実はついこの間、関東鉄道の竜ケ崎線が開業120周年を迎えたという事でイベントを行いました。
私はお仕事があって行けませんでしたが、イベントの後に行ってきました。
小さな駅ですが、距離にして5キロ弱のローカル線の終着駅です。
駅の横にあった木造の車両整備小屋は取り壊されて無くなっちゃいました。
台車から車体を持ち上げるジャッキのようなものがその跡に残っています。
夏の間、いつもは2両編成で運行されている列車が1両で走っている。
だから、いないはずのまいりゅう号が停まっていました。
休日に動く古い列車。
なんだか車体がきれいになっている。塗りなおしをしたのであろうか?
120周年記念のヘッドマークを付けて停まっていました。
昔は駅蕎麦屋さんも入っていた駅の建物は、きれいに模様替えされて、高校生が作った竜ケ崎線の歴史を探る展示がされていた。
わたくしは、記念にきっぷを買ってきました!
そうそう、今年の春にJR佐貫駅が龍ヶ崎市駅へと駅名を変更しました。
それのきっぷも売っていました。
ちょっとややこしいのは、駅名を改称したのがJRの駅だというポイントです。
今までは、東京方面から竜ヶ崎駅へ来るには、JRの常磐線に乗って佐貫駅で乗り換えをして関鉄の竜ケ崎線で終点の竜ヶ崎駅で降りると説明をすればよかった。
改称以降は、JRの常磐線に乗って龍ヶ崎市駅で降り、 関東鉄道の佐貫駅で竜ケ崎線に乗り、終点の竜ヶ崎駅で降りるとする。注意する点は、JRの龍ヶ崎市駅が目的地の竜ケ崎駅とイコールではない点を理解するように伝える事。。。
例えば、新宿や池袋などJRと私鉄で同じような駅名があったとしても、これはもし間違っても頑張って歩けば行けるけど、竜ヶ崎の場合は5km位離れているのでまず歩いていく気はしないであろう。( *´艸`)
こちらは関東鉄道のポケットサイズ時刻表。
この通り、関鉄の方は佐貫駅のまま。
関鉄も同時に改称して、竜ヶ崎市駅から竜ヶ崎駅でいいのか?って思ったのかも。(*´ω`*)
JRのほうだけ龍ヶ崎市駅となっていて、まったく事情を知らない人がこれだけ見たら、JR龍ヶ崎市駅と関東鉄道の竜ケ崎駅は同じところにあって、関東鉄道に乗り換えたら佐貫駅に行っちゃうと勘違いしそう。。。
これは仕事とかを新人さんに教えるときなども同じだけど、よく理解している人が何の予備知識もない人に説明する時、言葉足らずだったり、一般的ではない自分達仲間内で通じる用語を使ってしまったりするのに似た感じですね。(*´Д`)
竜ケ崎駅って教えているのだから、教える方も間違ってはいないけど、だから間違えたほうが悪いというのはちょっと違うと思う、私は。先の仕事の教育と同じく、同じ知識を共有していない人に対しては、気を使って教える言葉や方法を選んで説明をしなければならない。TVのニュースで例えるなら、変なカタカナ横文字で説明するのではなく、池上彰さんのように多くの言葉を使って。
ということで、初めて茨城県の龍ヶ崎市を訪れる人は気を付けてくださいね~