実は、私が所有しているライカのカメラを2台ほど売却して、中古のNIKON Z7を購入しました。
M2なんて、現在の中古販売価格は余裕でZ7より高額なので、追加の出費は必要なかったですね。でも、一番お気に入りのライカは残してあります~
そして、いろいろと遊んでいます。
デジタルの世の中になって、プロはより高機能を求めるようになったが、スマフォでもきれいな絵がとれる昨今で、私のような人間はそんな高機能は必要ない。つまり、民生用カメラはプロフェッショナルな機材をベースとする一部の機種を除き、どのようなバランスでプロの機材のパーツを減価償却するか? 高性能は誰にも必要ではない。そして、必要な機能は人それぞれ。
ニコンの場合、レンズの自由度が~って説明しているけど、マウント面と撮像素子のあの異様な近さは違うと思う。設計自由度でいえば、昔のカメラのようにレンズ後端をマウント面より後ろに出っ張らせているレンズだってあるんだし。近年ではキャノンのEF-Mみたいな。
絶対に後発のメーカーとしてアダプターかますことを意識しているよね!
ということで、私はNIKONを買っちゃいましたし、Zマウントのレンズもってない。。。
ただ、アダプター経由ではニコンも含めいろいろ対応レンズはあります。
こちらは1980年代のそこそこ高倍率のズームレンズ。
ニコンの35-135mmです。今となってはとても使いにくい。
それは、最短撮影距離が1.5mであること。
これは焦点距離が長い高倍率ズームほど距離が長くなる。街角スナップで1.5mはちょっと厳しい、だから35-70mmの方が現実的かもですね。このころのズームレンズって、今とは違ってフォーカスレンズを最前群でやっていて、直径が大きいし寄れないものばかりだったですね。今だとインナーフォーカスですよね。
そんなレンズをなぜ持っているのかというと、使い勝手が悪くとも、数千円で結構写りはいいんです。(ヘンタイだから?)
これは一世を風靡したタムロンの高倍率ズーム。
28-200mmです。
高倍率ズームのわりにコンパクトで、意外と寄れる。
作品用としてはいまいちかもですが、旅行なんかにもっていく記録用には最適かも。
妥協点は多くありまして、現代のようにレンズ交換式のカメラ基準で考えると、わざわざ買うかな~って思う。最近よくネットのブログで見るぐるぐるボケをだしたかったら、このレンズは本当によく出せますよ。
これはタムロンのアダプトールレンズ。
先のニコン35-135mmと違い、長焦点距離側でマクロ切り替えがききます。
これはPENTAXのFレンズ35-70mm。
ズーム倍率低く、長焦点側が70mmだから先のニコンの35-135と比較して最短撮影距離が1.5m→0.7mとなっている。そして、コンパクトながらやはりマクロ切り替えできるのでそれなりには拡大撮影できます。この時代のレンズでは、2倍位のズームがスナップ撮影などには機動性がありますよね。
だけど、それ以前のAレンズで35-70mmはこのように鏡筒が大きく伸びてマクロ切り替え時にはもっと拡大撮影が出来ていた。これは、マニュアルフォーカスとオートフォーカスというレンズ設計の制約によるところが大きいのでしょうね。
ただ、コンピューターの設計計算速度やレンズヘリコイドの非線形移動の成型加工技術向上で、レンズをマクロ切り替え無しで、高倍率でもかなり近距離撮影できるようになっていった。28-105mmのズームで全域最短43cmですよ。
た、たのしい!
高速連写速度も高速AFも私には必要ない。古いフィルムカメラでは、沢山撮影して得た経験による絵作りを、デジカメではライブビューで早く確実に撮影できる。
しばらくはこのZ7で遊べそうです~