いま日本では、TOKYO2020オリンピック真っただ中!
ですが、案の定というか、やっぱりというか、新型コロナウィルスの感染が拡大中です。。。
その前に開始された職域接種という、会社単位での予防接種申し込みもワクチン不足のために中断されている状態らしく、個々の申し込みが普通にできるようになるには9月以降になる見込みらしい。
遂に茨城県でも緊急事態宣言が発令された。
でも、どうすればいいの?
自粛しなくちゃいけないらしいけど、できる自粛には限度があるし、結局は各自の判断次第。だって、感染はしたくないけど、経済的に将来にわたる負の負担を抱えることは、コロナウィルスの後遺症とどっちがより厳しいかは、それぞれの環境による。
そのせいなのか?
ただの自粛疲れなのか?
宣言が発令された首都圏では、過去の時と比べて人出があまり減っていないようだ。
感染者が過去最高を記録しながら増加中。しかし、人出はそれほど減っていない。
だからなのか、日本の首相は重症でない感染者は基本的に自宅隔離とすると、医療の方針を変更した。
ただの風邪だって40度近い熱が出ていれば相当つらいのに、それでも自宅でほかの人とは合わないで一人頑張ってくださいということらしい。
おれ、ワクチンの接種もできないし、今から感染したら大変だなあ。。。。
そこで思い出した。
私の好きな漫画「岳」のひと場面。
ヘリで現場へ到着したが近寄れず、ヘリの牧さんが救助隊隊員の久美さんに発した言葉。
ヘリがつけられる場所まで隊員一人で複数の要救助者を移動させるために。
「脅せ」
「徹底的に死を意識させて登らせろ」
人出が減らず、コントロール不能になっている日本国民に対して、間接的な脅しですよね。
今すぐ手を打たなくてはいけないこの状況において、日本では法律上主権の制限に当たるロックダウンは難しいとして、今に至るまで何の法整備も進んでいないし、頼みの綱のワクチンもずっと不足している。
この漫画で、登山は非日常と考える読者も多いかもしれませんが、同じようなことがいま市中で見えない不測の事態として身近に蔓延しているんです。
感染するかしないか、運の要素ってすごく大きいなとは思いますが、それでも、それ以外で不幸になる確率を小さくできる部分はもっともっとあるはずです。個人の努力によって。
夏休みのこの時期、TVで遭難者救助のニュースを見かける機会があるかもしれませんが、その時自分が思った登山者に対しての気持ち、今、自分はコロナ過においてその気持ちに反しない行動がとれていますでしょうか?
後悔しないように。
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