これは、キャノンのEFというカメラであります。
この間、TVドラマの「星降る夜に」でちらっと見かけた北村匠海さんが構えていたCANON FTbを見てから、わたくしもCANONの古いカメラを持ち出したくなりました。
世間的には、あのFTbやAE-1がヒットして生産台数が多かったようですが、AE-1の方は生存数が多くないようですね。
キャノンの1980年代、コストダウンでメカ機構が弱くなったのがあのあたり。ニコンやその他もプログラム露出機能の搭載時期前後に耐久性が落ちている。
とはいっても、それは四半世紀以上経った現時点でのお話で、生産から10年程度は十分に機能が保たれている。もうすぐ半世紀を迎えるこれらのカメラが、今でも使用できるだけの機能を有しているのは、すごいことですよね~
EFも全ての機能を使用するには電池が必要なカメラです。
カメラボディーの底に2か所、電池を入れるところがあります。
ただし、この電池は、今では販売されていません。
でも、関東カメラで現在も売っているアダプターを使用することにより、LR44電池を使用して動かすことが出来ます。
実は、私がブログネタにしたSPも関東カメラさんで、電池のアダプターを販売しているのですが、使用する電池がLR44よりも小さなものになってしまうために、カメラの方を改造しちゃったのでした。(SP筐体を転用したK1000というカメラはLR44電池仕様でしたから。。。)
PENTAXのK2と同様に、最低限の撮影自体は電池無しでも行えます。
今時では、露出計機能を携帯電話(スマフォ)のアプリで出来ますし、その最低限の機能さえ使えればフィルムカメラの撮影は出来ちゃいます。
だけど、このファインダー内の指針が動くところを見たいうのよ!!!
当時はたくさんのカメラに搭載されていたこの針の動くところが、現代ではほぼ復刻不可能になっている。需要がなくなって、作るところがなくなってしまったからです。
現時点でメカ式にファインダーのこれを再現しようとすると、これだけで軽く50万円クラスのカメラになりそうですよね。。。(;^ω^)
だって、無いものを全て一から作り直さなければならんから。
フィルムカメラって、フィルムで撮影するカメラを現代でも作るならどうってことないですが、どのようなカメラを作るのかが重要ですよね。
今でも写ルンですはそれなりのお値段で売ってはいますが、事カメラの機能をどのように決定するかでは、ネットオークションで80~90年代の程度のいいカメラを買った方がましなことが多々ある。
なんか、SNSでRICOHがフィルムカメラを作る宣言したらしいですが、まさに担当者のセンスが問われる事態になりそうですよね~(他人事だから。。。)
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