昔、縁あって購入した本です。
この本の著者は、あるカメラメーカーに勤務し、実際にクレームの対応に尽力した方です。
実録とあるように、内容は実際にあった話を人物や社名などが特定できないように書き起こしたものになっています。
私が会社員であった頃は、ずっと製造関係の仕事をしていて、クレームが来るといったらそれは納品先がせいぜいであった。この著者のように千差万別のクレームは起こり得ない。それは、お互いが同じ業界で生きているからである。ある程度遠慮がはっせいする。
しかし、会社員を一時辞め、物販をするようになった時には、やはりいろいろなお客さんがいるのだなあと思いました。今でも地元の地域おこしのお手伝いをしているから、物を売る現場に立ったりしますし。
この間、笠間市で行われたB級グルメサミットで地元の出店に関して辛口を書いたけど、実は自分も同じような事をおこなっているから、出店者の気持ちも結構解ります。
今時は何処も大変なんです。考えられるアイデアは、大体どこかがやっているし、どうやって他より抜きんでるか。
そこで、上の画像の本の内容を思い出した。
ご近所さんや同じ地域に住む人など、顔見知りはほとんどがあたりさわりのない感想を言う。しかし、一見さんの御客は思った事をストレートに口にする。クレームではないけど、本当に遠慮が無い場合があるんですよね~。
しかし、これは売る側からみると改善のチャンスですよ!
自分がどのように頑張らなければいけないかを教えてくれています。
それらの方々を味方につけた時、商売も広がる可能性があるかもしれない。いろいろ意見を言う声の大きな方々って、周りに対する影響力が大きい事が結構あるし、そんな人が他の人に勧めるのであれば買ってみようかなって人も多いみたい。
がんばっぺよ!
0 件のコメント:
コメントを投稿