ちょっと気になった動きが見てとれた。
カメラの方ではなく、取り付けていたCHINONのAUTO CHINON45mmF2.8というパンケーキレンズの絞り込み速度が遅いのだ。
とりあえずレンズの前側からばらしていく~
レンズヘリコイド近くまで分解してきました。
ピントリングを外すときには、後でピント位置調整がやり易いように罫書線を入れておくのが私のやり方。(#^.^#)
あれ?
絞りまでたどり着きませんでした。。。(*´Д`)
という事で、ここまでばらした部品を元に戻していきます。
そして、今度はレンズマウント側からばらしていく~
そしてこれが絞りの作動が遅い原因です。
レンズの絞りは、周辺にヘリコイドなどの動く部分が近くにあり、グリスなどが塗布されていて、その油分が時間と共に絞りに染み出してくるとこういうことになる。
一部安売り交換レンズなどのOEMをやっているメーカーを除き、こういうことにならないように予防をしています。構造的に距離をとれない場合には、油シミを防ぐ塗装なんかもしていたりしますが、これってなかなか目に見えないので、業務提携をしていない個人営業の修理業者なんかは、油を拭いておしまいにするところが多く、1年位すると再発したりという事も。。。 (油シミ防止の塗装もふき取ってしまうから)
ちなみに、この黒い塗装が削れてしまっている場合は、残念ながら絞りユニットの寿命です。
はい~、ちゃんと最小絞りまで瞬時に絞り切っています!
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