2020年5月31日日曜日

最近の傾向

5月も下旬になり新型コロナウィルスの感染者も減ってきたこともあって、私が住む茨城県は不要不急の外出自粛が一部解禁になってきました。解禁になっても、県外への移動やレジャーの内容によってはまだまだ自粛が必要な部分もありますが。

以前は里山のほうを中心に遊び歩いていましたが、5月の連休を過ぎたころから県外の首都圏を中心とした車を使って来県したレジャー客が増えだしたために、今はそれ以外のところに遊びに行っています。ここ最近は、常陸大宮や常陸太田、日立市の道の駅など県北のほうまでたくさんの車であふれています。昨年と比較して多くはないのですが、産地直売所などもたくさんのお客さんがお買い物をしています。

私が行くところは、例えば那珂川河川敷。
一言で言えば、自治体のレジャーマップに載らないようなところ。

この辺を走り回ってようやく疑問に思っていた謎が解けた。
以前に鹿島灘の海岸でたくさんの謎のクルミを拾い集めたことがありましたが、それはこの那珂川河川敷に生えているクルミの木から落ちた実が、洪水で流されてきたもののようだという事。なるほどね~

霞ヶ浦あたりで大量繁殖している亀。
ここ那珂川にもいました!

道で拾った亀を川に戻しながら、ふと顔を上げると、遠く常磐線の鉄橋を走る特急が見えた。車窓にほとんど人影が見えない。いつもは会社関連の人達がたくさん乗っているのにね。

そして那珂川以外にも、自転車で走る時には、以前は霞ヶ浦あたりを周回していたのですが、今は走らないようにしています。というのは、こちらも都心方面や県南のつくばあたりからレジャー客が増えているからです。こちらもゴールデンウィーク以降から徐々に多くなってきた感じ。(元々東京方面からのレジャー客はそれなりにいましたが。。。)
このような茨城県内の自分の目で見た実態を基に、今は少なくなってきている新規の新型コロナウィルス感染者数が、6月にどのようになるのかを見守りながら、今後の自分の行動範囲を決めていこうと思っています。

それで、人の少ない北浦を走っているのです。
霞ヶ浦1週は130km位ですが、北浦は70km位。ロードレーサーでせいぜい3時間程度のコースです。湖畔の道は快適に走れますよ~
コースを紹介しますと、例えば鉾田市市街地の役場駐車場などに車をとめて出発すると。
まず、風向きを考えて時計回りにするか反時計回りにするかを決定する。そうすれば、帰りに追い風で楽できるから気持ちが折れないでしょ~
この日は反時計回りに行きます。
初めに目指すのは旧鹿島鉄道の鉾田駅。今は関東鉄道グリーンバスの営業所です。
いよいよ6月からは減便で運行再開されるようです。
そうそう、今北関東自動車道の茨城空港から潮来間を建設中ですが、それが完成するとこの鉾田営業所始発の高速バスは運行経路が大きく変わる可能性があります。(あくまで個人的見解です。)

旧鉾田駅は、ホームの面影が残るだけで、建物はみんな取り壊しされています。
古い小さな駅舎や、駅前にあったファストフードなどのテナントが入っていた待合室はもうありません。たしか1990年代までは、リサイクルショップなどが入って残っていたんですけどね。
今日はバスマニアが集まって撮影大会をしていました。バスを貸し切ってイベントをしているのだとか。もうだいぶ平成初期のバスは淘汰されてきているから、定期的に記録をしておかないと機会が無くなっちゃうものね。最近石岡市の柿岡にある営業所もすっかり取り壊されて更地になっちゃったし、古い廃車バスもどこかに行っちゃったし、昭和レトロの雰囲気が残る所が少ない。

鉾田駅のそばにある旧たばこ耕作組合の建屋。
その昔、鹿島鉄道はこの農産品と百里飛行場関係の輸送で生計を立てていた。
元々旅客輸送はそんなになかったから、平成の世になって飛行場の航空燃料輸送がトラック輸送に切り替わるのを境に廃止になっちゃった。
鉄道が重宝されていた昭和初期までは、主要国道でも多くが未舗装の砂利道であったよですから、今とは全く違う世界であったんでしょうね。

鉾田市の街中には今でも昔の河岸の跡がある。
道路事情が悪かったその昔は、鉄道と共に水運も重要であったらしい。

川のたもとには昔の映画館宝来多座。
確かここは、ドラえもんとかの東宝系の映画をやっていた記憶がある。
そして、この川沿いには大人の映画館もあったと思うんだけどなあ。記憶違いかなあ?
土浦もそうだけど、そういう映画館は閉館後に結構早く取り壊されることが多い。。。

鉾田の街を抜け、北浦湖岸を走りだす。
行方市方面にマッシュルームのようなものが見える。
これはKDDIの衛星通信アンテナ。2個あります。

数年前の霞ヶ浦のように、用水路のところ数か所が未舗装区間です。砂利道ですが、スピードを落として慎重に通過すれば問題ない。山間部の砂利道のように落石の石砕いてあるのとは違って、石の角があまり尖っていないですから。そのほかは舗装されているから快適そのもの。

湖畔にはところどころに水神宮が鎮座しています。

北浦には橋が2か所かかっています。
途中から対岸に渡っていくのもありかも~

潮来に近いところに潮来マリーナという廃ホテルがあります。
ここだけは湖岸沿いから離れて走らねばなりません。
マリーナ自体は通り抜けできるのですが、お隣の重機を置いてある敷地が通り抜けできないのです。

JRの線路まで来てしまえば、後は残り僅か。

関鉄の潮来車庫がある橋のたもとが北浦の境界です。

私はせっかくここまで来たのだからと、潮来に寄り道します!
本来はこの週末に潮来花嫁さんの嫁入り船をやる予定でしたが、一連の騒動でイベントは一切中止になりました。でも、季節になれば花は咲くのであります。

観光客はちょっとはおりますが、お隣の佐原でもあやめ祭りが中止という事もあり、良い天気なのですが閑散としています。。。。

さて、潮来観光の後は再び北浦に戻り、今度は逆の湖岸を鉾田まで走ります。
さすがに霞ヶ浦に比較すると圧倒的にサイクリストは少ないですね。
湖畔の釣り客もこっちのほうが少ないなあ。
でも、湖畔にとまる車の大体7割程度は県外ナンバーであったりします。
自力で移動手段を持っている人は、結構動いているんですよね。
だから、私が冒頭に書きましたように、6月の新型コロナウィルスの新規感染者数をみながら、今後の活動レベルを決めていこうと思っているのです。
感染経路不明が増えるなら、自治体をまたいだ移動をしている人たちの影響が出てるという事もありうる。そういう人が寄りそうなコンビニや外食スポットを今後も避けなくてはならない。

ということで、しっかり言いつけを守って生活しているわけではありませんが、意外と考えているのであります。
世の中いろいろな人間がいる。ましてや、新型コロナウィルスで政府からの指示は基本が「自粛」や「要請」だ。禁止ではないのだから、お願いをどう解釈するかは個人次第でもある。例えば釣りを、健康を維持するために人がいない自然の中で太陽を浴びながらストレス発散しているんだと言われれば、それも一理はある。

怖いと思ったら近づかない、関わらなければいいわけで、わたくしは今後も様子を見ながら自衛していこうと思います~( `ー´)ノ





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