2015年12月23日水曜日

血(流血)と汗と涙の柚子の木を枝払い~

本日は早朝にPCのグラフィックボードを増設!
理由は、私が現在使っているViewSonicのディスプレー、VX2235wmが現在使用しているWINDOWS10環境で正しく表示できないからです。このディスプレーは、買った当時22インチだし結構高価だったんですけど、画面解像度は1680x1050とFullHDの一歩手前の特殊なものなんです。だからWINDOWSの標準解像度では対応していなくて、買った当時はディスプレーメーカーのドライバーである程度ごまかしていたんですけど、そのドライバーはVISTA用までと、現在では使えないものです。よって、この特殊な解像度に対応すべく新たにグラフィックボードを4000円かけて増設したというわけなんです。
ギガバイトのグラフィックボートを増設し、専用のドライバーとユーティリティーソフトをインストールしたら、あとはディスプレーを接続するだけでグラフィックボードの最大解像度内で自動設定してくれる。なんて賢いんだ!
そして、ついでに購入したFullHD対応のディスプレーをセカンドディスプレーとして設置。
これで快適なデスクワーク環境が出来たぜ!
あとは年末にPCのハードディスクを160GBから2TBへ移植するだけですね~。
趣味の為にこのように快適なPC環境を作っているわけではなく、表計算や文章作成のためのオフィスソフトウェアを効率よく動かす為なんです。定期的にオフィスソフトは買い替えなくちゃならんし、結構お金かかる。。。。

そして、ある程度作業にめどがついたら畑へGO!
今日は柚子の木の枝を切り落とします。
たくさん生っています。ただ、柚子の木が上へと伸びすぎてしまったために採れなかったんです。
なので、柚子の木の背丈が3m以下になるように枝を落としました。
この辺は普段会社に行っていて畑仕事をしないけど、体力がある私の出番ですね。

また、この柚子というやつは、油断をするとかなり痛い目にあいます。
見ての通り、かなり鋭いとげがたくさんついています。
ばらのようにたくさん密集しているわけではありませんが、厚手の皮手袋くらいでは貫通する威力がありとても強力。しかも、腕まで保護しないと実を採取する場合にガリッっとやっちまいます。

半日がかりで注意してもかなりすり傷だらけになりました。。。
今回枝を落としたから、数年はやらなくて済むな。

そうそう、橘もちょっととげがあるんです。
古い品種によくあり、今時の新しい柑橘類にはほぼないですよね。
その辺は、収穫の作業性も考慮して品種改良を行っているからなのだろうか?

この間熊野で購入したじゃばらも何となく見た目が柚子に似ている。
あの地方には橘と温州蜜柑の雑種があったし、あちらで栽培している何らかの品種の交雑でたまたま生まれた柑橘類なんでしょうね。
伊豆の戸田地方のように、柑橘類は栽培していても、橘の自生地は人里から離れていて山の中であれば交雑も免れるのでしょうが、普通は原木が生きながらえていない限りオリジナルのまま残っているというほうが難しいですよね。

とげにやられてキーボードを打つ手が痛いけど、今宵は資料をいろいろ眺めながら物思いにふけるのであります~。


2015年12月21日月曜日

PENTAX Q7を購入しました!

本日到着しました!
中古ですがPENTAX Q7を購入しました。





今年の冬休みはこのPENTAX Q7をメインの機材として撮影をします。
購入動機ですが、標準ズームでもうちょっと広角側を撮影したいと思っていまして、いろいろ検討をしていました。一番の候補はワイドコンバージョンレンズだったのですが、ある程度の画質を考慮した場合に、その製品の購入金額を並べてみると約2万円位になってしまっていました。新たに広角ズームを購入するのであれば、3~4万円のお金を用意しなければならず、それからしたら安いのですが、メーカーとしてはレンズも売りたいからその辺は絶妙な値付けだなあと感心しながら模索をしていました。
結構使い勝手がいいNIKON1 V2。
AFは早いし、各種レスポンスも早いから普段撮影でストレスない。
使う割合が今のところ一番多いカメラです。

ただ、ここでふと考えた。
まてよ、確か今俺がもっているPENTAX QをQ7にすると、センサーサイズが大きくなっているから、今持っている標準ズームレンズがワイドコンバージョンレンズを付けたと同じような広角寄りになるよなあ~?
しかも、ワイドコンバージョンレンズをレンズに取り付けるより間違いなく高画質であるはずだ。


そう、PENTAX Qの時には135フィルム換算で28~85mmのレンズ相当だったのが、Q7なら24~70mmになる。よくあるワイドコンバージョンレンズだと21mmだからちょっと足りないけど、カメラサイズはそのままで、広角ズームになるのはおいしい。

結局のところ、画質をどこで妥協するかで撮像センサーのサイズからカメラの大きさが決定されてしまう。
例えば、APSサイズセンサと呼ばれるデジタル一眼レフだと、18~35mm相当のレンズ画角でこのくらい。

もう、大きさで倍以上、重量でそれ以上の差があります。


今年の冬はチャリでの移動を含む旅行も計画しているため、上の画像のPENTAX K-7やK-5Ⅱsではちょっと大変。。。
撮影の画像はあまり高画質を必要としないので、APSサイズのセンサーまではいらないと判断しました。

まあしかし、よく撮像素子が小さいデジカメは望遠を楽しむのに有利とされていますが、レンズ一体型のデジカメを除けば、むしろより広角レンズをコンパクトなサイズのデジカメで撮影できることのほうがより有利なポイントですね。
今のところ、レンズ交換式のデジカメでは、望遠レンズはより大きな撮像素子と共通のレンズ設計がされているため、はっきり言ってしまうと大きな撮像で撮影しておいて画像をトリミングするのと結果的には何ら変わらない。しかし、広角側に関しては特にレンズメーカーが特徴あるレンズを販売していて、私はシグマの8~16mmのレンズを6万円で買ったが、これが135フィルム換算では12~24mmだ。もし同じ撮像素子のデジカメであればレンズとデジカメでAPSサイズと135フィルムサイズでは5倍程度の価格差が発生し、大きさや重量も二回り位は違うようになる。

もし私が今後、PENTAX Q7用に専用のワイドズームを4万円出して購入したならば、これは最大画角で135フィルム換算17mmだから、各社の高級コンパクトデジカメでも出来ない小型サイズでリーズナブルに超広角を楽しめる一番の選択肢になると思われる。


2015年12月15日火曜日

ボーナスでお買い物

先週末は会社員のお楽しみボーナスが支給されましたので、お買い物に出かけました。
ボーナスは会社の収益がいい時のみもらえるわけではなく、半ば日本の恒例行事です。
業績の良し悪しは関係ない公務員も必ずもらえますからね。

早速この間購入しておいた青春18きっぷで東京にやってきました!
まず始めは、御徒町で電車を降りてOD BOXでズボンを買いたいと思います。
年末だからセールをやっていて安いのだろうと思ったら、全く安くなかった。。。。
一応セールはやっているものの、店内の衣料品を眺めていくとそのほとんどがセールの割引対象外と表示されている。有名店だから安売りはしないのだろうか?
結局、ここでは何も買わず敗北感を味わいながらお店を後にするのでした。。。
スポーツジムや大会なんかでここのビニール袋を使っている人が多い訳がなんとなくわかった気がする。品物が良い分かなりお値段が高い品物を多く取り扱っているお店故、ここで購入したことを優越感とかステータスと感じているのであろう。

そして次に向かったのは、私がよく使っているブランド モンベルさん。
メーカーの直営ショップです。
 ここでも惨敗。。。
平均的な体形の私、故に求める人が多いからかほとんどのズボンでLサイズが品切れ状態。メーカー直営の店舗で朝一番に品物がない。しかも、店員さんに聞いたところ、展示がないという事は在庫はないとこのと。マジっすか。。。

わざわざボーナスのお金を握りしめて東京まで買い出しに来ましたが、電車賃を支払った分無駄な出費になってしまった。。。
こんなことなら、ネットショッピングで安くて在庫のあるお店を選んで買えばよかった。
最近よく聞くのですが、ネットで品物を購入する人が増えて、実店舗の売り上げが著しく減ってきているのだとか。無理もない、無駄な時間とお金を使うのであれば、ネットショッピングのほうがずっと良い。

気を取り直して、昼飯に行きます。
このまま歩いて秋葉原方面へ。
本日の昼食は、ラーメン食堂 粋な一生さんで味噌ラーメン。

私が子供の頃は、身近なラーメン屋と言えばどさん娘ラーメンとかなので、ちょっとスパイシーなゴマみそを味噌ラーメンと思っている。サッポロ一番味噌ラーメンもソバの汁のように濃い醤油っぽい味噌味。
それが、今時はこんな感じで見た目から全く違う。
クリームのようなスープですよね。
札幌ラーメンのように表面に油が浮いていて、アツアツを密封しているという感じもない。
ラーメンって面白いっすね!
水彩画で色を重ねるがごとくものすごくいろいろな表現が出来るんだと思い知らされる。


そうそう、カレー屋さんも結構多いです。
気になったものの、さっきラーメンを食べたから連食を泣く泣くあきらめました。
怪しさ満点のお店の看板。誰かの名言をお店の看板にしつつ、横っちょにカレー味100%と書かれている。わざわざ書く意味あるのか?

そして、秋葉原をぶらぶらして、中古のモニターとハードディスク、グラフィックカードを購入。
今年の正月に、私のPCをアップグレードします。
一応、来たから寄ったものの、これらもネットショッピングで事足りると言ったら、YESですね。
今回の教訓として、買い物はわざわざ出かける必要はなし! ネットショッピングで十分です。
わざわざ東京に来るのであれば、ショッピングに時間をかけるよりも美味しいお店や町中ぶらりを楽しむほうが良い。

そして翌日、地元茨城のお店廻りをします。
自転車用品は昔からお世話になっているお店で年末セールを行っているとの案内状を頂きました。そして、行ってみたら本当にお買い得品がありまして、OGKのヘルメットを広言できぬお値段で購入。お得なお買い物は遠くまでお出かけしてではなく、身近なところのお付き合いから出てくるものですね~。
そして再びモンベルショップへ。
といっても、こちらは筑波学園都市の駅前にあるショップです。
うわっ!
こっちのほうが充実しているじゃん。。。。
しかも、ここはアウトレットも併設!
結局、ズボンを含め数万円分購入!
いろいろなブランド品を使いましたが、結局日本のブランドに戻ってきちゃうんですよね。
海外ブランド品は割高だし、サイズが私にはいまいちフィットしない。
いろいろ聞いたところ、ヨーロッパやアメリカのほうの型を使っているウェアは、手足が日本人には長めに出来ているからちょっとだぶつくらしい。

いい買い物が出来ました!

 




2015年12月6日日曜日

2015熊野古道トレイルラン大会に参加してきました! (大会後のオプションツアーの巻 その2)

本日はお家に帰らなければならない最終日。
吉野山のお宿を午前4時に出発!!
そう、今日も朝早いんです。夜道を鹿の群れに脅かされながら下っていきます。





道は真っ暗だけど、それはそれで味があるかもしれない。
今日のお昼ではなくて夕方の航空便だったらゆっくり見ることできるのになあ。。。




なに!! 特濃巨乳ソフト!!
 いや、よく見ると豆乳ソフトクリームだ。なんと紛らわしい、男子を惑わせようとする策略がありそうだぞ。暗いから余計に間違いやすい。

名所も観光PR画像では絶対に見ることのできない暗闇の画像でどうぞ。
吉野駅に到着。

お土産の段ボール箱が結構重い。ちょっとの距離であればたいしたことないと思うのですが、途中観光をしながら何キロも抱えているとかなり疲労する。
だけどもこの駅のコインロッカーに預けてしまうと、600円も余計に出費し、せっかく安く購入した美味しいミカンが台無しだ。




近鉄の急行。
関東地方でJR路線ばかりしか乗っていないと、料金体系に戸惑う。
急行でも急行料金を割増で払わなくてもいいんです。
名鉄の特急乗った時にも戸惑たっけなあ~。

車内にお客さんはいない。

ここ吉野駅までは、とりあえず終着駅なので入選しているだけみたいですね。
交代の運転士や車掌も途中の吉野神宮辺りから乗ってきたぞ。

とりあえず吉野口駅到着。
ここで、昨日チェックしておいた青春18きっぷを購入する。
普段購入する券売機やみどりの窓口の磁気シートの券ではないタイプの青春18きっぷです。
こんな感じ。
今だと、券売機で購入すれば5枚くらいメインの切符と共に切符を利用する際の注意事項やアンケートなどがでてくるのではないかと思いますが、このお札を一回り大きくしたサイズの切符は裏側に注意事項が記載されています。

年末年始のお休みは、この切符で鉄道旅します~♪

そして、和歌山駅まで行ってみようかと思ったのですが、乗り継ぎの悪さがあり、このまま阿倍野橋駅まで行ってみます。そこから住吉大社をお参りして関西国際空港に行くのが一番スマートかな。
近鉄で終着駅の阿倍野橋まで乗りまして、そこから地下道をちょっと歩き阪堺電車の天王寺駅前に到着。

ここから住吉駅まで乗りまして、住吉大社にお参りします。

橋をわたって境内へ。
境内では写真を自粛します。
ここも熊野大社のように複数のお社を順番にお参りする。
ちょうど年末年始の特別警戒本部の開所式をやっているところでした。
暮れも押し迫ったころにはたくさんの人が訪れるのでしょうね。

ここから南海線の住吉大社駅に向かいます。
そこから関西国際空港は乗り換えなしで行ける。

おっ!さっき乗った阪堺電車の終着駅がある。
なぬ!?

都会の一角にはこんな感じの隠れキャラ的な駅が時々ありますよね。
1日5便。そして朝のみだって。
朝のラッシュ時に短距離で列車を往復させるために使っているのであろうか?
朝8時過ぎには列車が無くなるので、お店が開店するまではのどかなものです。




私はここから空港まで移動して飛行機で東京までひとっとびです。
新幹線を利用するより安いから、未だに新幹線の利用率は本当に低いですねえ。
楽しい紀伊半島旅行でありました。

来年も熊野古道トレイルランは参加して、もうちょっと周辺の観光もしたいですね~。






2015年12月5日土曜日

2015熊野古道トレイルラン大会に参加してきました! (大会後のオプションツアーの巻 その1)

大会翌日、宿を5時前に出発。
今日も出発が早いんです。

何故ならこのバスに乗らなくてはいけないからです。
ここ和歌山県のJR新宮駅前から奈良県の近鉄八木駅まで、日本最長距離の路線バスに乗ります!
 事前にチェックしておいたのですが、朝一番の便がなんと5時53分発なんです!
後でバスの運転手さんに聞いたんですけど、通学の為に利用しているお客さんに配慮しているのだとか。

さあ、出発であります~♪




もちろん始発の新宮駅からなので、整理券の番号は1番です!
 ひたすら乗り続けても、終点まで6時間もかかります。
その間、運転手の交代はしないらしいです。高速バスなどの長距離を走るバス便は、法律によって距離数制限がなされて運転手の交代が義務付けられている。だけど、一般道路を走る路線バスは6時間も走るのに距離数が200kmにも満たないから、交代をしないようですね。超過酷な労働環境ですね。。。



新宮市内を抜けてトンネルを通り抜けた。
多分もう山間部に入っていると思うがまだ夜明け前なので景色が全く見えない。
ふとバスを見回す。俺以外に誰もいない。運転手さんと2人きり。。。

ようやく辺りが明るくなってきた。


 朝7時前、川沿いの集落から学生が数名乗り込んできた。
ここら辺の学生はこんな朝早くに通学しなければいけないのか~。大変だなあ。
そして、幹線道路から外れて細い道へと入っていく。表示には番号がない。県道ですらないのであろうか?


温泉や集落がこの先にあるようだ。
 結構細い道をぬうように走っていく。




こんなところでも、バス同士のすれ違いがあるんです。
すごいなあ~!!

温泉街を過ぎると、私の最初の目的地「熊野本宮」です。
せっかく来たんだし、お参りをします。

元は川の中州にあったらしいですが、水害によって今の場所に移った。
元あった場所は今でも神聖な場所として撮影も禁止されています。なので、境内から外側で撮影した画像しかありませぬ。
伊勢神宮とか、一番重要なお社は撮影禁止になっているところが結構ありますので、参拝する場合にはよく周りに気配りをして、注意することが必要です。


数百メートル歩くと、熊野本宮大社に到着。
まだ朝早いので参拝客は数名しかいない。

ゆっくりと熊野詣でします。
あそこから先は撮影しません。
神域。
「新たなる自分自身の出発を、熊野で祈りて光り輝く!」

お参りを終え、戻ってきました~
おっ!
何名かの方にはお土産としてここから送った絵馬が届きます故、お楽しみに~

さて、ここからもまたバスの旅が続きます。
お~~やってきました! 本日2便目の八木駅行き特急バス。

ここからちょっと行ったところにある道の駅に移動します。
道の駅 奥熊野古道ほんぐう HP
おなか空いたので朝飯。
うどんは関西風が好きだなあ~。
関東風のは醤油の黒さが目立つけど、関西風はすっきりしたおつゆ。
お揚げはかなり甘く濃い味ですが。
そしてめはりずし2個。
ロールキャベツっぽいが、中身はごはんたっぷりです。
これ良いっすよね~。海苔を巻いたおにぎりだと海苔から腐敗しやすいから、こういうので巻くとお弁当にいいかも。

そしてお楽しみの産直品をチェック!
タケノコ芋?? う~む、なかなか珍しいものを見つけました。
買いたい衝動を抑え、ここは踏みとどまる。多分自家用車で来ていたら買っちゃっただろうな。
私は、ここで念願の「じゃばら」を購入! (タケノコ芋の上側、2個入りの青いやつ)
じゃばらとは、この近くにある和歌山県北山村の特産品で、この土地にしかない柑橘類です。
北山村 HP

ふと壁を見ると、ジビエの広告がありました。
うわっ! 鹿肉安!!!
俺鹿肉大好き。めっちゃうまいんです。だけど買うと高いからなかなか買えない。
山の中にいる鹿なら雑味無くておいしそうだなあ~。
芸能人の誰だか忘れました(杏さんだったかな?)が、 やはり鹿肉を絶賛していたというのを聞いたことがある。困るんだよね、有名人がそういうこと言うと。余計に買いづらくなってしまう。

そして道の駅近くのA-COOPという農協の販売部で格安ミカンを5kg購入。
甘くておいしいミカンが5kgで980円は安いですね。さすが生産地が近くにあるだけに、いいものが普通に売っている。



実はここでミカンを購入し、お土産の総重量が8kgになり、それを段ボール箱で抱えて移動するという行為が、後々大変なことになるとこの時に考えが及んでいなかったのだ。。。

ここからまた八木駅行の特急バスに乗り込む。
本日最終便なので、もう寄り道はせずにバスの車窓を楽しみながら近鉄八木駅を目指します。






ををっ!!
大型車同士のすれ違い。
本日初めてのバック。 いや~怖いっす、何故なら道路わきの側溝に蓋がないんですよ。こちらのバスも車輪が落ちないぎりぎりの位置まで壁際に寄ります。俺だったら怖くて寄れんわ。。。



十津川村に入りました~!
いよいよ奈良県です。



たぶん、十津川村の一番大きなホテル、ホテル昴から団体客が乗り込む。
ようやくここまで来て、私以外のお客さんが乗り込んできた。



そして、相変わらずバスは細い道を進んでいく。



十津川温泉到着。
ここは奈良交通の営業所があり、ここでいったん休憩が入ります。
運転手さんはここまで2時間くらい、あのプロフェッショナルの技を必要とする道を運転し続けてきたんですね~。お疲れ様です。
 私もしばし車外でリラックスする。

さあ、ここからあと4時間だぜ!!

あれ?
瀞峡って、昨日トレイルラン大会で通ったところだよね?




そして、私は乗っているだけだから楽ちんだけど、神経を使う細い道を進んでいく。
バスの運転手さん、カーブではミラーチェックは欠かせないし、本当に大変だと思いますね。(;^ω^)







おっ!
次なる休憩地の吊り橋が見えてきました。




吊り橋に到着。
ここで20分の休憩です。
谷瀬の吊り橋。

明治時代の水害で、川辺から高台に移住を余儀なくされたらしい。
ついこの間も水害があり、たくさんの爪痕が残っている。
そういう自然災害と闘ってきた歴史がここ十津川村にはあるんですね。
って、説明の文中に新十津川町ってくだりがあるけど、俺この間行ってきたばかりだわ!
新十津川町HP
北海道の新十津川町、札沼線の終着駅で鉄道路線的には廃線の危機である。
滝川からほど近いので、住民はバス+滝川駅利用であると思われ、廃線になったところで不自由するとは思えんけど、衰退するようでなんとも感情的には言い表せない部分がある。
ただ、いろいろ考えると、様々な部分で言いしれない縁というものがあるんですねえ~。

橋渡ってみます。
脅かしっこなしだぜ~!

なかなか危なかったぜ!
私はビビリ屋さんなので、本当に怖かった。。。

ここから、数年前の台風災害の痕跡をみながら更に八木駅目指す。




そして峠を越えると光景が一変。
柿の直売をしているらしきタクシー会社が見える頃には、学生の下校時刻と重なり、バスが生活路線として利用されていると感じるひと時。
一応路線バスなので、地域の利便性に配慮した時刻設定なんですね。
昔は奈良交通のバス専用船だったらしいです。この橋は。それ以前はここに鉄道を通す予定だったとか。ずいぶんと無謀なことを考えましたね、昔の国鉄は。





ようやく五条のバスセンターに到着。
お隣はイーオンの建物があり、ここまでくると都会だなあと感じる。
ちょっとバスの時刻表を見てみる。

新宮行の日本一路線バス。時間的には十津川村の学校に通う学生の下校時刻に合わせてあるのかなあ? そういう時刻に通過するようだ。
わずか数名の学生かもしれませんが、路線を維持しているのはえらいっすね!
よく行政区が運営するコミュニティーバスは、市町村を越えて運行はしていないから、奈良交通はぜひ頑張ってもらいたいなあ。

そうそう、今ならなんとこの路線で旅をしながら十津川村辺りにお宿を予約して旅行をすると、バス料金が全額補助されるようです。何ともお得なキャンペーン中。
他の奈良県南部地域も補助対象なので、お時間がある方は是非ですね~!





そして、五條から1時間弱。
ようやく近鉄八木駅まで到着。
終着駅で料金を支払い、ようやく日本一長い距離を走る路線バスを乗りつくしました!
ここまでくると、「お疲れさまでした」とともに何となく一緒に旅した仲間意識のような一体感が。(*^-^*)




半日にも及ぶバスの旅、ここにて終了であります。
思い起こせば、朝夜明け前に新宮駅を出発し、この終着駅には日暮れ間近。

私はここから本日のお宿へ移動です。
普通列車を乗り継いで、吉野駅へ。

で、ここからは山の上まで自力で登らねばならぬ。
あ~~、和歌山で買ったミカン邪魔~~!
なんのトレーニングなのかと思うようなこの苦行。。。
夜道をミカンとお土産を入れた段ボール箱を抱えて4km位移動するのでありました。。。

無事にお宿へ到着。

最終日の12月1日へ続く