2013年9月18日水曜日

第2回下北半島ロングライドに参加してきました!

暑い夏もようやく終わり、秋の三連休がやってきました。
今年後半、東北遠征の第一弾として、先ずは青森県の大会に参加してきました。
下北半島ロングライド。
自転車で長距離を走るイベントです。
一応270km走るので、国内最長の大会らしいです。一応と書いたのは、11月に四国で300km走る大会がある為に、国内最長の座はほんの2か月足らずだという事。ただし、30kmの距離負けているとはいえ、四国は四万十川沿いを走るからアップダウンはそれほどない。下北半島の方は、実際走ってみて驚いたけど、峠越えも数か所あり積算の登りは実に2500m近くにもなる。


とりあえず、我が家から大会の現地まで700km以上あり、土曜日は頑張って車を運転せねばなるまい。
貧乏な人間なので、車中泊。20年以上愛用のぼろぼろの寝袋を車に積み込み、いざ出発!




日暮れ前には青森県むつ市に到着。
だんだん雲行きが怪しくなってきましたねえ。
受け付けを済ませ、参加賞をいただく。

私が参加する270kmコースは、スタートが朝の5時と早い為に前日のみの受付となります。
当日に受け付けとゼッケン取り付けなどの準備を行っている時間が無いという事です。
さあ、受け付けを済ませたら夕食へゴーです。

こってりのラーメンと牛バラ丼で650円。こってりの元は牛骨エキス?

食堂と言えば、和洋中の色々なメニューが所狭しと並んでいるイメージがあります。
ここもその例にもれず、沢山のメニューがあります。
そして、やはり人気の秘訣はバリューです。お値段の割にそれぞれが一つ上を行く。
ラーメン専門店、中華専門店と比較をしてしまうと、やはり専門店の方が味は上ですが、このセットメニューのように面倒なミニどんぶりでお安く提供している辺りは、庶民の味方の食堂であります。メニューを整理して少なくしたりすれば収益性は上がるでしょうが、お店の方の誠意と努力がお客さんに伝わり、うまくいっているんでしょうね。素晴らしい。

お腹いっぱい、気持ちよく近くの公園の駐車場で車中泊。

翌朝は3時半に起床。
 お着替えをしてスタート会場の市役所へ。
スタートゴールゲートが設置されています。
軽く食事をして、自転車を準備。

約100名の270kmコース参加者がスタート待ちをしています。

いよいよ出発です。 長丁場だし、レースでもないからあわてても仕方がありません。
楽しんでいこうぜ!

むつ市役所から南下し、山を越えて太平洋側の道路に出る手前が第一エイドステーションです。
涼しいとはいえ、定期的な栄養と水分の補給の為に少し食物をお腹に入れておく。
他の選手はこのエイドを停まることなく通過した人が多いようですねえ。
と、なにやら見覚えのある背中が。。。。
これは、三船さんでは?

この先の信号から追跡しました。
さすがいい足&フォームです。

姿勢がふらふらしないよなあ~。プロだな~。などと見入りつつ5km位はついて行っただろうか?
ふと集団を追い越した後に後ろを振り返ると、誰も三船トレインに連結しようとはしていない。。。。この人について行っているのは私だけ。という事は、二人で先頭交代のローテーションをしなければいけない事になる? それはつらいなあ。。。 
と思いつつ走っていると、三船さんより前に出ろとの合図が。10km位はついて行った。残り次のエイドまで10kmちょっと、同じくらいのペースで走らねばならないプレッシャーが。

スタート地点のエイドまで戻ってきました。三船さんは寄らずに先に行ったようです。
すんません、私はエイドステーションのおもてなしも楽しみなので~♪
って、係員だれもいね~し。多分今スタートするグルメコースの為に忙しいのでしょうね。
とりあえずドロボウさんのように一通り頂ける物は頂いて、トンズラ~。

次のエイドまではむつ湾内の若干小さなアップダウンがある海岸線を進みます。
昔、もう10年以上前にテントをしょって大間崎を目指した時には、小さな小学校があったのだけど、今回は良く判らず。あの時はゴールデンウィークで、桜が散る時期だった。今は秋ですが、同じような風景が広がっている。

川内エイドに到着。
ここまでは雨は降っていない。しかし、遠くに雷鳴が聞こえる。もう雨が近づいているよだ。
あ~~あ、雨のヒルクライムか。。。。
 



エイドをちょっと過ぎた辺りに御神輿を発見!
雨が近づいているから、雨避けにビニールをかぶせている最中なのかな?
何やら作業中でした。
立派な御神輿です!!
さあ、私は脇野沢を目指さねば。

脇野沢の集落から数キロ山側に進むと、道の駅にエイドステーションがありました。
もう既に雨が降り始めています。。。。
ををっ! これはなんと読めばいいの?
「やまくじらに」?

一杯頂きました!
これは猪豚の肉が入っているようです。
ここ脇野沢で育てているのだとか。
ごろごろお肉が入っている!!

実は、大会終了後にカレーをお土産に買っちゃっていたりします。
そういえば、下北と反対の津軽半島でも猪を飼育しているのを以前に見た事あるけど、何か青森はイノシシに適したものがあるのでしょうか?






食べる物食べたし、山を頑張って登ろう!
ここ山頂のエイドステーション、霧で何も景色が見えず。(T_T)
しょうがない、仏ヶ浦のエイドまで下ろう。。。
快適に飛ばして下った後には、登りかえし。
まさに漁師小屋をつなぐような道路であります。
関東地方の旅行会社が新聞広告で東北の旅を宣伝する場合に、よく仏ヶ浦の画像が出てきますが、実際には何処かの山の中の湿原に行く為の道路のような、バスがすれ違えない様な道が続いている。冬場は一応除雪をするみたいだけど、この辺の集落は孤立の心配をしちゃいますよね。
エイドステーションの人曰く、昔はこの車が通る道も砂利道で、もっともっと心細いものであったとか。


展望台から仏ヶ浦を撮影。
昔、12月にこの仏ヶ浦に来た事がある。
駐車場に車を置いて、しばらく歩くと海岸に出る。あの時は観光シーズンでは無かったから遊覧船や桟橋は取り除かれていたが、それでもコンクリートの基礎は見えた。
その辺をぶらぶら歩いていると、自殺希望者と思ったのか、沖合より漁船が私のほうに近づいてきて何やら話しかけている。遠かったので 何を言っているのか聞こえなかったが、手を振った。
真冬にこの仏ヶ浦に来る人は珍しいのだろう。

佐井村の中心部付近まで来ると、ここでもお祭りを行っていた。
結構な行列だ。
御神輿は梶が無いから、時々このように棒で車輪をずらして進行方向を修正している。

しかしまあ、おじちゃんが「がんばれよ~」とか、「何処まで行くんだ?」って話しかけてくれるけど、絶対既に酔っ払っているよね?

ここを過ぎると大間町はもうすぐだ。
むむっ!?
坊主が酒を作っている?
一応自転車も軽車両故、飲酒は致しません!

後で購入します~。


大間に到着!
ちょうどお昼を少し過ぎた頃。


おねいさんもお出迎えしてくれました!
見ているこっちが寒くなってくるようなカッコ。

ご苦労様です。。。って、こんな日に自転車乗ってる我々もそう思われているのか!?
タコ売ってるおばちゃんが、しきりに風邪には気をつけなよって言ってた。
ありがとうね~。

こちらのお出迎えの人たちも、ありがとう~~~!!!


腹ごしらえして大間を出発。

風間浦村で奇妙な看板を発見!


イカサマレース?
奥に見える青い水槽で烏賊が競争をするらしい。
天気が良くて、観光客がもっといればレースを見れたかなぁ?
烏賊は勝っても負けても人間様に食べられてしまうらしいですが。(^_^;)


大畑の辺りでもお祭りやってた。
今日は天気が悪いけど、何処でもお祭りをやっているんですね。
 ここから尻屋埼を目指して走ります。
まだ80km位あるんだわ。
東通村の道路はすごく快適。雨でなければ。。。

尻屋埼の灯台到着。
途中の放牧場にお馬さんは居ませんでした。雨だから小屋にでも入っているのであろうか?
ここで2回目のチェックを受けたら(1回目は大間崎)、後はむつ市の市役所に戻るだけです。
さあ、気合い入れて帰ろうか!

と、来る時に寄った東通レストハウスエイドステーションに再度寄ると嬉しいものを頂きました。
お餅です。すごくきれいなこの花の模様、金太郎飴のように作るのであろうか?
この地方では、おやつに食するとのこと。なんて贅沢な。こんな手の込んだ食べ物を。

と、そんなこんなでゴールには4時40分ごろ到着。
大体予定通りです。天気が良ければもっといい景色を見られたのでしょうけどねえ。
到着してから新聞社さんのインタビューを受けてたらゴールの写真を撮影し忘れた。(~_~;)

下北半島堪能しました。
で、即撤収!!
次の日は岩手県久慈市のあまちゃんロケ地を見るのだ~♪









じょじょじょっ!!たくさん採ってる!!

                  あっ、じょじょはこっち、平泉か。。。。

来るまで知らなかったけど、このセリフ、2通りあるんですね。東京で見たのは北三陸じゃなかった。

あまちゃん、そしてこのゆるキャラのあまりんみたいな若い海女さんは居りませんでした。台風のうねりの中、ウニを獲っていたのは熟練のおばちゃんでした。

秋の遠征第一弾、この後台風に負けず無事帰還。
充実の三連休でした。
次週の遠征第二弾に続く。。。。



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