新しい愛車のALLEZをフレーム単体までばらしました。
いよいよ組み立て開始です!
長年使ってきたカンパニョーロをこのALLEZにも使用します。
BBカップはBSAタイプのこれ。TOMMASINIはイタリアンタイプなので、同じBBカップでも締めこむ方向が違うので、その点は気をつけねばなりません。
そして、コンポーネントはスーパーレコードを使うのですが、BBはレコードタイプの内側に防塵防滴シールがあるものを組みます。
コンポーネントはスーパーレコードを使うと言っておきながら、フロントディレーラーは9100シリーズのデュラエース。( *´艸`)
左がデュラエースで右が105のFDです。
デュラエースのほうが細かく肉抜きや素材変更で軽量化がなされています。ただ、機能的にはなんら変わりはないので、25グラム程度の軽量化と最高の部品を使いたいがための組み換えということですね。
リアディレーラーもデュラエース。
こちらも60グラム程度の軽量化。前後のディレーラーを合わせても100g弱の軽量化というメリットしかありません。
ここでようやくスーパーレコード登場。
私は5アームのほうが好き。もう10年位前のコンポーネントです。私のTOMMASINIにも年式違いの5アームクランクがついています。クランクとBBでシマノ105から150グラム程度の軽量化。
BBカップを組付けたついでに仮に取り付けてみましたが、まだまだ内装のワイヤー類を組み込んでいないので、 いったん外します。
ブレーキはGROWTACのEQUALディスクブレーキです。
そう、11速フルメカニカルワイヤー仕様のALLEZ SPRINT!
ブレーキ本体はフレームに仮組み立て。
その状態で、付属のブレーキアウターケーブル2種類のどちらをどのように使用していくのかを検討する。メーカーではブレーキの利きに影響するので、できるだけハードタイプを使用する部分を多くするように推奨している。
EQUALブレーキセットのインナーケーブル。
一応メーカーではニッセン製と記載していましたが、なぜかニッセン製のNマークがない。
ニッセンのHPでは自社製品はタイコの部分にNマークが入っているって書いてあったのに。。。OEM用ではNマークなしも製造しているのでしょうね。
試行錯誤してブレーキワイヤをフレーム内にどのように通すべきかを試しました。
そして、私のALLEZは案内のために、ダミーのブレーキケーブルをはじめに通しておくのがベターと思われます。
ヘッドチューブ側からワイヤーを通してきます。
そして、BBのところでつかえたら、ワイヤーの先端をリヤブレーキが取り付けられているチェーンステーへと誘導。ALLEZはBB部分が二重構造になっているから難易度が高いんですよね。(~_~;)
いちおう、ここでの作業性を考慮してか、大きな穴が何カ所か空いていて、そこから内部を照明することができます。
ディスクブレーキのホース出口近くまで通ったら、今度はそこからワイヤーを吊って引っ張り上げます。イライラせずに根気よくですね~
ワイヤーを引き上げたら、今度はそのワイヤーにリアディスクブレーキ側からアウターケーシングを通して、いよいよアウターケーシングをフレームに通していきます。
なぜこんな手順を踏むのかというと、アウターケーシングを通した際に、このBB部分でつっかえてその先まで通せないからです。ここでインナーワイヤーをガイドとして使うことで、アウターケーシング先端部分をダウンチューブ側へ導きます。BBでつかえたら、ワイヤーのテンションを張って、先端の向きを変えてやります。
ちなみに、EQUALディスクブレーキセット付属のハードタイプのほうは、アウターケーシングの表面が凸凹しているために、溶接されたアルミチューブの断面部でもつかえやすく、さらに難易度が高いです。
そして、フロントディレーラーのケーブルは、ディレーラー側からガイドのケーブルを通しておきます。
フロントのアウターケーシングには下の画像上側にあるケーブルガイドを先端に取り付けるのですが、このケーブルガイドをBB内側で穴に通す必要があります。その穴は、ケーブルガイドの外側の金属コイル部が止まるように段付きになっていて、しかも両チェーンステーの真ん中からディレーラー方向に弧を描いています。
だから、単にこの穴に突っ込んだところで絶対に反対側に出てはきません。
なので、ディレーラー側からワイヤーで誘導する必要があるのです。
最後はリアディレーラーのアウターですが、これは先ほどのブレーキアウターと似た要領です。ちょっと違うけど。ガイドのワイヤーをディレーラー側から入れていって、通したら今度は同じくアウターをディレーラー側から入れます。BBのところでつかえたら、ワイヤーにテンションかけてつかえているアウターケーシングの先端向きを変えてやります。
これで、一番めんどくさいワイヤーをフレームの中に通す作業が終わりました。
あとは、ダウンチューブ内でアウターが音を出さないように、消音材のチューブ3本を各ケーブルに通してあげます。(作業性を考えて、乾生潤滑剤のドライルブをチューブ内に吹き付けておくと楽ですよ。)
最後に、フロンドディレーラー側のアウターケーシング先端にケーブルガイドを取り付けましたが、せっかく通したケーブルガイドも、何かに固定されていないために抜けやすいです。組付けが終わるまでは外れないようにケーブルが抜けぬよう固定しておきます。抜けたらまた通すのが面倒ですからね。(-ω-)/
これは、後々の作業でも注意しなければいけない点ですが、最大にハンドルを切った際に、このケーブルガイドが引っ張られて動かないようにアウターケーシングの取り回しと長さの調整に注意が必要です。
ということで、ひと段落です~
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