2021年3月13日土曜日

ホンダ ビートのトリップメーター補修

 この間、ネットショップで購入したRSマッハさんのトリップメーターバーグロメットを取り付けます!

 上側が破けたやつ、下側が今回購入した部品です。


 

 外すときは簡単。ぐりぐりと回しながら引っ張ります。

取付は、逆にぐりぐりと回しながら押し込んでいきます。

水で濡らすとちょっと滑りが良くなるので楽です。

メーターを外して取付を行うのは、はめ込んだ後に内側の引っかかる部分を、内側から楊枝などできれいに溝へ押し込むためです。

 


 出来ました!

いい感じですね~


 ぼろぼろになった方を切ってみました。

結構複雑な構造ですね。ちょっとした部品ですが手がこんでますね。

そして、以前に動きが悪いのをちょっと修理したメーター側ももう一度修理しなおします。

最近ちょっとリセットの動きが悪くなってきたのです。。。(-_-)

 

若干ギアにダメージはあるものの、あまり変形はしていないので、今なおしておけば被害は少ない。


 これがダメな状態。

ゼロが一列に並んでいません。

この状態だと、白の数字のドラムと一桁のドラムは動くが、十の位のドラムは連動しないで、上側の画像の右から2番目のギアにちょっと黒い筋がついていますが、その部分のギア歯に負荷がかかり変形してしまいます。

もし、車のトリップメーターリセットをしてみて、この状態になったら早い段階で修理をしないと使えなくなってしまいます。


奥に数字のドラムが見えますが、よくネットの記事では白いギア側に樹脂ワッシャを挿入するのを見かける。わたしにはなぜそれをするのかが理解できない。

 

 基本的に数字のドラムは軸方向に動くように出来ています。そして上の画像の左側にばねが入っていて、ドラムを右側に押している。下の画像は、右側にある駆動ギア側から撮影した。上下のギアを回している駆動ギアから、樹脂ワッシャをかましてなぜギアのかみ合わせを少なくする必要があるのであろうか? それが理解できないから、私はネットの記事で皆さんがやっている樹脂ワッシャ挿入をやらないのだ。


 前回は、塗布後に乾燥するタイプの潤滑剤を使用しましたが、今回は湿式の潤滑剤を使用します。塗布後にドラム同士が水貼り状態(平面同士の間に水を入れると張り付いてしまう現象)になる事や、油の染み出しを懸念して使用していなかった。

今回は、その辺のリスクを考慮しながら使ってみます。



 ドラムの動きがだいぶ良くなりました!


 ただ、たま~にずれた状態で止まることもある。。。

この状態では、ギアの破損につながります。駆動ギアブロックを外した状態で、手でトリップメーターのギアを手で回してみると、1kmにならずに止まってしまうのが確認できる。

まあ、たまにだからいいか? もう一回押せばいいし。


 本日の作業は終了!

 


 

 

 

 

 

 

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