2015年8月11日火曜日

北海道 道東の旅へ行ってきました‼ その1

週末は北海道へ行ってきました。
そして今回は、なんと金曜日に有給休暇を取得しているのであります!
実は航空券の購入を、会社の状況をある程度予測して4月に既にやっちゃっていまして、夏休みの運賃割高な時期でありながら札幌のホテル一泊込みで往復運賃2万5千円位。もちろん格安な分、変更不可で会社が万が一忙しくて休暇の取得ができない場合は、旅行自体の計画が白紙になってしまう危険もあった。だけど、そこは自信があったからね~。

木曜日に、5時になるとともにダッシュで会社を出発。
有給休暇を取得したのは金曜日、だけど出発はその前日の木曜日夜なのです。
成田空港の第三ターミナルには結構ぎりぎりに到着。飛行機出発時刻の50分前です。
ここからカウンターでチェックイン。
そこでいろいろと問題が。。。。
預ける荷物の自転車が規定寸法外とのことで追加料金発生。( ゚Д゚)
ちょうどジェットスターの壊れ物注意のタグがついていますが、同じ輪行バックで「ジェットスター」や「JAL」、「スカイマーク」はそのままOKだったけど、今回利用のバニラエアーはNG。
規定寸法外の料金が4000円(追加料金2000円+カウンター手数料2000円)かかってしまいました。使用している機体は皆同じだけど、航空会社によって規定?が違うようです。
そしてそのほかにも問題が発生。
インターネットでWebチェックインをしようと思って、バニラエアーのHPから事前に手続きをしていたのですが、座席指定画面に進んでしまい、そこで座席指定をせずにコンピューターをシャットダウンしてしまったがために、このカウンターで搭乗券の発券手続きができないことになってしまった。。。
私がなぜコンピューターを操作の途中でシャットダウンしてしまったかというと、座席指定画面まで進んでしまってから、有料で座席指定をしたくないからキャンセルをしようとしても、「キャンセル」や「戻る」の操作が出来ないHP構成になっていたからです。つまり、座席指定画面に進んでしまうと絶対に座席指定してカード決済を済まさねば次の画面に進むことができない。Webチェックインを終了できないんです。。。 はっきり言って、バニラエアーは何でこんな出来損ないのHPを作ったんだよ~って思いましたよね。
しかも、Webチェックイン操作を途中で投げ出して半日以上なんの操作もしない状態でも、他社さんでは強制的にタイムアウトといって、もう一度初めからやり直してくださいとなるのですが、バニラエアさんでは12時間以上もなんの操作をしなくとも状態を保持し続けているようだ。
よって、空港のチェックインカウンターでお客さんが手続き中となっていて、窓口担当者の操作では発券できない状態になっていた。電話連絡を取って、システム管理者から特別にお客さんの操作待ちを強制的に解除してもらい、何とか発券にこぎつけた。
この一連の騒動で発券に30分以上かかってしまい、搭乗口に着いたのは出発時刻に10分もない。。。

とりあえず乗れてよかった。。。

新千歳空港に降り立つと、北海道は雨。しかも土砂降り。
明日は回復することを祈りつつ札幌駅近くのアスペンホテルさんで1泊目。
札幌アスペンホテルHP
札幌駅に近いしきれいなホテルだ。自転車担いだちゃりだーにはちょっともったいないくらいの。

2日目は6時に起きて朝食バイキング。
ただで食べ放題となると当然のことながら貧乏性の私は食べまくり。
ちょと食べ過ぎておなか痛いくらいに。。。

ゆっくりと朝風呂浴びて、TVを観ながらゴロゴロし、ゆっくりと札幌駅へ。
今回はバニラエア利用者向けの「ひがし北海道フリーパス」を利用するので、特急が乗り放題。
青春18きっぷではないから余裕なのです。

旭川行きの特急スーパーカムイを滝川駅で降ります。




ここで道東に向かう列車に乗り換えます。
金曜日の滝川駅、平日だから仕事に向かう人が多い。
私はこちらの普通列車で釧路に向かいます。

普通であれば、特急乗り放題のフリーきっぷあるんだし、札幌から釧路行きの特急列車に乗ればお昼ごろには到着するし、皆そうするでしょう。
だけど私はこれに乗るのが目的ですから~。
日本一運行時間が長い 定期の普通列車

普通列車でなければ、北海道には急行はまなすがある。
各種条件付きの日本一なんですけど、日本一には変わりない。

こちらの列車1両で出発。
30分位列車の乗り継ぎで駅のホームにいたら、乗り鉄と呼ばれるマニアの方々がたくさんいらっしゃいました。たぶん私と同じくこの列車で釧路まで行くんでしょうね~。



乗車率は96名の定員に対して50人弱程度。
ただ、この列車はボックス席がたくさんあるので相席をしたくない人が多く、立っている人多数。私も親子連れに席を譲って立っている。

さあ、いよいよ定刻。出発です。
ここ根室線0kmから日本一の普通列車の旅です~♪

車窓にはゆっくりと沿線の風景が流れていく。

富良野付近まで来ると、広大な玉ねぎ畑が広がっている。
そろそろ収穫期かな?
収穫した後はニンジンにでも切り替えるのかなあ?

 富良野駅に到着。
ここでは列車を一両増結するために停車時間が長い。
そういう時刻をきっちり把握しているマニアの方々は、ドアが開くと同時にカメラを持ってダッシュでホームをダッシュしてどこかに行ってしまった。忙しそうですね。

駅の外へ出てみる。
有名な観光地だから、駅もこんな感じできれいに整備されている。
ああ・・・マニアの方たちは忙しそうに小走りで何か写真を撮影して回っているなあ。

鉄道マニアって面白いですよね。
こんなことを書くと怒られるかもしれませんけど、ほかの趣味ではあまり見ることのできない希少種の方が多いように感じられる。例えるなら鉄道が趣味=アマゾン、そしてそのアマゾンの中に他では見ることのできない様々な生き物がそこかしこに生息している、そんな感じ。
以前友達にNHKの録画を見せてもらったが、そこで紹介されているような「車両の音を収集」、「車両の型番の違いを調査?」、「車両のトイレの型番の違いを調査?」、「車両の塗装の違いの調査?」等々、鉄道の車両だけをとってもとても書ききれないくらいのこだわりを持った様々な種類のマニアが鉄道マニアというくくりの中に存在している。
ということで、私はその方たちを遠目に人間観察しているのがとても楽しい。
それらの趣味を否定や肯定をするというという事ではなく、ただただ興味深いんですよね~。

増結され2両になった。
さあ、出発です!

窓が開く列車っていいですよね~
北海道の涼しい風を感じながら山を越えていく。

幌舞駅、って表示されているけど、これは正式な名前じゃない。
幾寅駅なんだけど、鉄道員という映画で撮影に使用されたことから、その駅名を表示しているらしい。ほかの駅よりもより古い時代の感じになっている。ほかの駅は鉄骨や仮設店舗っぽい作りがそのまま朽ちてきた感じですけどね。

途中で滝川行とすれ違う。
ずっと単線だからすれ違いや追い抜かれるたびに停車を繰り返す。

新得駅に到着。
おなかが空いてきたので駅そばを食べる。
懐かしいなあ~、このエビが一つだけ乗った天ぷら。

この揚げ玉を固めたような天ぷらはどうやって作るのであろうか?

駅そばを食べたけど、帯広駅で停車中にも豚丼を購入。。。

帯広からほど近い稲士別駅、だけどもここに停車する列車はこの通り。
列車の形態から推測するに、帯広駅に用事があって朝出かけ、夕方に帰ってくる。
役所や病院に行く用途以外では多分利用されないであろう。
ちょっと気になってシャッターを切ってしまいました~。

 幕別駅~。
パークゴルフ発祥の町とのこと。
プレーしているのが停車中に見えます。

先ほど購入した豚丼をそろそろ食べる。
帯広の風景を眺めながら~





むむっ!!
なんだ今の駅は!?
今列車待ちで停車していますが、直前に通過したあそこに駅があったぞ。

小さく駅名とホームが見える。たぶん列車1両分くらいしかない小さなホームだ。
常豊って表示されてたぞ。あれでも駅なのか? 常豊駅恐るべし、北海道恐るべしです。
全部の駅に停車するはずのこの列車が停車しない幻の駅ですね。

何時間乗っただろうか?
ようやく海が見えてきました。

尺別駅でまたしても停車中。
特急とのすれ違いのためです。
さすがのぽっちゃり系であるわたくしも寒さを感じてきました。
天気予報をスマフォでチェックするとなんとたったの15度!
寒さ感じるはずだぜ。
茨城県の気温は現在32度。なんと17度も低いんだよ!
本当に夏なのか???

釧路に近づくにつれ、湿地が見えてきました。


うわっ!
ここもまたすごい駅だ。

ここも7本しか列車が停まらん。古瀬駅。よく無くならずに今でもあるもんだなあ~。

いろいろ感心しつつ釧路駅に到着。
この週末は港祭りで賑わっている。
でも私は本日の宿に向かうためにスルー。残念。。。

日本一の列車に乗りつくした証明書をいただいて、ここから根室行の列車に乗り継ぎます。

日も暮れたころ、最寄りの浜中駅に到着。
宿の方が迎えに来てくれていました。
遅い夕飯をいただいて本日はもう寝ます~。

美味しい地元の食材をふんだんに使った海鮮ちらし、具だくさん!

おなか一杯。

その2に続く・・・・




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