増車との表現は不適切となったようだ。というのは、車両を増やす手続きというのは結構面倒なもので、会社への金銭的な負担も大きい。今まで使っていた車両のうち1台を休車として、使わない車両という事にして万が一の時の予備にとっておき、新たに購入した車両を休車の代わりに運用するので、増減はない。
この当時から結構経営は厳しく、運転士が他の業務も兼務するなどの何役もこなすような形だったので、そういう運輸規定などに詳しくない部分があって作っちゃったのであろうと思う。
話は変わって最近の話題では、千葉県のいすみ鉄道で民間公募の社長が退任されましたけど、その社長の就任当時と今とでは若干ニュアンスが異なっている。基本的に地方の鉄道会社単体での経営改善ってまず無理なんだけど、就任当時は社長になりたいがゆえに改善できるような説明をしたのだと思う、多分。しかし、現在では鉄道を介した地域社会の貢献という形に変わってきている。でもまあこれも周辺の商売をする人たちからすれば微々たるもので、当人も数値での評価を否定するような発言もある。
実際には鉄道として生活に活かされるような役割は、今後継続できないと思う。 橋一つ付け替えるだけでも何億円もかかり、先に廃止された三江線よりもっと大変なすったもんだになるはずだ。なので、近い将来いすみ鉄道も保存鉄道化することとなるのではないかと思う。そういう予測があるから、社長退陣も当人にとっていいころ合いであったと思っている。

 旧七戸駅で見学を終え、近くの牧場へ。
この牧場の並木付近にも、その昔駅があった。それこそ北海道にある簡素な駅だったですよね。

 ここには結構な数のお客さんが入っている。
海外からのお客さんも多数いるようだ。

毛を刈ってもらえないジンギスカン、この暑さでぐったり。。。。

 わたくしは、牧場といえばソフトクリームでしょう!!!
という事で、美味しいソフトクリームを、溶けるのと先を争うようにいただく。

 そして、国道を北上し野辺地町へ向かう。
その途中、日本中央の碑を発見!
気になって寄ってみる。だって蝦夷の地に中央って不思議でしょ。




 へ~、日本という言葉は元々中央政権(大和朝廷)の権力の及ばない地という事であったのか。アイヌ同様に記録に残す文字文化が無かったようなので、詳しいことは解明されてないようですが、集団的な武力行為を得意でなかった人たちが滅ぼされていく過程での物のようですね。
 まあ、茨城県も昔は縦穴式住居や洞穴に住む人たちを中央政権が滅ぼしていくところから歴史に残る記録が始まっていますからね。(風土記より)

そして野辺地駅へ!
ここは柴崎選手の地元、アントラーズがある茨城県人も知っておかなくてはいけない土地です。(-ω-)/

とりあえず来たからには野辺地とりめしを購入!

 からの、むつ市までひたすら車を走らせて銭湯へ。
街中の寿湯。本当に営業しているのか不安になる。。。




こういう怪しべなところが好きな私。

で、市内のスーパーで夕食を購入。

 カニはちょっと冒険できませんでした。。。
今度来た時にはぜひ!



イカずくし!

カレイの煮つけ。

地元のモズク!!
まぐろ同様に地元ではあまり売っていません。
(マグロは海外からの冷凍ものを売っていて、地元産はありません)

と、いろいろ購入して車中泊で頂く!

2日目、後半へ続く










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