2013年11月9日土曜日

ツールド東北参加ツアー その4 (竜飛海底駅見学の巻)

前回眠くて書くのを中断した続きです。(^_^;)

停車時間内に皆が同じドアから降り切らなくてはいけない為に、早く降りてくださ~い!となります。
降りてまっすぐ進み、隣の坑道まで進みます。じゃなくては他の人が降りられないから。
列車が発車した後、点呼を行い今降りたホームの見学をしました。
狭いですよね。
新幹線が走る為にこのホームを削ったら、はたしてこの駅にきちんと降りられるのであろうか?
というか、平成26年下期から実施する新幹線の試験走行でプラットホームが支障することから、この駅が廃止になるって、ホームの事ではないですよね。元々線路自体は新幹線対応で敷いてあるし、新幹線対応の架線と線路設備の増設をするだけの設計になっているはずだし。
多分、駅の廃止は別の理由があると思う。
やって儲かるなら、工事をしながらだって続けることもできるはず。(一般人が得られる情報からの推測ですから、正しくない可能性は高いですが。。。)

 駅が無くなるから、もう見納めですね。
吉岡海底駅も休止からこのたび廃止になりました。

さあ、駅ホームの見学を終え、線路を越えて反対側に移動します。
北海道側から見学コースに入った場合には、線路の下をくぐり、反対側のホームに接続する坑道に抜けなければなりません。

曲がりくねって、ちょっと下った後にまた登ります。線路をくぐるから。


皆さん、見学中に持ち歩かない荷物を鍵付きの棚に預けて、駅構内の見学に行く準備です。
下の画像左側から来て、ちょうど北海道行きの下り線ホームと合流したところです。

そ ういえば、列車から降りた時に、一目散に見学する我々の集団から離脱し、この下りホームの先にあるベンチに腰かけていた人は何者だったのであろうか? 見 学者ではないとすると、何かの関係者だったのであろうか? まあ、警備員も注意しないという事はお仲間なのであろう。身なりは全くの観光客に見えましたけどね。 ↓

ここから先に進むと、 竜飛海底ワールドです。






駅の構内を抜けて、青函トンネル記念館の見学エリアへ。

見学を一通り行うと、体験坑道駅に移動。
ここから記念館駅まで2両編成の列車に乗って移動します。

 列車の作動時の音が、何やらソナーを打って進む潜水艦のようです。
ゆっくりと地上に向けて進んでいきます。

地上の駅に到着。

トンネル内の空気を循環させるために、今乗ってきた列車の通路にも隔壁があります。
通過後に閉じて、空気の漏れを無くします。

記念館駅です。風雪に耐えて建っているためか、古びている印象ですね。


一通り見学が終わったら、又列車に乗って竜飛海底駅に戻ります。
記念館を含め、貴重な体験でありました。




印象としては、全てに老朽化が著しい事です。
竜飛海底駅には緊急時の非常ベルなどの設備もありましたが、浸水で多分作動しないであろう状態の物も見かけました。
非常時に隔壁を作動させるモーターもかなり錆びていて、本当に作動するのか?という感じに見えますし、今回新幹線の工事で廃止するのがいい機会と思えます。
つまりは、新幹線の工事を口実に青函トンネルの設備を更新すること。
竜飛海底駅の見学施設はどうでもいいとして、青函トンネルの設備自体がかなり老朽化している印象を持ちました。今のJR北海道になんとかする体力はないと思えますし、多分、青函トンネル自体が今の列車運行状態では維持する事が困難な赤字路線と思われます。
まあ、JR北海道以外の資金を利用して工事をするよい機会なのでしょうね。素人考えですが。。。

いまは何とかなったとして、今後どうするのかなあ?
世界的偉業も今の運行状態を見ていると、技術を示したいだけの代物。
民営化したJR北海道に負担を押し付けていいのか、政府が特殊ルートでJR北海道に援助したとしても、今後ずっと同じようにやっていけるのであろうか?

私はこの三連休に、興味をそそられるいくつかの鉄道を見て廻りました。
現状努力されている方々が沢山いる。だからあえて私個人の意見を書きません。
ひとつ言える事は、いろいろな角度から
見るべきです。
全てをうまく運ぼうとする事は無理でしょうが、そんな中でも最善を探さねばなりません。


1 件のコメント:

  1. 竜飛海底駅は明日が最終日なので劇パ確定でしょうね。

    知内駅は、スーパー白鳥22号→白鳥93号で40分ほどの訪問が可能です。
    また、駅から少し離れたところから路線バスの利用ができます(一日10本
    程度運行あり)。

    ちなみに10月31日、遅れた北斗星からスーパー白鳥22号への接続連絡を
    取ってもらって知内駅に訪問し、以降の海峡線の遅れを作った犯人はわたくしめです。

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