台風通過中の関東地方ではありますが、イベントは問題無く開催されるようなので行ってきました。
わたし、PENTAXにはかなりこだわりがあります。結構うるさいですよ~。
会場にはお昼過ぎに到着。昔は道路を挟んだ反対側のでかい建物でK-5のイベントを行った事があるのですが、今回はベルサール秋葉原の地下催し物ホールです。
人の入りは、新宿で行ったPENTAX Qよりも少ないかな?
わざわざやってくるのは、マニア位のものだろうから、こんなもんだと思う。
会場に入ってすぐ、横の方にK-3のメカが展示されていた。
主要部品やカメラのカットモデルが展示されています。
グリップはミノルタのフィルムカメラα9にだんだん似てきているように思う。
その隣では、4Kインターバル動画のデモを行っていた。
静止画を連続再生して動画に見せかけているらしい。
でも、よく考えたら、加工ソフト次第で今まで使っているカメラで撮影した画像でも出来るんだなあ。
これは新機能とカウントするのかなあ?
それよりも是非やってほしかったのが多重露出のバリエーション追加。
デジタルカメラで言う多重露出とは、通常静止画で同じ画面に複数の露光(画像の重ね合わせ)をおこなう事。 これをムービーでやりたかったなあ~。実際にカメラを長時間いじれなかったから、確認はしていないけど、ムービーでの多重露出の機能はないんじゃないかな?
目的は、スポーツの動作分析で使用する事。これ、結構需要は多いのだけれど、特殊なソフト(かなり高価)を必要とするため意外と普及していない。アイフォン5sでバースト連射がカメラ機能に入ったから、そのうちアプリで出来るようになり普及するようになると思う。
スチルじゃなくムービーでやりたい理由は、スチルだと時間軸がかなりいい加減になり易いから。ムービーの方が一秒間に撮影されるコマ数が安定している。
そして、プロの撮影された作品を見つつ、スペシャル対談の時間を待つ。
やじを飛ばしたら怒られそだから、いろいろな考えは心の中でつぶやく事にするんだ~。
先ず初めは画質の事に関しての説明から入った。
結構時間をかけて話してましたね。
高画素になって、画質関連のチューニングがどうなっているのかとか。
あと、SR関連。世界初というローパスセレクターのこと。
これは実例を表示させつつ効果のほどを説明していました。
確かに興味をそそられる新機能ですね。
OFFにすると解像力優先の絵作り。タイプ1がK-5Ⅱ相当だとか。
疑問があるとしたら、この機能は焦点距離や絞りで効果を変化させていないのか?という事。 あっ、効果を変化させたらオートになっちゃうのかな?
次に気になったのは、ペンタックスリアルタイムシーン解析システム。
このメインになっているのが今回新搭載の8.6万画素RGB調光センサー。
これでようやくニコンのシーン判別に追い付いた事になる。センサーの画素数では追い越しているけど、利用の仕方で追い越しているかは不明。特にPENTAXは、デジカメでホワイトバランスが優秀との評価ではあるが、私は昔からフラッシュ撮影の時の露出の不安定さがとても気になる。頻繁に主要被写体が露出オーバーになるのだ。これは、ニコンとは雲泥の差で、失敗できない結婚式でPENTAXは使わない理由でもある。
注意深く見ると、新製品の発表会にある参考作品で、フラッシュを使用した作品はほぼ無い。もし、フラッシュを使っていながら、使用していないと思わせる位の画像であればすごく素晴らしいのだが。
お話の最後の頃は、メカ系のこと。
K-3は連射速度が向上し、約8.3コマ/秒になっている。
多分CANON EOS7Dの8コマを追い抜くのが設計目標で、ぎりぎり0.3コマ上回りましたという、何やら自動車の燃費表示値の争いに似ている。
開発者曰く、この8.3は画像の読みだしの関係で・・・・て、それ前回(K-5)も同じ言い訳してたぞ!
しかも、ちゃっかりK-5の最高連続撮影コマ速は2モーターの限界みたいな事をぽろっと言っているし。。。
とはいえ、メカニズム関連は結構特許の絡みもあるのじゃないかと思われ、その中でいろいろ考えながら頑張ったのは素晴らしいです!
折角東京オリンピックが決定したのだし、キャノンやニコンと共に、記録映像の分野は日本製品の独壇場だぜ!というところを見せてやりましょう!
二位じゃ駄目なんです。二位狙いで二位になれるほど世の中は甘くないと思います。同様に、キャノンやニコンなど他社のカメラシェアが多い中で、他社の得意分野以外で生き残ろうというニッチ狙いの戦略で生き残れるとも思えない。
がんばってやりましょう!!
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