2020年4月18日土曜日

外出制限下のお遊び 4

前回に続きお遊びシリーズ。
新型コロナウィルス(COVID-19)で外出するなといわれても外出したい! 
それができるのは田舎だからでもある。
ソーシャルディスタンス(人間同士の社会的距離)を考えてとらなくてはいけないほど人がいない。今回記録を書く場所も人の気配を感じたのは数人程度。これが鹿島神宮や筑波山神社、笠間稲荷だったらそうはいかなかったであろうけど。同じ神社仏閣でも場所によって違う。

初めの場所は日立市にある大甕神社(おおみかじんじゃ)です。





ここをはじめに書いたのは、前回書いた蛟蝄神社(こうもうじんじゃ)と同じように「君の名は」の参考にされたという縁があるからです。ネットでの情報によると、主人公の神主さんの両親が出会った場所らしい。小説版の作品を読んでいないから詳細はわかりませんが。
 この神社が出来たのは皇紀元年ということで、鹿島神宮などと同じなのかな?
神社の由緒などを読むと鹿島神宮と香取神宮の神様がこの地を平定しようとしたときに、星の神様が唯一従わなかった。それを機織りの神様がここに封じたらしい。星の神様封印の地。

この裏手にご本殿がある。
 そこまではちょっとした山道。



岩の上に本殿発見!

ここに天羽槌雄神が祭られているようです。
おっ! ちょっと気になったのは扉のところの穴。
あれってご神体を盗もうとしてあけた穴みたいだ。

筑波山のお隣、加波山山頂近くにある神社でも同じような穴があり、神社の人に聞いたことがある。小さな穴をあけて、中のご神体を確認した跡らしい。
この常陸近隣でいうと、旧十王町の山の上にある神社でも盗難があった。夜に無人となるからどうしても盗難などの被害にあいやすい。

甕星香々背男をお祭りした社にも穴が開いてる。
実際に盗難にあったかどうかはわかりませんが、こんな国道6号線沿いの神社でもそういうことがあるんですね。

星の神様だけに社の印も星だ。
間違ってもおばけのQ太郎のドロンパが祭られているわけではない。

この星の神様を治めた機織りの神様は、以前の記事でいえば神栖市の蚕霊神社も絹織物関係の神社ではあるが、日本の機織りって福島県の昭和村で受け継がれているようなからむし織も古くからある。神社関係でいえば日本では神事に使う大麻の栽培を許可制で行っていて、伝統文化を守っていたりもするので、麻やからむしから出来た糸を使った機織りを指していると思ったほうが自然だ。だからちょっと違うと思う。蚕霊神社はお蚕様で、こっちは機織りで有名な土地の人といった感じか?
今風に言えば、茨城県人=納豆の神、栃木県人=餃子の神みたいな感じ?

と、こんな感じで、神社巡りはそれに関わる歴史や風土などをいろいろ調べて客観的に推測したり、様々な知識を得るという意味ですごく楽しい一人遊びだ。

不要不急の外出自粛要請中につき、御朱印などは頂かずに境内を見てまわる。

ただ、こういうのはついやってみたくなってしまう。。。

そして、鶏なんかにちょっかいを出して帰っていました。













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