昨年からオークションでチョートクさんがカメラや雑誌などの処分をしているのを見かけ、終活しているのかな~なんて思っていました。
四半世紀前に私が売却したFEDなんかもまだ持っていたんだ~なんて思いながらも、私も処分しなくちゃいけないかなあなんて。
そんなこんなで、私の防湿庫にたくさんあるカメラやレンズを処分して、スペースが徐々にできてきていましたが、ついそのスペースに新たなレンズを増やしてしまいました。。。
それがこれ、ニコンの58mmレンズです。
標準レンズなのにやたらとでかい。
ちなみに、使用できないってメーカー説明の組み合わせで動かしてみました。
客観的に判断して、NIKONのミラーレスカメラであるZシステムは、どれもかなり優秀なレンズばかりです。このレンズに20万円出すんだったら、点像はこのレンズ位優秀なもの多いし、ボケだって多くのレンズが本当にきれいなもんだな~って思う。
じゃあなぜ買ったのか?
ここからは、欲しいレンズを手に入れたおっさんの、うれしさゆえの独断と思い込み、妄言でお届けいたします。( *´艸`)
元々ニコンは50mmで1.4と1.8の2本のレンズをラインナップしています。
そんな中で58mmレンズが出てきた。
世の中ではNOCT NIKKORの再来ではないかと言われていた。
そして、これがレンズの構成図。
NOCTのガウスタイプというよりは、ゾナータイプを元にしている感じする。
(公式を含め、今までのネット情報を漁ってもだれもそんなことを言ってはいないです)
フランジバックの短いレンジファインダー機で、明るいレンズはゾナータイプが多かったですが、レンズ表面の反射を抑制するコーティング技術が進化し、NIKONの場合はフランジバックがより長い一眼レフカメラへと移行していくうえで、廃れていってしまったんです。
これはニコンのニッコール千夜一夜物語の第40夜、ニコン一眼レフカメラ用初のF1.,4レンズの画像です。上がゾナー、下がガウスです。
NOCTの元になったようなこのレンズですが、このころ既にニコンでは一眼レフ用50mm標準レンズはガウスタイプに分があると判断をしていたようです。
しかし、設計者のエゴと言いますか、もし、だったら、なんて考えてしまうのです。
現代の技術であの頃のレンズを再設計したら、どうなっていたのだろう?
NOCTがゾナーベースだったら?
ガウスに対してゾナーの欠点ってどれくらいあるのか?
NIKONのレンズって、なんとなく面白いので、意外と私の防湿庫の中で残存率が高いです。
それはなぜかというと、各社特徴のあるレンズは価格も高騰するものですが、NIKONの場合は価格がこなれていても特徴的なレンズがまだまだある。(高騰する前に何本も買って自分用に残してある?)
そんないろいろなマウントのレンズが、今はNIKONのZシステムの下にマウントアダプターを介して集まっています。
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