2019年5月19日日曜日

高萩市へ地図を買いに行ってきました!

茨城県高萩市出身の日本における近代地理学の祖、長久保赤水という人が作った地図が復刻販売されるということで、購入しに行ってきました!
取り扱いを行っているのは、高萩市の歴史民俗資料館です。

長久保赤水さんとは、江戸時代の儒学者、つまり今風に言うと学者、教授でしょうか。
資料館でいただいたパンフレットは、折り畳み式になっていて、広げると中は大きな日本地図になっています。表紙は氏の描かれた絵になっている。
右下が自分で描いた自画像。絵心的には若干の不安が残る。。。

資料館は、閲覧無料です。図書館に併設されているのですが、とりあえず歴史的資料の収蔵が主な目的で、展示スペース的にはそれほど大きなものではない。
どこの市町村でも、その土地で見つかった歴史的に重要かもしれない品は調査保存の義務があるらしく、どんな小さな自治体にも公民館などの一角に大量の土器などが積み上げられていたりする。(#^.^#)
まあ、そんなことはさておき、資料館を一通り見て回り、地図を購入!

 広げてとりあえず関東地方を見てみる。
自分で調査したわけではなく、多くの情報を伝聞によって作っているからか、それなりに日本の航空地図に近いけど、どうしても情報の少ない地方は形がおかしい。
今の時代であれば、地図やナビシステムで移動することが多いから、地形図の正確さは必要かもしれませんが、江戸時代の庶民が移動する際の情報源って、ほぼ徒歩が主体でしょうから、目的地はどこの近くか?とか、道行く人たち同士の情報交換だったのではないでしょうか ?

ちなみに北海道は本州から見た海岸線部分に松前藩の記号が書かれているだけで、具体的な北海道の地形はない。たぶん、当時は蝦夷地でアイヌの土地であったし、江戸に住む赤水さんに必要な情報源もあまりなかったのであろう。
韓国ともめている竹島は、松島と書かれていますね。
その上に竹島が書かれている。これは現在韓国人が住んでいる韓国領の島。
ネットで調べると、この当時からいろいろともめていたようですね~((+_+))
 そのほか、沖縄は別な国の統治だったからか描かれていない。
ただ、東京都の島国の八丈島や青島などの本土から離れた島が書かれているのがすごいと思った! あんな離れた太平洋の島に行くんだね。


地図を購入して、帰路はちょっと寄り道。
高萩市の山中へ。
以前はなかった立て看板がある。
たぶん撮影が終了して、場所を一般公開したんでしょうね。

なんかいろいろできてた!

奥茨城交通のバス停? 観光バスでも走っているのかな?

山里は田んぼに水が入り、一番きれいな季節ですね~
夜も水面に映る月明かりがきれいなんですよね。

さあ、令和元年。
どうなるでしょうね~






そして、奥茨城村役場へ。
その近くには、金山跡がある。
そういえば、大子町近くにも観光金山があったなあ~。今でもやっているのであろうか?

ということで、ぶらぶらしながら帰宅!
ツーリングにはいい季節です。今度はチャリで来よう!






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