直前に北海道で大きな地震があり、全道で停電が発生していたりして、半年前から計画していた旅行が決行できるか微妙な状態でしたが、無事に行ってこれました!
わたくし、結構運は良いほうなので。(;^ω^)
出発は茨城空港から。
朝のスカイマーク便で新千歳へ。
駐機場の後方では、自衛隊のF4ファントムが朝のお勤めに出かけるところですね。この光景が見られるのもあと数年。F4は退役し、F35という最新のものに置き換えられる予定です。
これより2泊3日で北海道を楽しんできます!
周辺から漂う鶏糞堆肥の臭いともしばらくお別れです。
この堆肥の臭いが茨城を感じさせます。
新千歳空港到着後、エアポートライナーで札幌駅に移動、そこからは高速バスで留萌に行きます。
今では北海道の各都市(それほど大きくはないけど)を結ぶ高速道路が整備されていて、鉄道での移動よりも安く早く移動できます。
鉄道の特急の方が本当は速いのですけど、例えば信州方面のあずさとか常磐方面のときわとかのように乗車人数が多くないので、本数も当然多くないので高速バスの利便性が高くなりますね。民営企業で鉄道という大規模なインフラを整備維持するには、北海道という広大で人口の少ない土地は不適ですよね。別な言い方をすると、高速道路を利用する車に道路の管理維持費用を料金として課金するなら、北海道は誰も高速道路を通る人がいなくなるくらい高額になるでしょう。ああ、それと、北海道って意外と無料通行区間が多いです。北海道に限らず日本各地の過疎地域は高速道路が無料通行区間に切り替わります。高速道路も民営企業化したから、こんなちょっと複雑な仕組み(破綻しないように)になっているようです。こんな事すること自体がおかしいと思うんですけどね。(;^ω^)
札幌のバスターミナルを抜け、いよいよ高速へ。
高速バスの車中では、地上デジタル放送を放映。
スマフォを持ていない人でもTVを観ながら長距離移動できます。
わたくしは車内で昼食。
バス旅だけど駅弁。
旨し!!
普通に鮭いくら弁当じゃなく、4種類の味が楽しめる。
ちょっと酒粕のような味のする漬け丼みたい。
空知の平野部。でっかいどう北海道。
1980年代のフレーズです。
留萌に到着。
ここで路線バスに乗り変えます。
数年前に廃止された増毛行きの路線を横目にバス営業所へ。
沿岸バスの留萌営業所。ここでフリーパスを購入。
この萌えっ子フリーパスでここ留萌から豊富を目指します。
出発地点はここ留萌の十字街。
留萌十字街から豊富までは1日に5便。そのうち2便は土日祝日は運休です。その理由は乗っているとわかりますが、主に学生の通学利用者がいなくなるからのようです。
やってきました!
なかなかいいバスが来たぞ!
かなり新しいオートマチックのノンステップバスです。茨城県の水戸駅前はこれより古いバスばっかりだ。
ひたすら沿岸部を走っていく。オロロンライン、何人か自転車旅の人を見かける。
途中に歴史的建造物もある。
羽幌のバスターミナルは沿岸バスの中心的な拠点だけに、萌えっ子たちが多数。
田舎町にこのラッピングはちょっと驚き。
沿線には羽幌線の遺構が残る。
牧草地が続く山側。
時々変な建造物がある。
あれは子宝祈願のシンボルとかではない。
昔はあの中に牧草を放り込んで発酵させていたらしい。
今では手前に転がっている白いビニールの包みがその役割を果たしているという事だ。
途中で萌えっ子の豊富行き高速バスに抜かれる。
日本一バス停数が多いという沿岸バスの留萌豊富線はそれでもまったりと走っていく。
もうすぐ豊富町が近い。
遠くには利尻富士が見える。
留萌からしばらくは結構多くの人達が乗車していたバスも羽幌付近からは高校生くらいしか利用していない。このバスは土日祝日は運休なのだが、その理由はこの高校生の利用がなくなるからといった事だと思う。午後5時頃、帰宅にバスを利用する高校生が幌延まで乗車しているが、そこから先は更に乗車が少なくなる。豊富まではこれが最終便です。
午後6時台でバスは運行終了、鉄道も6時以降は1本だけ特急のサロベツがあるだけだ。
豊富駅前でバスを見送り街灯しか点いていない駅にたたずむ。
さて、何もない駅前から本日のお宿に向かいます。
大体6km位歩くかな? (*´Д`)
暗い道をひたすら歩く。
何にもない田舎道。
途中に観光案内なんかがある。なぜか坂の上の雲のロケを北海道でやっていたようだ。
あれって瀬戸内の方の物語じゃなかったっけ?
お宿に到着!
豊富温泉。
石油の香りがするなかなか珍しい温泉です。
確か糸魚川の方にもあったようですけど、全国的にも珍しい温泉ですよね。
軽く晩飯食べて今日は寝ます~
本日は北の日本海側特有の景色を眺めながら、まったりと一日を過ごせました~
これが茨城を朝出発して約12時間の間に楽しめちゃうんですよ~
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