茨城県の東海村にある日本原子力研究開発機構。ここに車を停めて、シャトルバスで原子力発電所の傍にある実験施設に向かいます。
東海駅の近くにある本部からだと、結構な距離があります。10分くらいはかかります。
とりあえず施設の外観は撮影禁止らしいので展示物の写真などへ。
今時は車にもドライブレコーダーとかが一般的に付く時代だし、撮影禁止といったところでまるで意味はないと思われますがね、普通に車が乗り入れている時点で。。。
原子力発電所も含め、そんな厳重な警備がされているわけでもないし、そういう建前なんでしょうね。
研究施設では、分子や原子といったものよりもさらに小さな物の研究をしているようです。パネルで説明を読んでもすぐには理解することが難しい。なにせ何の知識も持ち合わせていないのだから。。。
そういう事よりも、こういった実験に使用する機材の方がわかりやす。
反射する金属薄膜コートが何と1000層以上重ねられているという!
もうほとんど原子を交互に平らに並べているって感じですよね。
この研究施設では、これらの企業が実験成果を利用しているようです。
最近ダンロップのタイヤが結構頑張っているなと思ったら、こういうこともあるのね。
実験棟内見学。
すごく巨大な施設だ。
実験対象はものすごく小さいのだけど、それを研究するために物質の加速や減速、偏向や冷却などとすさまじいエネルギーを必要とする。だかららしい。
研究成果もいろいろ解説されている。
シリコンを使わない太陽電池ですって。
こういうのにソニーなどのデジカメ撮像素子メーカーが関わっていないのが不思議。
さっきの協賛メーカーに書かれてなかったし、こういう研究結果の応用には興味がないのであろうか? 使える技術だと思うんですけどね~
ここと岐阜県のカミオカンデで実験もやっているらしい。
新しい原子炉の研究もやっているらしい。
東日本大震災で原子炉破損の被害を広範囲にもたらしたのだから、こういった原子炉も含めて、もっといろいろな研究を積極的にやった方がいいと思う。
私は、今のままの原子炉を続けていくべきではないと思っているので。
今までいろいろ見てきて、思うのは、単独の原理の究明や物質の探査などがあったけど、それらをうまく組み合わせて自分たちに必要なエネルギーや物質を効率よく取り出す方法は無いんじゃない?という事だ。それを知るため、取り出すためには莫大な対価を必要としている。そういう部分を研究開発していかないと、将来的な実用化が難しいですよね。自分たちの知識欲は満たされるでしょうけど。
そして、地下に潜り、この機関で一番大掛かりな物質の加速装置を見学。
そして、ハドロンの研究施設。
元々学校で習うわけではないし、知識の無い者にとっては例え1日をかけても理解するのは大変だ。(私だけか?)
更にはわかりやすく説明しようとして、いろいろ工夫してはいるんでしょうけど、たとえ自体が戦国武将の知識を持っていないと理解できないために、余計に難しく、混乱する。。。
いや、これは批判をしているわけでは無くて、知識のない一般人に理解してもらえるように説明を行うのはものすごく難しいんですよね。誰もが池上彰さんのように専門用語を使うことなく説明しきるのは一つの才能なのではと思うほど大変でなかなか出来ないことと思う。
そういう幅の広い知識を持った人が研究に参画していないと、なかなか一般の実用分野への利用を進める上では難儀するんじゃないのかなあと思うな~。
研究者が論文だして、誰かがその論文を評価して活用してくれるのを待たざるを得ないでしょう。それがお金を出した日本ではないかもしれないしね。
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