今週は、あの北日本大震災があった時から5年の月日が流れた、あの日が来ます。3月11日。
自分も身近に被害を感じられたからか、日本全国に多くの災害があったけれど、ひときわ思い入れがある。なので、気になってちょっと東北の被災地へ行っちゃったのです。
土曜日の夜、会社の仕事をサクッと終わらせ、自宅PCからETCのドラ割と呼ばれる「2016 ふくしま・みやぎ常磐道フリーパス」に申し込み、車を飛ばして到着しました、ここは宮古市。
ここから三陸鉄道に乗って沿線を巡ります。
とりあえず、ただ往復しても割安なフリー切符を購入し、列車に乗ります。
駅のホームには猫の置物がありました。
最近は色々なところで猫駅長がいますが、ここ宮古駅には居ないようです。
猫がいるところは、経済効果で売り上げが伸びているそうな。
8時発の久慈行列車に乗り込む。
復興の跡が未だに多く見られ、5年の歳月は経ったけど、まだまだ先は長そうな感じですね。
三陸鉄道は結構早くに復旧したけど、JRの山田線沿岸部はまだまだ復旧していない。
この辺は会社の違いでもあるのかもしれない。
三陸鉄道は、復旧出来なければ会社自体が消滅してしまうけど、JR東日本の場合は復旧せずとも会社自体は無くなるわけではないし、逆に赤字ローカル線がなくなってくれたほうが好都合という事情があるのかもしれない。悪意があって言うわけではないが、会社の経営から見た場合には、公共交通の役割というしがらみから、良い理由が見つかり止めるチャンス。そういう事だと思う。
ただ往復するのもつまらないなと、途中の普代駅で降りてみる。
むか~~し、鉄道娘という二次元キャラと鉄道会社がコラボしたイベントで、久慈駅から企画列車に乗り、夜中にこの駅で折り返したことがあったけど、全く駅の様子はわからなかった。。。
駅には小学校の壁紙新聞のような三陸鉄道のニュース記事が掲示してある。
結構、地方の鉄道会社がこういうのやっているけど、地元密着はいいですよね。ほのぼのします。
その他にも、沿線の各幼稚園や小学校が廻り番で列車の内装飾りつけを行うようなものもいい感じですよね。この三陸鉄道でやっているかはわかりませんが。
今の時期だったら、雛飾りとか、ホワイトデー、エイプリルフールなどなど。
むむっ!?
奥に普代村のアンテナショップがあるぞ。
入り口にはウッチャンナンチャンのサイン。
売店には地元のヒーロー、楽天イーグルスの銀二グッズが売っていました。
おやつを購入し、駅からちょっと歩くことにします。
次の列車の時刻まで1時間以上あるし。
お隣の駅まで~。
ちょっと気になる怪しげな自販機。
最近、昭和レトロな自販機に凝っていることもあって、何か惹かれるものがありますね。
怪しさ満点なんですけど。。(^^;)
さっきの駅にも置けばいいんですよね。
昭和レトロ自販機や骨董品的なゲーセンの筐体を。
多分近隣の市町村を探せば出てくるんじゃないかなあ?
村のスーパーでは、売り物をお店の前で作っています。( *´艸`)
特に水産加工品の販売店というわけではなさそうなんですけど、これが鮭トバになるのかなあ?
集落を抜け、山道を超える途中から海岸方面に降りる道沿いに駅があるらしい。
鉄道トンネルの間に何とか作りました~というような感じの駅。
駅の先には小さな港がある。
白井海岸といっても、駅が出来るほど何か目玉があるのかは謎。
駅にある駅ノートを見ても、秘境駅と書かれているほどの内容から推測すると、利用者はほとんどいないのでしょうね。
さっき普代駅で購入したまんじゅうをつまみつつ列車を待つ。
関東地方は雨予報で、こちらも天気はいまいちですが、こうやって列車を待っていると何とも良い陽気ですね~。
来ました!
あれに乗って久慈駅に向かいます。
久慈駅に到着!
昔のあの時と同じで、あまちゃんがいますね。
何だろう?
何かの列車がいなくなるようだ。
さんりくしおかぜ号って、お座敷列車のか?
震災後に新造されたお座敷列車にバトンタッチして引退するみたいですね。
以前の異常な熱気は無くなったようですが、今でも駅はあまちゃんであふれています。
あの当時は行列で入店すらできなかったお店も、今なら入店可能。
今でもお客さんは多そうですけど。
そこから、近くの道の駅へ移動。
道の駅では震災のパネル展を行っていました。
こっちは、AKB48のパネル。
真ん中に自分が入れる。
AKB48の人達のサインがあるけど、読めるように書いてくれないと誰が誰だかわからんぞ。。。
再び駅に戻ってきました。
左側にいるのがお座敷列車ですね。
私は予約をしていないのでお座敷には乗れません。
人気列車で、予約も一杯のようですね。
まだ発車時刻には余裕があるので、JR久慈駅で駅そばを。
ここの名物、琥珀蕎麦!
乾燥菊花を琥珀に見立てているそうです。
きれいですね~!!
乾燥させた花びらなので、飛び散りやすく「ふーふー」禁止。。。(;^ω^)
乾燥させると、あまり味はしないので原材料の風味を壊さずに良いかもしれませんね。
そして、食後はのだ塩アイス。
なんとここにも菊花の粉末が入っているらしい。
意外とこの地方のこだわり食材なのかもしれない。
時刻となりました。
こたつ列車が出発します。
私は予約がないために、後方の普通列車で宮古まで行きます。
トンネルの間から被災した土地を眺めつつ。
包丁を持った怪しい人物。お座敷列車の余興の一つ、なまはげを見送りつつ。
宮古に到着。
さて、ここからどしようかな?
三陸鉄道宮古駅駅前には、朝にはなかったAKB48の駅員ボードが。
こっちはサインが読みやすいので、大体名前が判ります。
そうそう、お座敷列車の海女さんコスプレの女の子。
以前は居なかったような若い女の子だったなあ~。女子高生くらいなのかな?
男子の駅員さんは、結構マイクパフォーマンスとか以前から頑張っていたんですけど、あまちゃんみたいな若い女の子は昔いなかったよね。アルバイトかな?
実際に海女はやっていないと思いますけど、花があっていいですよね~。
駅をぶらりしながらちょっと山田線のほうも確認。
こっちには日本屈指の秘境駅があり、確か今年に無くなっちゃうんですよね。
って、それもそのはず。始発駅時刻表を見ても列車本数がこの状態。。。
これじゃあもう、生活の為に使えないだろうなあ。。。。
そして、ちょっと時間があるので南リアス線の有名な駅にいてみます。
恋し浜駅。
ちょっとずるいかなと思える改名?
小石→恋し?
ふ~~ん、以前に行った恋路駅は廃線になっちゃったから入っていないんだね。
のと鉄道の穴水駅で記念スタンプが押せるらしいし、本物の駅はのトロッコ?っていうトロッコ列車を地元の酒造会社が運営しているから、現行にこだわらなければ能登半島の恋愛パワースポットとして行ってみるのも面白いですぞ。
能登半島は結構パワースポットが集まっているしね。
願いを書いて絵馬のようにつりさげる駅のスロープ。
ご安心ください。まだ空きがありますよ!!
南リアス線を後にし、道の駅でちょっとお土産を購入。
大好きな海藻系の乾物や塩わかめ、そしてちょっと興味をそそられた魚醤。
鮭の魚醤を購入しました。最近増えてきましたよね、魚醤って。
そして、無料高速道のつぎはぎ三陸道路をひたすら南下。
奇跡の一本松も車内から覗き見た。
登米町から無料高速経由で仙台北部から再び「2016 ふくしま・みやぎ常磐道フリーパス」の帰路を辿って何とか期限の日曜日中に茨城で降りられた。
この30時間程度で1200km位走ったなあ~。(^o^)
自宅に着いたら、ゆっくり晩酌。
自分にお疲れ言いたい。
以前はとても人気で購入すらできなかった三鉄久慈駅のウニ弁当をつまみに一杯。
うまいっす!!
味が均一だ。生のうに丼のような苦い部分とかが無いなあ。
震災の日が近づき、TVなどで特集を報道していたが、それはそれとしてやはり自分の目で見て感じる事が大切であると思う。
勉強と経験は違いますぜ!
0 件のコメント:
コメントを投稿