2015年8月2日日曜日

第4回下北半島ロングライドに参加してきました! その2

いよいよ当日、早朝日の出前に起床。
5時にはスタートだから3時起き。
4時にスタート会場入り。
2年前に1度走った事はあるが、その時は260kmだった。
今回は310km、それを14時間で走りきらねばならない。
平均時速23km程度以上は必要。

いよいよスタート時間、頑張っていってきます!

会場をスタート後、むつ市街地を通り野辺地方面に向かう。
私はスタート時にかなり後ろの方にいました。そして、市街地の信号で停まっている間に先行した集団と別れてしまった。後ろを見ると誰もいない、もしかして私がびりっケツ?
前を見ても数回信号で止まっているうちに集団が見えなくなった。。。。
完全孤立状態です。。。

とはいえ、時間制限にひっかからなければ完走は可能なので慌てて体力を消耗しないように、マイペースで走行。
しばらく走っていると、後ろからしきりにクラクションを鳴らしてくる車が。
ちゃんと端っこをまっすぐ走っているのに、うっさいなあ~。さくっと追い越していけばいいのにと思っていると、私を追い越して直ぐ前に停車信号を出して停車した。なんだ?何か文句あるのか??
いえいえ、どうやらロングライドの監視員の方だったらしく、私が左折個所を素通りしたから注意しに来たようです。。。
最初からミスコースしてしまったぜ。。。。
幸いにも1kmも行かない所で見つけていただいたから、たいした被害にはならず。さっき来た道を引き返して半島を太平洋側に横断します。う~~ん、正しい左折個所に監視員はいないし、左折の矢印マークも何もない。以前もこんな感じだったかなあ?

峠を越え、快適に下ってくると採石場っぽいところで道の分岐がある。ここはどっちだっけ?
確か2年前はエイドがあって、左に曲がったよな気がする。
判らんのでスマフォで地図チェック!
めんどくせ~~、分岐や右左折のところには矢印の指示を着けてくれればいいのに。

左折で間違いないようなので、原子力発電のPR施設を横目に北上します~。
時々右手には太平洋が見える。
ここをずっと北上していくと、確か自衛隊の射爆場があるんですよね。
茨城県の場合は射爆場は無くなったけど、何故か原発と縁がある施設ですよね。

小田野沢付近、道は真っすぐ続いているけど、このまま走っていってしまっていいのか?
地図では若干くねくねしていたぞ、集落の方に曲がっていかなくてはいけないんじゃないかな?
今回のロングライドは、何のコース指示も現場におかれていないから、本当に不安でしょうかない。。。まあ、地図では何処か細かく曲がるようになっているけど、しらばっくれてまっすぐ通り過ぎます!!

集落の先(道沿いには集落は無い)をむつ方面へ。道沿いに行かないと国道から外れてミスコースになる。
牧場の堆肥臭さが漂ってきた。
最初のエイドステーション東通村ASに到着!
名前では東通村の役場近くにありそうだけど、実際は山の中。道を登りきった付近にあった。
集団とのタイム差は20分位あるらしい。
1時間程度しか走っていないのにそんなに差が付いているんだ。。。集団が早いのか、又は私がルート確認でしばしば止まっているから遅いのか。。。

むつ市街地付近まで戻ってくると、ようやくコース指示の係員を発見。
今回の下北半島ロングライドは全部で5コースの設定がある。他のコースと重なる部分には係員がいるようだ。コースが多いから一番長い距離を走るコースの人は放置状態なのであろうか? コース上にコース名と方向指示のカード位は欲しいぞ~、じゃないとミスコースしていないか確認したくてもする術が無いからね。。。

むつから大畑まで走ってくると、ここから恐山方面に左折する。
薬研温泉に向かう道、古い小学校が見える。
さっき走ってきた陸奥湾の辺りにも趣のある小学校が見えた。平成の大合併で、全国の小さな小学校は沢山閉校になり、その地域の大きな小学校に統合される。
安全の問題もあるのかもしれませんが、登下校の道草なんて出来ないバス通学。味気ないねえ~。

薬研温泉から分岐し、道を延々のぼってきたら恐山に到着。
途中、正面から下ってくる人が約2名いた。正確にはよく見えなかったけど、同じコースの色じゃ無かったかなあ? この道を通るのは1コースのみだし。。。まあ、このエイドを一度通るから間違ったら判るでしょう。だから気にしない事にします~。
ここまで来る間に数名のライダーを抜いた。
いままで一度もロングライド参加者に会わなかったから、不安で不安でしょうがなかった。ホッとしましたよ~。

恐山からはむつに向かいます。
ここも上りがある。12%の登り、地獄の何丁目か道にある石碑を数えながら地道に登りますよ~。

登りきったら分岐がある。
多分展望台方面じゃない方向であっているはず。一応スマフォでチェック。間違ったら大幅ロスになってしまいますからね。って、電波が。。。
間違っていない事を信じて下る~~~!!

ようやくむつ市役所まで戻ってこれました。
 いや~私が参加している日本最長ライドのコースはここまでの約100km放置状態で不安でしたね~。実際にミスコースしたし。これ、何かあったら来年から中止になってしまうんじゃないかな?

むつ市役所を出発し脇野沢へ向かいます。大湊から先は道を間違えようがないので安心して進む。途中MTBの方がいました! すげ~~!! 
お話を聞くと、同じくミスコースで六ヶ所村の方まで行ってしまったのだとか!
私と同じく実際にやってしまった人がいましたね。しかも30kmロスしたから私が今まで通った道を行かずにむつ市役所に引き返したのだとか。。。悔しさこのうえなしですね。。。
その人が聞いたところによると、他にも何名もミスコースをして、現在でも行方不明の人がいるのだとか。。。
あちゃ~~、逆に俺は一番最後の方で監視員の人に運良く見つかったし、スマフォで地図を確認しながら来たからロスしたけど最小限で済んでいるのかもしれませんね。

脇野沢道の駅エイドステーションに到着。
猪の肉旨し!!
ここでも数名のライダーに遭遇。
俺が一番びりっケツと思っていたけど、意外と同じコースを走る人に会ったので話を聞いてみると、やはりミスコースの事に話が。。。
という事は、みんなミスったから今この時間にここに居るのか???
そんなに多くなかった同じコースのライダー達の実に3割くらいがミスったというこの事実。。。大丈夫かこの大会。。。コース中に道案内をする係員の人はいても、ゼッケンチェックなんて全然やっていなかった。他の大会では要所要所で選手がちゃんと通過したか確認したりもしているんですけどねえ。
どっちかっていうと、自転車のロングライドの大会というよりブルべですねぇ。
そういえばこの大会に参加されている三船雅彦さんというゲストライダーの方は、ブルべによく出ている人で、そういう志向なのだろうか?

とにかく時間が無くなてきたので先を急ぐ。
ここからは山越え。しかしそんなに道は悪くない。なんだか沢山のウンチが路面に見えるので、それを丁寧に避けながら登っていく。

山々の向こうには津軽半島の今別辺りが見える。
1か月前、あそこから北海道に渡って自転車で走ったっけなあ~。

頂上エイドステーションからは一気に下り!
快適な下りが始まるぞ~~!!
って、下っていたら眠気がしてきた。
ここ数日の睡眠時間が少ない為だけではなく、今月は会社の決算期であった為に残業続きで仕事を頑張り、全体的な生活のリズムが休息不足できた事も加わって、疲れが溜まってくると眠くなるという事がたびたびあったからなあ。
まずい、眠気が止まらない。コーナーを曲がっていても、このまま自転車を投げ出して「ど~~~ん!」てなっても全然構わない気がしてきた。ちょうど冬山で疲れが溜まって寝て死んでしまう人ってこんな気分なんだろうなって思う。
私はちょっと理性が残っている。
ブレーキをかけて、自転車を停め、自転車に突っ伏してちょっと寝る。
何分そうしたか、どれだけまた遅れたかはわからんです。
眠気が無くなってきたので、再び走りだす~。

下ったあと、また登り。
アップダウンの繰り返し。
仏ヶ浦エイドステーションに到着。しかし、時間が無いからさっさと出発!
下ったところでイクラ丼のサービスをやっているとのこと、それ位は食べよう!

・・・・・・・・・・・・・・しかし、調子よく下っていたら、何処がそのエイドステーションなのかわからなかった・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちくしょ~~~!! またミスったぜ!!!

佐井村の港付近から追い風で結構スピードが乗る。
向かい風でなくて良かった。

大間崎に到着!
なんとかここの時間制限には間に合いました!

ここではマグロ刺身や豚汁のサービス。
次の関門は1時間後、多分今までのペースでは間に合わないであろう。諦めてゆっくり食べてマイペースで走るか?

いや、とりあえずイケるところまで行ってみます!

大間崎を出発、途中同じコースの人の車列に加えてもらったおかげでスピードアップ。
だけど、尻屋崎に向かう分岐の時間制限に30分程度間に合わず、ここで足切。。。。
残念ながら今年は完走できませんでした。

完走出来なかった要因
・練習不足
・ミスコース
・休息不足
色々考えられるけど、これらを改善して来年リベンジはしないかな。
多分、同じコースであれば、今年と同じ体力で完走は出来るであろう。余裕はあまり無いかもしれませんが。

足切でショートカットし、ゴールに戻って帆立汁をすすりながら本日の反省。
残念ではあるけれど、完走出来なかった要因の半分は自分のせいではないという思いもあるしね。
しょうがない~、位の思いかな。

気持ちを切り替えて、撤収して明日は観光しながら帰宅します~。

その3に続く。





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