2021年8月13日金曜日

クルマのセキュリティ装置を作りました!

 最近は車の盗難が多くなってきている。

近隣では、レクサスやランドクルーザー、ハイエースなどの海外でも人気のモノのほか、相変わらずのトラクターやトラックなどの作業車なども多いようだ。

最近の車はイモビライザーなどの防犯装置が標準装備されていて、しかもエンジンを始動する方法も随分と難しくなっているがそれでも盗まれるのだから、古い車はイチコロですね。(;^ω^)

 

という事で、ささやかながら我がビートにも取り付けることにしました!


 そもそもがオープンの車だし、乗り込むことはいとも簡単。物理的には、簡単に移動することが出来る車です。。。('ω')ノ

なので、盗難防止を車自体に施すとしたら、タイヤロックとか、車の牽引ポイントと車庫をチェーンで結ぶとかかなあ?

防止は防止ですることとして、そのほかにも車の追跡装置を自作することにしました!

 

用意するのは、もう使わなくなったiPhone5c。

定期的なセキュリティーアップデートが既に配信されなくなり、機能自体もVoLTEに対応していないからもうすぐ携帯電話機自体としても使えなくなる。LINEとかのアプリ経由で通話は出来るけど、iOSのセキュリティーアップデートが配信されなくなったので、アプリ自体も最新版の利用が出来なくなっている。本来のスマフォとして使うには、セキュリティー的に弱いので、使用はしない方が良いiPhoneです。


 そして、DAISOで購入してきたUSBシガー充電器。

これで車からiPhoneへ電源をとります。

といっても、普通にシガーソケットに差し込んで電源をとっても、車を駐車してキーを抜いた状態では電源供給できないし、そこにスマフォがあるとすぐにわかってしまっては、直ぐに取り除かれてしまうので、取り付ける意味がない。

そこで、充電器を分解して中身を取り出して加工します。


 iPhoneの方も格安SIMをセットします。

ネットを検索すると、一番安い所の契約で月々200円台。

私は以前から使用しているNTTコミュニケーションズのデータ通信SIMの容量シェアSIM(1つの契約で4枚までSIMを追加発行できる)を使います。

今までWIFIルーター用に使っていて、その機器とSIMカードのサイズが違うから、加工して合わせます。ちなみに下の画像の左が加工途中のものです。接点のパターンが違うから、単にサイズを合わせるだけではだめで、iPhoneのピンがちゃんと接触する位置にくるように加工します。

iPhoneを初期化して、キャリア設定をし、WIFIやBluetoothをオフにする。

だって、スマフォ持っていたら電波ですぐにばれちゃうから。。。

各種設定が終わったら、モバイルデータ通信を必要なもの以外全てオフにする。

電源部分も加工完了し、配線も出来た!

はい~、これで完成!

これを車に設置する。

DOCOMOの4G電波が届く範囲であれば、所在地がわかります。

自分が使用中のiPhoneで表示確認をすると、ちゃんと所在地を示してくれます。

スマフォのGPSで計測した座標位置をDOCOMO通信網で送ってくれる。

初めはAppleが新しく販売開始したAirtagを検討していたのですが、位置を判別するためには近くにiphoneなどのApple製品を持った人がいなくてはならず、逆に持っている人がいる場合にはそこにAirtagが存在することがばれてしまうので、ストーカ被害防止ならば有効だが、盗難防止としては事前に取り除かれてしまうから全く意味がない。

(最新のiPhoneでは、画面の矢印であるところを表示してくれる)

盗難被害にあった場合、よく時間との勝負と言われているが、それは盗難にあってから解体されるまでに1日もかからないからだ。

この装置なら、気付いたその時に場所がすぐに確認できるから、犯人が走り去って移動中なら移動している現在地を表示するし、解体工場に停められていればその場所を表示する。


と、こういうものを秘かに取りつけていますので、どうか私の車は盗まれませんように。。。(;^ω^)












 

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