5月の連休中に東京に行った時、いよいよ「君の名は」のロングランが終わるというポスターを見た。
実は今年の4月になってようやくこの大ヒット映画を初めて観に行ったわけなのだが、はっきり言って私にはピンとこなかった。映画のテンポについていけていないような感じ。
4月に岐阜県の神岡鉄道で気動車を走らせるイベントに行った時の事。
町のあちらこちらに、この聖地巡礼の案内をするポスターが貼ってありました。
あ~~そうなんだ、この辺が物語の舞台なんだ。
そういえば、昨年からずいぶんと話題になったこの大ヒット映画を見に行っていなかったなあ~と思い立ち、帰ってきてから一度観に行っていたんです。
で、ヒロインの住んでいる土地は映画の中に登場した駅が飛騨駅にそっくりで、その辺のアイテムが沢山出てきているから、多分聖地となっているんだろうなあ。
だけど、結構幅広い土地の継ぎはぎのような気がします。
映画の中で出てくる組みひもは、昨年話題になった長野の真田組み紐を連想させるし。
ヒロインが住んでいるところは、諏訪湖のような湖に見える。
去年の5月にその辺りを自転車で走ったから、ちょっとそう感じました。
ただし、実際に諏訪湖のほとりから湖を見ると、映画で出てきた湖よりもずいぶん大きそうな感じはする。
そして、隕石が落ちたといえば長野県飯田市の山奥にある尾池山クレーターで、これも同じ昨年の5月に諏訪湖から中央構造線を走った時に、そういうのがあるんだという事を知りました。
さらには、神社の奥の院になる山の上の祠は、阿蘇地方の烏帽子岳辺りから眺めたような光景だ。
こういうような以前から頭の中にある景色や情報が逆に邪魔をして、映画で描かれているようなリアルっぽい風景がちょっと違和感になる。
そして、物語の進み方も、同じ時代で二人が入れ替わっていたのかと思い込んでずっと観ていたが、実は数年の時間的な違いがあって、途中から頭の中で物語の概要を組み立てなおさねばいけないことになり、これにも戸惑った。
そんなこんながあり、2回目の映画鑑賞をした。
そして、ようやく飲み込めてきました。
昔、エバンゲリオンを観て、なんでこんなに人気があるのかわからないといった人がいましたが、今の私も同じような状態ですね。要するに、感覚がおっさん化しているのであろう。
物事の受け取り方の感覚の違いですね~。(*´Д`)
とりあえず、映画を通じて自分の感覚のギャップを知るいい機会になりましたよ~!
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