本日はご近所で行われている行事を見に行ってきました。
メロンの生産量日本一の茨城県鉾田市で開催される「全国メロンサミット」です。
私の記憶では、1980年代から90年代のバブル期にかけて、旧旭村でメロンの生産をしている人が品評会で全国1位になって品質で日本一と言われていた。
その当時、メロンの木に1玉しか実をつけさせないからかなりのコストがかかり1玉当たりのお値段が1万円位した超高級品のブランドでした。
だから、今のように直売場で観光客がお土産に購入していくという光景はあの当時は考えられませんでしたね~。
それが今では1玉1000円から2000円のお手頃価格です。(生産者によっては今でも5000円から1万円の値段がするものもある。) 決して安い果物ではありませんが、あの当時を知る者としては、ずいぶん安くなったものだと感慨深い。
イベント会場には駐車場が無いらしい。
しかし、私はご近所なのでチャリでふらっと乗り付けました。
全国各地、大概のイベント会場では自転車を周辺に駐輪してもなんのお咎めも無い。
田舎故にここ鉾田市の運動公園では特に駐輪場などは無いから、本日の為に場所を確保したようです。こんな大きなイベントが無ければ、どこかそこいらに停めておけよって言われるだけだもんね~。
会場入り口に到着。
シャトルバスが次々と出入りしている。
大きなイベントなんですね~。
ではでは、早速体育館内の会場へ!
こうやって見てみると、なんだか懐かしい感じもする。
何故なら、私が旅行に行った場所によって、流通している産地がそれぞれ違うんです。
東北方面でしたら、一番見かけるのはやはり庄内の砂丘あたりで作られているメロン。
東京から西方面だったら静岡のクラウンが一番流通しているかな?
大阪だったら名古屋近隣より四国産のほうが多かったかなあ?
一番庶民にとって身近なブランドは、結局のところ流通コストの安く済む近隣が多いのでしょうね。
そして、野外のイベントスペースへ。
わたくし、結構イベントには参加しているので有名な食べ物でもそれほど欲していない。
特に地元のであれば、ここで食べなくても後で食べることできるし。
で、今回気になったのはこちら。
日本のお茶。
普段は、身近な人が亡くなった時の通夜見舞いやお葬式のお返しに頂くことが多いお茶。
近くの産地の煎茶なのだが、特に何も感じずこんなものだと思って飲んでいる。
だけど、お金を払て購入するお茶は全く違います!
同じ日本茶でもこんなに違うものなのかと目からうろこです。
日本人はコーヒーを有り難がって飲んでいますが、自分の住む土地の文化をもうちょっとよく見てみたらいいと感じる。と、自分の教訓を元にそう思いますね~。
メインのステージでも次々とイベントが行われています。
メロンの歌や茨城県のプロバスケチームの紹介、大洗高校のブラバン等々。
そして、会場にはメロンの種苗会社もブースを出していました。
ちょっとサカタのタネ(あほの坂田ではありません!)の緑のカーテンにメロンの発想はいいなと思う。買ってみようかな!
そして、タベ・クラーベでメロンの食べ比べをしようと思い、食券を購入。
全国のメロンを食べ比べします!
500円で5種類のメロンが試食できます!
で、今並んでいるメロンは。。。
4種類が地元の鉾田じゃないかい!!!
金払って食べんでも食えるわ!!!
でも、美味しいっす。
今回はちゃんと食べ頃のメロンをそろえてありますね。
以前に茨城空港で200円支払ってイバラキングの試食をした時には、食べ頃前のガリガリ状態を提供されたので、 生産組合のやつらに投げ返したろうかと思ったりしたときもありましたけど、今回は合格レベルかな。
ブランド品質の安定が悪いから品質ではなく生産量日本一に変わった要因でもあるしね。。。
まあ、俺はメロンの生産農家じゃないから、他人事でどうでもいいんですけど。
そして、再び体育館へ。
各地域の取り組みをじっくり見て廻る。
農業は何処も共通の問題を抱えているんですよね。
私も会社員を辞めて自分の家に戻った時、農業の可能性をいろいろ考えてどうやって生活していくかを真剣に考えたものでした。
色々な補助があるものの、結局は自転車操業になる危険が非常に大きい。現状で多くの農家が借金の為に働いているような状況を見るにつけ、自分が農家をやるとしたときの勝算が立たなかった。。。年収のシュミレーションでいえば、夫婦がコンビニなどのアルバイトで稼いだ時と比較して純利益が少ない。いわゆる非正規雇用と言われている、今世間で問題となっている就業形態よりも農家のほうが利益が少ない。
国家の礎たる職業が、そのような状態だから、日本の就業体形が安定しないのも頷けるよな~などと一人想いを馳せながら読んでいる。
ん?!
なんかシンプルな自治体が。。。
小美玉市だ。
メロン振興への取り組み事例が。
メロンを取り巻く課題ー
生産者の高齢化
後継者不足
で、以上終了???
あえて言わせてもらいます。
何だこの回答は。。。
しかも、その下の画像がメロンと何ら関係のない「小美玉市の酪農製品」とよく観光パンフレットに掲載される石岡市からほど近い運動公園そばにあるコスモス畑と霞ヶ浦から筑波山を望んだ画像。。。
これを見ると、完全に自治体は生産者任せで他人事。やる気の無さが感じられてしまう。
パネルでは、全国の自治体の取り組みが紹介されているだけに、当然比較されてしまうしね。
楽しむはずが、とっても悔しい、歯がゆい気分で会場を後にしました。。。。
会場から坂を下ると、鉾田市の温泉施設があります。
そこに、昔鹿島鉄道で走っていた車両が展示されています。
廃線になってから10年も経ってはいないと思いますが、もうずいぶん過去の事のように思いますね。
そしてここから石岡市へ。
石岡の神社で祈願をします。
2016年夏、会津で開催される手塚治虫キャラクタースタンプラリーに参加する予定です。
そして、 全てのスタンプを集める計画を立てています、自転車で廻って。
こんな感じで、そんなに休日が多くもないのに予定を詰めるから苦しくなってくるんだよな~というのはわかっていても、ついやってしまう性なのです。
そしてそこから、夕食はつくば市へ。
大人気の餃子店、ホワイト餃子へ。
席について待つ事70分!
やっとのことでありつけた餃子。
10個450円。
モチモチ、パリパリの皮を食べるといった感じの餃子ですね。
コロッケのような感じで何かしらのパンチがある餃子ではなく、ご飯のおかずじゃなく主食としてパクっといく食べ物かな。
いつもの癖でコスト計算しちゃうんですけど、1皿450円のこの餃子。私は席について70分かかり料理が出てきた。その間店内の席をチラ見していましたが、1時間でお客さん2回転といったところかな? 3回転はしていないようだ。
ラーメンよりお客の回転数が低く商売的には厳しそうな感じがする。店内の張り紙には餃子の焼き上がりに20分かかるともある。
個人商店ならともかく、チェーン店としてはやっていけているのかなあ?
つくばにはいろいろなお店があるから面白いです。
今日もいい社会科見学になりました~♪
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