2014年1月7日火曜日

北海道旅行 その5


一通り江差の観光地を廻って江差駅に戻ってきました。
残念ながら、年末でお休みのお店も多く、ちょっと時間が余ってしまいました。
30~40分ほどこの駅で列車待ちになります。
5月には廃止されるこの駅。
地方での鉄道路線って不利だよなあと思う。採算を考えた場合にある一定の利用客を見込む計算をするのだろうけど、バスだったら走る道路はバス会社で整備する必要はないのに対して、鉄道路線は走る線路や踏切などの付属設備を整備して運用しなければならないから、採算のボーダーラインが全然違うだろう。
震災でダメージを受けた三陸鉄道は、一部バス路線に切り替えたようだ。線路だった所が舗装されてバス専用線になっていた。今後線路を敷くのかどうかは判らないけど、会社として存続させるならバスのままになると思う。

いろいろ物思いにふけっていると、木古内からの列車が到着したようだ。
とても沢山の乗客が一斉に降りてきた。
ほとんどが地元でこの路線を利用している人ではない。鉄道マニアの方のようだ。
列車から降りても撮影をしながらホームに留まったり、駅舎から出ようとしない。

私も折り返し函館行きになるこの列車に乗るので、改札からホームに出る。
江差駅限定の記念切符を購入したり、駅のスタンプを手帳に押したり、あちこち撮影をしていた人たちがまた同じ列車に乗り込む。車内はほぼ7~8割の乗車率。

木古内駅に到着すると、乗車客の半分以上は私と同じ津軽海峡線への乗り換え。
ホームに見た事のある人達が多数。
ふと木古内の新幹線停車駅を見ると、その手前にもうじき無くなる表示板が重なって見えた。
知内駅は廃駅。奥の江差線の表示板も撤去されるだろう。

特急に乗り込むと、11月に訪れた竜飛海底駅と青函トンネルの案内が各席のテーブル裏にある。
駅自体が年度末に廃止になるから、この案内も剥がされるのであろうか?

木古内を出て次の停車駅(知内駅ではない)で特急を降ります。私はせこいので、青函トンネルルールの蟹田-木古内間は特急の自由席に乗っても特急料金払わなくて良いよ。を、使います。
蟹田駅は、外ヶ浜町になるようです。 なんだか、駅前のこの案内板を見ていると、隣り合っていない所同士が合併して誕生した町という事を表していて、複雑な地元の事情を勘繰りますよね。。。。ちょっと引く。(^_^;)
 

しばらくすると、青森行きの普通列車が到着。
ここ蟹田から青森は意外に遠い。普通列車は、列車待ちの停車を随所でします。4回位したのかなあ?

青森駅に到着したら、次の乗り継ぎ列車まであまり時間が無いので、駅近くでちょっと青森の牛を食し駅に戻ります。

 今回の旅行で最大の贅沢が、このあけぼの号を使う事です。
これを利用するだけで、約2万円弱を使うのだ。

定期運行廃止が近い為に、一目見ておこう、記録しておこうとする人達の人垣が出来ている。

こちらは女性専用列車。男子禁制。

こちらは男が利用できるゴロンとシート。くまさんもリボンをつけていないオスのくまさん。
大人気のわけですよねえ。B寝台席を使用しながら、寝具無しだから6300円を支払う必要が無い。あくまで私の価値観ですが、あの寝具で6300円の価値があるかと問われると、とても無い。B寝台は全てゴロンとで良いと思う。それで、必要な人にだけ1000円でブランケットを貸し出すとかね。

寝台列車自体は、競争力はあると思うのだけど、問題点はそれぞれの利用料金がちょっとおかしいのではないかという事と、列車内の空間の使い方が雑。

夜行バスに利用客を奪われて利用客が少なくなっているというのなら、もっと夜行バスと夜行列車の比較検討をした方がいいと思う。

で、私は今回あけぼの号のこちらの席を利用します。
利用料金は、B寝台と同じですが、こちらは個室。
個室とそうでない2段ベットが同一料金というのもちょっと首をかしげる設定ですが。。。

ただ、ちょっと狭い。空間的には1.5人用のツーリングテントといったところ。
(解る人だけ解っていただければ良いです~)

しかしながら、私が寝そべりながら大きな窓から眺める風景は、高い位置からホームにいるお客さんや街並みを下に見るような感じになるから、なんかちょっと偉くなったような感じ。勘違い。。。

まったり、アルコール摂取しながら上野を目指しま~す。


と、青森駅近くのA-factoryで購入したワイン。
何やら企画物らしいのですが、いかんせん応募期限が本日中。。。
この酔っ払った状態では無理じゃん?
よくラベルを見ると、以前下北半島で自転車のツーリング大会参加時に購入した事のある下北ワインが企画しているものらしい。
私は赤ワインより白の方が好きなので、2本とも白のスパークリングワインを購入した。
2本の違いはアルコール度が主らしい。アルコール度の高さで辛口かそうでないかを表現しているのかなあ?
ちゃぶ台をひっくり返すようで申し訳ないのですが、日常的に購入するという観点では、味は普通で良いと思う。それよりも日常的に購入出来る価格にする努力をするべき。例えば、瓶はゴミとして一般家庭では出しやすいのかとか、製造方法的に安く出来ないかとか。一般消費者が発泡酒やスピリッツのお酒を選ぶのは、好きだからではなくしょうがないからです。と思う。美味しいお酒は飲みたいけど、普段はそこそこのお酒で自重せねばならない。

そんなこんなで正月、元旦に東京到着。
充実した北海道旅行でした!

北海道&東日本パス  10,000円
ムーンライトえちご       510円
リゾートしらかみ        510円
はまなす          7560円(急行1,260円+寝台6,300円)
あけぼの          19950円(乗車賃10,500円+特急3,150円+寝台6,300円)

旅館              4,500円

合計           43,030円

4泊5日で、それに諸々の出費を含め、約5万円強。
 貧乏旅行と言いながらも、寝台部分でちょっと贅沢をしてしまったからこのようになりました~







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