2020年4月23日木曜日

RICOH GRⅢを買ってから半年たちました

実はRICOHのGRⅢというデジカメを昨年購入しました。

以前は、GR10、GR1s、GR21と3台も所有していましたが、それらは全部フィルム時代のカメラで、デジタルになってからは全く使っていませんでした。
理由は、一言で言うと「スマフォでよくね?」と思っていたからです。

RicohのGRデジタルの購入を検討していたころ、その前にコンパクトデジカメのPENTAXオプティオあたりをたくさん持っていました。どれもズーム機能の付いたポケットサイズであったり、防水カメラであったりしたやつ。それよりももうちょっと画質がいいやつが欲しいと思ってSONYとかCANONのお高いやつも含めて検討していた。
その頃、ちょうどスマフォをAPPLEのiPhone4sに乗り換えたのですけど、それの8Mピクセルカメラが素晴らしく使えるやつだった。(今使っているiPhoneSEは12Mピクセル)
なので、デジタル一眼レフカメラを何台も持ってるし、滅多に使わないであろう特に目立つ特徴もない高価なカメラを買わなくてもいいかな、ってなってしまいました。
じゃあ、なにがそんなにいいのかというと
1-カメラの起動がとにかく早い。
 これは普段使いするスナップカメラに最も重要と思っています。
 コンパクトカメラって、起動する時にいろいろな初期動作をしてシャッターが押せる状態になるまでに結構な時間がかかる。デジタル一眼レフではそこが結構早かったりするから、それまでのコンパクトカメラって、コンパクトさと引き換えにしょうがないと思って作っているかのようであった。 それがスマフォのカメラって、ロック解除しなくてもどれかボタンを押して画面を指でなぞればもうスタンバイ状態になる。計測すればそんな大きな差ではないかもしれないが、使った感覚として待たされるイライラが無い。そういうシークエンスがうまいのかも。
2-見た目の画質が良い。
 あんな小さなレンズで、8Mのカメラになっていて、何気なく撮影した画像を鑑賞すると、当時のコンパクトデジカメより写りよくないか? いや、確実にいいぞ!と思える絵だった。聞くところによると、ユーザーの撮影データのフィードバックから得た膨大な情報をもとに、いろいろなきれいに見える処理を自動でやっているのだとか。しかも自然に見えるように。そういうところは、ビックデータを持っている企業、しかもそれを元にいろいろなソフトウェア技術を次々に試みている企業には、カメラ製造専門の会社は到底太刀打ちできない部分かもしれないな。

それがなぜGRⅢを買ったのかといいますと、後からスマフォのアプリなどを含めて画像処理をする前提であれば、画像処理前の絵がよりきれいに処理しやすいものなら、コンパクトデジカメを買う意味があると思ったからです。これはデジイチも同じですよね。

わたし、もともと今までのデジカメでもストロボはうまく使いこなせなかったから、ストロボってほとんど使わないんです。なので、ストロボが無いのは全然気にならない。

機能的にもいろいろうまくまとまっていて、大きく不満な点なんかはない。

ただ、いくつか注文はある。
1-スマフォのように環境光センサーが欲しい。
 スマフォってある程度自動で使っている時の周りの明るさを測定して、自動的に画面の明るさを調整してくれる。対して、デジタルカメラって明るさを自分でいちいち調整しなくてはいけないものが多い。
2-AFを賢くしてほしい。
 花の写真とかを撮影していて、AFが思った位置にあわないとLCDの画面をタッチして再調整を行うが、AFのエリアはタッチで選択できてもAFのピント位置はほぼ選択できない。(FnボタンでAFロックして前ダイヤルで位置調整って指攣るわ!) これがスマフォだと、何度かタッチしていると、「えっ?これ違うんですか?」みたいな感じでピント位置をちょっと変えてくれたりする。スマフォなんかは露出も撮影しないで画面を眺めていると、え~こんな感じでいかがっすか?みたいにちょっと変えてくれたりもするし、そういう使い勝手は賢いなあと思う。
3-画面表示をもっとおっさんに優しくしてほしい。
 例えば露出補正とか、設定をいじって撮影をし、次に撮影する時につい設定を戻し忘れたまま撮影してしまったりする。そういう設定変更した項目とかを同じ白色表示ではなく黄色表示とかにして、ぱっと見で分かりやすくしていただくと、間違いにくくていいかなと思う。もしくは、カメラファンクションで通常と強調表示を選べたらよいかな?

と、欲の塊であるわたくし、欲を言えばきりがないのでとりあえずこの辺で。。。。

兎にも角にも、結構使ってますよ~
















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