2023年10月30日月曜日

GARMIN Edge130修理

 実は、先週に奥只見をぐるっとサイクリングしてきました!


 

南郷の道の駅から、桧枝岐、沼山峠を越えて、奥只見へ。

そこから銀山平、枝折峠を越えて一旦新潟県側の町へ下りて、そこから六十里越を経由して、田子倉湖から只見へ。そして南郷に戻る。

そこで、サイクルコンピューターのedge130が止まってしまいました。

多分バッテリーの劣化と思われます。。。

 

ということで、既に修理の対象ではなくなったedge130をよみがえらすべく、バッテリー交換をします。

インターネットとは有り難いもので、家に居ながらにして互換バッテリーを探して購入することが出来るし、先駆者の記録を参照することも出来る。

先ずはネット注文した互換バッテリーが到着するのを待って、作業を開始します。

分解するには、この画面の周囲にある隙間にへらを突っこみ、画面を剥がす必要があります。


 周囲がぐるっと両面テープで貼り付けられていますので、出来るだけ傷をつけないように、ゆっくりと根気強く浮かしていきます。浮いてきたら、両面テープを切るように剥がします。

そしたら、USBコネクター部を外す。プラスネジ2本外すだけです。

そしたら、トルクスネジ4本をはずすとメインの基盤が外れます。

私はめんどくさいのでメインの基盤からディスプレイ基盤のコネクター2か所を外していません。(;´∀`)

バッテリーのコネクターをはずしたら、いよいよ組み立てですね。

ちなみに、コネクターには外し方がありますので、壊さないように注意が必要です。

交換用バッテリーに2本あるリード線は、BEEP音を鳴らすPCVへ接続するものです。

はんだ付けしなおして、リード線をきれいに処理します。

バッテリーの固定は、ちょうどチューブラータイヤをリムに貼り付ける両面テープがその辺にあったので、これで代用します。

さあ、コネクターを接続し、基板を組んでいきましょう。

(コネクターにくっついていたスポンジは、衝撃でコネクターが外れないように補助する役割をするものなので、無くても作動はしますが、つけておいた方がいいです)

一旦組めました。

動作チェックをしてみると、作動問題なし。

仕上げにかかるわけですが、ここからが一番時間かかる作業です。

画面周囲に貼り付ける両面テープをきれいに貼り付ける事。

その前に、きれいに両面テープの破片を除去しなくてはならず、超めんどくさい。心が折れたので、今日の作業はここまで。

そうそう、互換バッテリーですが、

標準 

3.8V 180mAh 0.68Wh

に対して

3.7V 150mAh 0.56Wh

最大作動時間は短くなりそうですね。。。。(*´Д`)










2023年10月9日月曜日

ジャガイモの秋作は難易度高いの巻

 実は、8月に中央構造線を車でドライブいたしました。

その時立ち寄ったのが、信州遠山郷の下栗の里。

その昔、ムーンライト信州という青春18きっぷで乗る事の出来る夜行列車で、諏訪湖まで輪行で来て、諏訪湖からMTBで同じく中央構造線をサイクリングしたときに、初めて立ち寄ったのがここ。

この南アルプスに近い長野県飯田市の下栗地区。

この山肌にある土地で作られている特産物。


 

 下栗の食事処で食事をするときにも、添えられています。


 これです。

下栗イモと呼ばれる、この土地で昔から作られているジャガイモ。

ジャガイモって、古くは江戸時代に西洋から渡来し、長崎経由で日本各地に広まった作物のようです。ヨーロッパの国が、世界各地を巡って植民地化政策をしていたころに、南米から自国を通じて、船乗りの保存食として積まれていた食料。

芽が出てくると毒をもつから、けっこう扱いが難しい保存食のような気がしますけども。


 美味しかったから、生のイモも買ってきたのですけど、これを植えて増やせばもっとたくさんおいしい芋が食べられるじゃん!という欲張りな考えで、8月下旬に栽培を始めました。

って、始めたんですけれど、一向に芽が出てこない。。。

ネットで調べると、太陽にあてて芽出しをしてから植えると発芽がうまくいくというようなことがかかれていましたが、芽が出ないんです。

そして、いくつかは腐ってくるものも出てきた。

しょうがないから、もうやけくそで半月以上経過した9月の中旬には プランターにすべて植えました。

そして、10月に入って芽が出てきた。

思えば、9月の下旬まで、夜中でも熱帯夜に近い25度近くまでの気温があり、ジャガイモから芽が出てくるまでかなりの高温が続いていました。朝7時で27~28度ほどあり、最高気温は30度を軽く超えてるし。

多分このことが要因ではないかと思われます。

そして、10月に入って、気温が一気に10度位低下し、平年並みに戻った。

ただ、例年初霜は11月には来るので、実質的に発育が可能な時期は1か月と少々しかない。

 今回はプランターなので、霜よけは場所を変えれば可能。

しかし、露地栽培となると、来年は芽出しに成功したとして、30度になると成長が止まるってネット記事に書いてあったジャガイモをちゃんと育てられるか不安が残る。

2年目も、秋作でやるとしたら、条件を確認しながらの複数実験になるかな~

茨城県南部のわたくしの家周辺でも、ジャガイモの秋作をやっている家庭はあるので、出来ないわけではないと思う。

ほうれん草→トウモロコシ→ジャガイモって感じで1年を回せると効率よいような感じするので、来年はその辺確認してみよう。
 

 

 

 

 

 

 

 

2023年9月23日土曜日

SPECIALIZED ALLEZ SPRINTの現状

 そういえば、部品交換の様子をずっと書いてきて、組み立て完了後はどうなのかという事を書いていなかったことに気付く。(;´∀`)

 

この夏は特に暑くてやる気ダダ下がりではありますが、それなりに走ってはいます。

部品交換してから1000キロ以上は走ったのではないかなと思います。




 SHIMANO105コンポーネントから、長年慣れ親しんだcampagnoloのシフトレバーにして、まさに人馬一体感。体が覚えているってやつでしょうか?

 

11段ギアでチェーンの斜掛けは、フロントディレーラーのトリム調整がシマニョーロのために無効になってしまい、結構調整はシビアになってしまいましたが、なんとかディレーラーに擦らないような位置に調整出来ています。

リアディレーラーも、ギア鳴りなど問題になるような部分はないです。

ただ、デュラエースのリアディレーラーの一番チェーンの張ったフロント50Txリア30Tの状態では、プーリーの音が気になりますね。プーリーだけスーパーレコードのものに変えようかな?

あと、GROWTACのイコールプーリーは、素のままでは全く調整がきかなかったために改造したものがエルゴレバーに組みつけられています。その状態でも問題なく使えていますが、そのうちにこの部分は3DCADでちゃんとした部品を作って組み替えようと思います。

なんと、今時は3DCADが無料で使えてしまう時代になっているんです!

AUTODESKのFUSION360というソフトをインストールして、鋭意制作中。個人使用の場合は使用権が無料で、出来た部品を3Dプリンターの出力業者に発注すれば、個人でもお安く部品が作れてしまいます。いい時代になったものですね~

 


 そうそう、これも自己責任の改造ですが、SPECIALIZED ALLEZ SPRINTに本来は組み付けることのできないTREKのRCS PRO Brendrステムを組みつけました。

ワイヤー変速のシステムをかっこよく組付けられる(個人の感想です)というだけの理由で、つけちゃったのですが、こちも今のところ問題は発生していません。回転方向の位置決めがちょっと心配ではありましたが。



 ついこの間はツールド東北に参加し、200kmを走ってきました。

サドルもグラベル用のベースがしなるものに組み換えをしたため、長距離でも快適です。

これも個人的な見解ですが、いくらクッションが厚めでも芯が固いサドルは、長距離を走った時に結構お尻へダメージがくるんですよね。昔はそういうのをシートステーやチェーンステーの形状などで軽減しようとしていたんですけど、それをやると乗り味が悪くなる。



 そして、ツールド東北後にさらに部品交換!

リアディレーラーのハンガーをダイレクトマウントのものに交換しました。


 この部分を交換するのです。
SHIMANOのR9100DURAACEリアディレーラーの部品を一つ削除。

 これで、約10gの軽量化。(*^-^*)

 


 軽量化のためというより、見た目重視!?


 ついでにディスクブレーキのローターをカンパのものに変更。

 これで前後で30g軽量化。



 合計40gの軽量化ですが、重量を削るよりも自分の走りに如何にストレスを無くすかの方が重要でしょうね。タイムを争う競技者ではないので、数値上の速さより体感上の速さの方が重要なの~。

 

 

 

 

2023年7月9日日曜日

SPECIALIZED ALLEZ SPRINT部品交換開始! その6

前回、シマノのディレーラーとカンパニョーロのエルゴレバーの組み合わせ、一般呼称でシマニョーロというやつで問題が発生しました。

グロータックから発売されている、カンパのエルゴレバーでシマノのディレーラーを引くための、ワイヤー引き量を調整するイコールプーリーというもので様子を見ましたが、その状態から改造するにあたって、確認のために条件を変えてテストを行います。

 

そもそもシマノのSTIレバーあるから、これを組み付ければ1時間でロードバイクは完成するであろう。でも、それではだめなんです!

カンパニョーロのエルゴレバーが使いたいんです!

じゃあ、ディレーラーを同じメーカーにすればいいじゃないかと言われそうですが、それはどうにもならない時の最終手段です。シマノの方が軽くてギアのキャパが広い。しかもカセットスプロケットもお値段安くてお得だし。(と言いながら、基本的にどっちのメーカーの製品も持っている。)

なぜなら、バカだから!


 最も一般的で確実な組み立て方法と、組み合わせはわかっている。


 カンパのアウターはもったいないから、そこら辺にあったジャグワイヤーのアウターを使おう!


 直結!!!


そして、ワイヤーもニッセンの1.1mmから純正品の1.2mmに変更してみる。

シフト動作の傾向自体は一緒だ。

11T~真ん中くらいまではワイヤーの引き量不足。

30T側は過多気味。

 グロータックのイコールプーリーでいうと、ちょうど直径の短い付近をそっくりかさ上げする形になる。


さあ、TREKのBrendrステムの取付の際にもお世話になったMISUMIさんで部品注文したシムテープを使い検討開始!!

ちなみに画像の左側にあるのが、ステムの高さ調整の際に余ったワッシャーです。(;´∀`)

実際には、回転方向の突起部分をさけるようにワッシャーをC型にカットしているので、画像の内径28.5mmではわずかに小さいのですけど、全く問題はありません。ただし、回転方向の位置決めを無効にする形になってしまいますので、実走で問題が起こらないかは確認を要します。(そもそも誰も保証していない組み合わせになるから、全ては自己責任なのは言うまでもない。)


仮に両面テープで貼り付けて、かさ上げが有効なのは確認しました!

 そして、かさ上げをすれば、30T側の引き量過多もバランス的に無くせる事もわかった。

これで修正量は決まりましたので、両面テープではなく、シムテープを接着して、いよいよトータルでのシフト調整を完了させる時が来ました~

 

続く~

 

 

 

 

 







2023年7月3日月曜日

SPECIALIZED ALLEZ SPRINT部品交換開始! その5

 前回に引き続いて、ワイヤー調整に入ります。

アウターケーシングは、ニッセンケーブルを使用しています。

そのアウターケーシングをワイヤーカッターで切ろうとすると、切断面がきれいに仕上がらないので、ディスクグラインダーを使います。

ホームセンターで安く売っているから、1台あると何かと便利です。

私のこれは、3980円で売っていた中国製の製品です。ちょっとした自転車の工具を買う位の値段で買えちゃうんです。


 注意点としては、切断面はきれいにできますが、切断時の熱でアウターケーシングの中のインナーライナーがチリチリに縮れてしまい、ケーブルが通せなくなってしまいます。

ではどうすればいいかと考えまして、初めからケーブルを通して切断することにしました。

ニッセンケーブルのHPでもディスクグラインダーを使用した切断方法と治具の販売をしていますが、実際にケーブルを切断する状態としましては、バイクに配線した後に長さの具合を確認しながら行うので、HPのあのようなケーブルを取り外した状態での切断はやりません。(私個人のやり方ですが。。。(;^ω^))

熱でインナーライナーが収縮してしまっても、ケーブルがあることによってケーブルの直径分は何とかなります。 これは、実際に使用しないワイヤーの端っこを利用します。切断後は取り出せるように考えて切断しましょう~

また、ケーブル内装の場合には結構曲げのきつい部分にもワイヤーを通すことがありますから、切断したワイヤー先端はカーブでインナーライナーを引っ搔いて傷つけないように、ハンダ盛をして通しやすくしておく必要があります。


 

 リアディレーラー部分は、上記の方法でやる前に、一回失敗しまして、アウターケーシングがちょっと短くなってしまいました。。。


 カンパニョーロのワイヤー調整で一番気を付けなければいけないのが、この部分です。

エルゴレバーにアウターケーシングを接続する部分。

きれいに奥まで差し込んで、完全に隙間を無くす必要があるのですが、ハンドルバーに取り付けたこの状態では、それが確実にできているか確認が難しいです。

もしこの状態で突き当てまで完全に差し込まれていないと、ディレーラーのワイヤー調整をしたときに、ワイヤーのテンションによって隙間の量が変わり、調整が決まらなくなってしまいます。

ニッセンケーブルのシフト用アウターケーシングは、被覆がよじれて確実に差し込みが出来なかったから、あえて差し込む部分だけを剥がしてあります。

 そして、ハンドルを切った時などでもアウターケーシングが出来るだけ動かないように、ビニールテープで補強。

 


 フロントディレーラー。

実際に動かしてみると、変速は出来る。

ただ、カンパニョーロとシマノのどちらのメーカーでも、フロントディレーラーでトリム調整が出来るようになっているのですが、調整動作が違うせいか、うまく調整できない。

じゃあ、カンパニョーロのFDにするかと迷うが、FDアームの長さがあるので、リアタイヤとのクリアランスが少なくなるから、しばらく検討しよう。


 リアディレーラー側は、11T~30Tまで作動させてみると、11T側では移動量不足気味。30T側は移動量が多めになる。そして、11T側から3枚くらいシフトさせたところでシャラシャラ音がしてしまう。


 リアディレーラーのワイヤー固定位置とアームの動きを観察してみると、11T側はアームを斜めに引っ張っているが、30T側だとほとんど平行に引く。

この辺を計算して、イコールプーリーって真ん丸ではないのかなとは思うが、実際の動作ではいまいち。。。。


 しょうがない、一旦エルゴレバーをばらして、このプーリー形状をいじるか。。。


 樹脂パーツを削ると元に戻せないから、イコールプーリーにシムテープ貼ってワイヤー引き量検討をしてみます。