2012年7月1日日曜日

たちばな

私が住む地方には橘と呼ばれる地区がある。
地名としてではなく、地方の名前。今の小美玉市内、古くは小川町、そのまた昔は橘村であった地方です。史実に残る橘郷に由来するこの地方名は、昔橘の木が沢山生い茂っていたことから名付けられたということらしい。以前ブログで紹介した、日本武尊の東征で、東京湾で身を投げて亡くなった嫁さんの名前とこの地方の名前をかけて、伝説として残ってもいる大変おもしろい地方であります。
この間樹木の橘について調べたら、今は静岡県以南でしか見かけられない植生となているらしい。気候が変わってしまったのだろうか?それとも開発のせいだろうか? 私の記憶にある時代においても、野生の蘭がブームとなり、一株数十万円にもなった事がある、それゆえハンターが近隣の山をくまなく探しまわり、今では絶滅してしまっている。 ちょっと珍しい植物はすぐに盗掘にあうから、それで無くなってしまったのかもしれない。 そういえば、つつじも野生では見なくなったなあ・・・・

そんな日本固有の柑橘類である橘を購入しました。
実の大きさは金柑くらいです。茎のてっぺんに沢山生るようであります。
ここから種をとります。
これを発芽用の水耕栽培ジェル上に蒔きます。
なぜかってえと、種の状態が簡単に観察できるからです。

昔々のように、橘の木が生い茂る橘郷になるといいなと思いつつ、沢山栽培していきます!

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