2016年4月4日月曜日

祝 北海道新幹線開業の旅 その2


朝、ゆっくりとTVを見ながらくつろぎ、7時ごろ朝食。
私がチャリでお出かけの時は、大抵早朝5~6時には走り出しているから、今回はかなりゆっくりです。何故なら、一度この辺をチャリで走っているから、今回は走りながらの風景を楽しむのではなく、史跡や観光施設などを見るためだからです。
なので、今回は珍しくお宿で朝食を頂くであります。
いや~、昨晩の晩飯とこの朝食がついて、6000円+税はリーズナブルですね!

俺って昔っから汗まみれ埃まみれで旅行しているんだ。
だから、TV番組でよくやっているゴージャスなお高い旅館やホテル、又はお得なお宿なんかは敷居が高く感じちゃうんですよね。ちょうど、銀ブラしてティファニーに入ってウィンドウショッピングしているみたいな感じ。
そういう事なので、気さくなこういう街の旅館やユースホステル、民宿やシェアハウスなんかが好きなんです。最近は民宿よりも小さく営業している漁師のお宿とか農家のお宿なんかもいいですね~♪ 親戚の家に泊まりに行ったみたいで。

8時ごろに宿を出て、松前城を見に行ってみたけど、資料館は開館前でした。

なので、開館時間まで近くの寺町を散策~。




これちょっと不思議。
ここには普通狛犬でしょ?
大仏様がこの場所にいるの!?






まだ観光シーズンも始まらず、冬の傷跡が残る墓所。
そこに花束が供えてありました。
縁者の方なのであろうか?
こういう何気ない光景に、いろいろと妄想をかきたてられます~。



あっ、そうそう。
青森県の津軽半島から蝦夷に渡った源義経は、無事に蝦夷地にたどり着いたようです。(事実かどうかは不明)
たどり着いた後、義経は何処に行ったのか?
その先はよくわかりませんが、蝦夷地に住むアイヌの民族は、中国の人達とも交易があり、アイヌの長は中国の地位が高い人の装束を身に着けていた肖像画も残っている。
もしアイヌの人たちのほうへ行ったならば、義経がジンギスカン説も面白いですね~。


このお寺には現在の松前町の観光資源、桜のいわれがありました。





ここからちょっと離れた松前藩屋敷という当時を再現した観光施設に行ってみます。

当時を再現したいろいろな建物を巡ってみる。

詳しくは、実際に見に行ってみて下さ~~い!
そして、松前町の観光案内の方としばし雑談をして楽しい時間を過ごしました。

そして、忘れかけていた松前城を見に行く。
焼失したお城を再現した資料館で、当時の資料などを見学し、いよいよ松前町を後に。

頭の片隅で少し引っかかっているのは、受付窓口の方や公園整備の人など、意外と若い女の子を見かけたことだ。函館や札幌、道外に行かずに地元で働いているのかなあ?
若い人が地元を離れることが多い地方の事情からすれば、なかなかうまくやれている地方なのかなあ?

松前町からは昨日とはうって変わって追い風で超楽ちん!!
あっという間に福島町に到着しました。
なんとここは私が子供の頃偉大な横綱であった千代の富士の地元なのであります。
ここで記念館を見学するわけですが、ラッキーなことに北海道新幹線開業記念の入場券を頂きました!!


しかも~~!!
ウルフ餅のお土産付き!!

賞味期限もまだあるし、もうちょっと見て楽しんでから頂ます!


もう一つの記念館、青函トンネル記念館も見学。
青森県にもあるけど、こっちはこっちで面白いです。

そして、ここから山を一つ越えて知内町へ。
追い風のせいか、昨日の疲れが残っているにもかかわらず結構いける。
北海道南端のコメの産地を抜け、知内の道の駅へ。

かなり買おうかどうしようか迷った。
美味しそうな海鮮釜めし。
木古内駅でお祭りやってなければ、買ったかもしれません。
又は、自転車でなければお持ち帰りで購入したかもしれん。
次に機会があったら食べたいな~~。

道の駅2階は展望台になっていて、新幹線を眺めることが出来ます。
こんな感じ。
たまたま通過していきました。回送かな?

そして、穏やかな海を眺めながら木古内駅へ。
いや、その前に寄り道するところがあります。
こちらです。
昔、江差線が駅の境内を横切っていたところ。

これを見学しに来ました。





江差線跡地で北海道内のトロッコ列車が大集合しています。
 私は動力付きのトロッコに乗りました!

出発!!

おおっ!
道路は車を停めて舗装路上にレールを渡しています!!
 この折りたたみレールをトロッコが通る時だけ敷いています。
いや~~、考えましたね!!

終点に着いた。
折り返しはどうするんだろうと思っていたら、乗客はいったん降りてトロッコを180度回転させます。



なに!?
どうやった???

これか~~~!!
線路の上に載せてある簡易的なターンテーブル。
Lステーを溶接して作った意外と簡単な装置です。うまいこと考えましたね~!!

単純なレールの上を走るだけの乗り物だけど、面白かったです。
こういうのもレールがあるからですよね。
こんな感じで、実際の車両の部品を使ったり、真似したりして、ミニ車両を作ったりしたものもあったし、こういう趣味の人達が集まっていろいろ作るのも面白いですね。
北海道は、他所と比べて走らせる土地はあるわけだし。


トロッコ列車を楽しんで、今度こそ木古内駅へ。
途中、線路を撤去された江差線跡を通過。
ここを通ればいさりび鉄道のところまで行けるんですよね。

駅前のイベント会場へ。
とりあえず、自転車を分解して新幹線へすぐ乗れるように準備してから会場を見て廻る。






週末の日曜午後で、各ブースともピークは過ぎた感じが漂っている。

後は売り切るのみ的な。。。
それでもまだまだ活気がありますね。北斗駅とはまた違ったこの感じもいいですね~。

疲れ果てたチャリだーを見かねてか、イカ焼き100円で売っていたのを購入したら、おまけでタラのハラスまで頂きました!! 
マジ旨いっす!!
イカだけでも100円以上の価値ありです。プリプリのイカ、これは流石に産地ならではのお買い得です。儲け度外視のお祭り価格。( *´艸`)
更には、おまけも超旨い!
居酒屋で250円って言われても、俺は多分何の疑問も無しに払うぞ。

そして、上ノ国町の名物というてっくい天丼も帰ってからの夜食用の購入してきました。
でっかいヒラメ、初めて食べました。

色々購入し、新幹線の時間となりました。
ここから新幹線に乗って、青森から茨城まで車で6時間以上走らねばなりませんからね。




私は結構いろいろな土地を旅行している。
だから、意外といろいろなその地域の特産品なども食べていたりします。
だから、ここぞとばかりにゴージャスなご馳走を食べたいわけではないんですね~。
フツーがいいんです。
フツーが一番その土地の特徴が出ているような気がしますので。

それが私の旅ですね~。

今回もいくつか新しい発見があり、楽しい旅行でした。



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