2023年12月5日火曜日

CASATI のメンテナンス

実はこの間、東京の下町を散策してきました。

江戸川の河川敷あたりに車をとめ、そこから自転車で巡ります。

チョイノリ用に、折り畳み自転車などは持っていないので、四半世紀前の古い自転車を引っ張り出しました。

 河川敷をちょっと走り、荒川経由で荒川区の下町へ。

橋を渡ったところに、昔のドラマ「トリック」で山田直子のアパートに設定されていた建物がありました。ごく普通の建物ですが、2階が今でもアパートの表示がされているので、実際に誰か住んでいるのでしょうね。


 

 小腹が空いたので、ちょっとその辺のおにぎり屋さんでたい焼きをつまむ。

路地に小さいお店がけっこうあって面白い。

都電荒川線沿いを走り、三ノ輪商店街へ。

コロナ過以前から比べると、何件か閉めたお店があるような気がしますが、それでもまだまだ多くのお店が営業していた。

 

 

蕎麦屋さん 砂場でカレー南蛮。

店内は地元のお客さんばかりで、ゆっくりしている。

googleマップでは、通常表示される口コミとかが一切なくなっていたので、もしかしたら閉店してしまったのかな?って、ずいぶん心配しましたが、営業していてほっとした。

もしかしたら、口コミとかでお店の雰囲気が荒らされるのが嫌で、表示を拒否しているとかあるのではないだろうか?

わたしも、お店の営業時間や店休日、メニュー位でいいと思う。

 仮に、グーグルマップに画像を載せたとしても、いわゆる「映える」かどうかで、見た目で味とかわからんし。。。

そこから白髭橋渡って亀有へ。

ここら辺までが下町かな~

もう一本川を渡れば、そこは田畑が広がる土地が増えるから。


そして、数日後。

結構錆なども出てきてるな~なんて思いまして、自転車の錆び取りします。

先ずは、科学的に錆び取り。


 我がCASATIちゃん、もう一台所有しているTOMMASINIよりも若干古いフレームです。

TOMMASINIのVELOCISTAは、確か1990年台に会社に勤めだした頃、フレームだけで36万円したから、ボーナスも使って新品を買った思い出がある。それからCASATIは何年も経った後に展示品をその半額位で購入したのですけど、作られたのはそれよりも古いって言われた記憶がある。LINEA OROっていうフレームだと思うけど、ハンドメイドゆえか細部が同じでないから、その一つのバリエーションかもです。

錆をとったら、クリーニング~

今のところ、錆び取りにはコンパウンドなどの削るやつは使っていません。

そして最後に、錆止め代わりに車用で使っているガラスコートでも吹き付けておきます。

 

錆びないのはチタンで出来たステム位ですね。

って、この間ヤフオク見たらこのチネリのチタンステムが定価の何倍もする値段で売れていてびっくり。もうクラシックと言われるくらい古い自転車部品て、プレミアついているんですね。 一瞬売ろうかなって思っちゃった。(*^-^*)

ブレーキレバーは、アルミで出来ていますけど、こちらも錆びています。

錆というより腐食といった方がいいのかな?

これは、campagnoloのフラットバー用コンポーネントで、確か2000年代の初めに1~2年位ラインナップしてすぐなくなったカンパニョーロの黒歴史に近い製品ですね。

あの頃は、やたらとたくさんのバリエーションを作ってた。

わかりやすく説明すると、製品のグレードごとにA,B,C,Dってあって、そこにこのCENTAURという名前の製品では確か6種類位のクランクがラインナップされていた。C-1,C-2,C-3,C-4,C-5,C-6という具合に。そしてそのクランクは、長さ別にさらに数種類あった。C-1-1、C-1-2,C-1-3という具合に。。。

まさにスニーカーのようなラインナップで、作る方も大変であったと思う。(*´Д`)

MTB的なポジションで、平日は通勤に、そして休日はこれでサイクリングにっていうような説明であったけど、あの当時でも「べつにドロップハンドルでよくね?」って思ったものだ。

何故か買っちゃったけど。

私の場合は、何台も自転車あるので、これは完全にチョイノリ専用です!

 

そして、さび落としをして、各部のクリーニングをしていくと、ワイヤーのアウターなんかが古くなっているのが気になってきた。

ワイヤーセット交換もやろうかな?


ということで、結局一日で終わらなくなっちゃいました~

 

 

 

 

 

 

 

 



2023年10月30日月曜日

GARMIN Edge130修理

 実は、先週に奥只見をぐるっとサイクリングしてきました!


 

南郷の道の駅から、桧枝岐、沼山峠を越えて、奥只見へ。

そこから銀山平、枝折峠を越えて一旦新潟県側の町へ下りて、そこから六十里越を経由して、田子倉湖から只見へ。そして南郷に戻る。

そこで、サイクルコンピューターのedge130が止まってしまいました。

多分バッテリーの劣化と思われます。。。

 

ということで、既に修理の対象ではなくなったedge130をよみがえらすべく、バッテリー交換をします。

インターネットとは有り難いもので、家に居ながらにして互換バッテリーを探して購入することが出来るし、先駆者の記録を参照することも出来る。

先ずはネット注文した互換バッテリーが到着するのを待って、作業を開始します。

分解するには、この画面の周囲にある隙間にへらを突っこみ、画面を剥がす必要があります。


 周囲がぐるっと両面テープで貼り付けられていますので、出来るだけ傷をつけないように、ゆっくりと根気強く浮かしていきます。浮いてきたら、両面テープを切るように剥がします。

そしたら、USBコネクター部を外す。プラスネジ2本外すだけです。

そしたら、トルクスネジ4本をはずすとメインの基盤が外れます。

私はめんどくさいのでメインの基盤からディスプレイ基盤のコネクター2か所を外していません。(;´∀`)

バッテリーのコネクターをはずしたら、いよいよ組み立てですね。

ちなみに、コネクターには外し方がありますので、壊さないように注意が必要です。

交換用バッテリーに2本あるリード線は、BEEP音を鳴らすPCVへ接続するものです。

はんだ付けしなおして、リード線をきれいに処理します。

バッテリーの固定は、ちょうどチューブラータイヤをリムに貼り付ける両面テープがその辺にあったので、これで代用します。

さあ、コネクターを接続し、基板を組んでいきましょう。

(コネクターにくっついていたスポンジは、衝撃でコネクターが外れないように補助する役割をするものなので、無くても作動はしますが、つけておいた方がいいです)

一旦組めました。

動作チェックをしてみると、作動問題なし。

仕上げにかかるわけですが、ここからが一番時間かかる作業です。

画面周囲に貼り付ける両面テープをきれいに貼り付ける事。

その前に、きれいに両面テープの破片を除去しなくてはならず、超めんどくさい。心が折れたので、今日の作業はここまで。

そうそう、互換バッテリーですが、

標準 

3.8V 180mAh 0.68Wh

に対して

3.7V 150mAh 0.56Wh

最大作動時間は短くなりそうですね。。。。(*´Д`)










2023年10月9日月曜日

ジャガイモの秋作は難易度高いの巻

 実は、8月に中央構造線を車でドライブいたしました。

その時立ち寄ったのが、信州遠山郷の下栗の里。

その昔、ムーンライト信州という青春18きっぷで乗る事の出来る夜行列車で、諏訪湖まで輪行で来て、諏訪湖からMTBで同じく中央構造線をサイクリングしたときに、初めて立ち寄ったのがここ。

この南アルプスに近い長野県飯田市の下栗地区。

この山肌にある土地で作られている特産物。


 

 下栗の食事処で食事をするときにも、添えられています。


 これです。

下栗イモと呼ばれる、この土地で昔から作られているジャガイモ。

ジャガイモって、古くは江戸時代に西洋から渡来し、長崎経由で日本各地に広まった作物のようです。ヨーロッパの国が、世界各地を巡って植民地化政策をしていたころに、南米から自国を通じて、船乗りの保存食として積まれていた食料。

芽が出てくると毒をもつから、けっこう扱いが難しい保存食のような気がしますけども。


 美味しかったから、生のイモも買ってきたのですけど、これを植えて増やせばもっとたくさんおいしい芋が食べられるじゃん!という欲張りな考えで、8月下旬に栽培を始めました。

って、始めたんですけれど、一向に芽が出てこない。。。

ネットで調べると、太陽にあてて芽出しをしてから植えると発芽がうまくいくというようなことがかかれていましたが、芽が出ないんです。

そして、いくつかは腐ってくるものも出てきた。

しょうがないから、もうやけくそで半月以上経過した9月の中旬には プランターにすべて植えました。

そして、10月に入って芽が出てきた。

思えば、9月の下旬まで、夜中でも熱帯夜に近い25度近くまでの気温があり、ジャガイモから芽が出てくるまでかなりの高温が続いていました。朝7時で27~28度ほどあり、最高気温は30度を軽く超えてるし。

多分このことが要因ではないかと思われます。

そして、10月に入って、気温が一気に10度位低下し、平年並みに戻った。

ただ、例年初霜は11月には来るので、実質的に発育が可能な時期は1か月と少々しかない。

 今回はプランターなので、霜よけは場所を変えれば可能。

しかし、露地栽培となると、来年は芽出しに成功したとして、30度になると成長が止まるってネット記事に書いてあったジャガイモをちゃんと育てられるか不安が残る。

2年目も、秋作でやるとしたら、条件を確認しながらの複数実験になるかな~

茨城県南部のわたくしの家周辺でも、ジャガイモの秋作をやっている家庭はあるので、出来ないわけではないと思う。

ほうれん草→トウモロコシ→ジャガイモって感じで1年を回せると効率よいような感じするので、来年はその辺確認してみよう。
 

 

 

 

 

 

 

 

2023年9月23日土曜日

SPECIALIZED ALLEZ SPRINTの現状

 そういえば、部品交換の様子をずっと書いてきて、組み立て完了後はどうなのかという事を書いていなかったことに気付く。(;´∀`)

 

この夏は特に暑くてやる気ダダ下がりではありますが、それなりに走ってはいます。

部品交換してから1000キロ以上は走ったのではないかなと思います。




 SHIMANO105コンポーネントから、長年慣れ親しんだcampagnoloのシフトレバーにして、まさに人馬一体感。体が覚えているってやつでしょうか?

 

11段ギアでチェーンの斜掛けは、フロントディレーラーのトリム調整がシマニョーロのために無効になってしまい、結構調整はシビアになってしまいましたが、なんとかディレーラーに擦らないような位置に調整出来ています。

リアディレーラーも、ギア鳴りなど問題になるような部分はないです。

ただ、デュラエースのリアディレーラーの一番チェーンの張ったフロント50Txリア30Tの状態では、プーリーの音が気になりますね。プーリーだけスーパーレコードのものに変えようかな?

あと、GROWTACのイコールプーリーは、素のままでは全く調整がきかなかったために改造したものがエルゴレバーに組みつけられています。その状態でも問題なく使えていますが、そのうちにこの部分は3DCADでちゃんとした部品を作って組み替えようと思います。

なんと、今時は3DCADが無料で使えてしまう時代になっているんです!

AUTODESKのFUSION360というソフトをインストールして、鋭意制作中。個人使用の場合は使用権が無料で、出来た部品を3Dプリンターの出力業者に発注すれば、個人でもお安く部品が作れてしまいます。いい時代になったものですね~

 


 そうそう、これも自己責任の改造ですが、SPECIALIZED ALLEZ SPRINTに本来は組み付けることのできないTREKのRCS PRO Brendrステムを組みつけました。

ワイヤー変速のシステムをかっこよく組付けられる(個人の感想です)というだけの理由で、つけちゃったのですが、こちも今のところ問題は発生していません。回転方向の位置決めがちょっと心配ではありましたが。



 ついこの間はツールド東北に参加し、200kmを走ってきました。

サドルもグラベル用のベースがしなるものに組み換えをしたため、長距離でも快適です。

これも個人的な見解ですが、いくらクッションが厚めでも芯が固いサドルは、長距離を走った時に結構お尻へダメージがくるんですよね。昔はそういうのをシートステーやチェーンステーの形状などで軽減しようとしていたんですけど、それをやると乗り味が悪くなる。



 そして、ツールド東北後にさらに部品交換!

リアディレーラーのハンガーをダイレクトマウントのものに交換しました。


 この部分を交換するのです。
SHIMANOのR9100DURAACEリアディレーラーの部品を一つ削除。

 これで、約10gの軽量化。(*^-^*)

 


 軽量化のためというより、見た目重視!?


 ついでにディスクブレーキのローターをカンパのものに変更。

 これで前後で30g軽量化。



 合計40gの軽量化ですが、重量を削るよりも自分の走りに如何にストレスを無くすかの方が重要でしょうね。タイムを争う競技者ではないので、数値上の速さより体感上の速さの方が重要なの~。