2016年2月7日日曜日

リーマンショックと現在の日本の金融政策

酔っぱらた勢いで小難しいお題を考えている。

以前に勤めていた会社を辞めたころに、リーマンショックというのが起こった。
発端はアメリカの金融商品の破綻があったようだ。

その頃、私は海外で駐在さんをしていた時に知り合った友達から、日本に留学したいと相談を受けていた。
真面目な相談だったから、私もまじめにいろいろ調べ廻りました。
そこで一つの問題が見つかった。
アメリカのサブプライムローンがかなりやばい状態になっていて、経済的にいつ激変が起きてもおかしくない状態であることが普通にニュースで報道されていた。
ここがポイント。
あれだけの世界を揺るがすリーマンショックの発端は、誰でもわかるニュースとして普通に流れていたんだ。
なのに、なぜこんなことになったのか?
世間が問題を大きな問題として認識していなかったから、いざ問題が起こった時に慌ててしまったんだ。
恐れ慌てると書いて恐慌。まさにだ。

やばいと思って備えているうちは、どれだけ大きな問題でも恐慌にはならない。ギリシャ問題がそうだ。ただ、最近少し皆が目をそらしてきているからちょっとやばさが大きくなってきたかな?

相談してきた私の友達は、今でも自分の国で自分の仕事をしている。
あの時は信じなかったけど、いざ起きてからは納得してくれた。
結局彼にとって良い判断であったのかはわかりませんが、嵐が迫っているときは動かないのが吉。そう思う。

今の日本、専門家がいろいろな意見を言っているけど、政策というものは利益を受ける人とそうでない人が絶対に生まれる。何を優先するかで変わってくる。
努力をすればかなりの情報を得られる昨今、ここで差が生まれる。
幸福の基準は人それぞれで変わるけど、お金は持つ人と持たざる人が同じ基準で測れる。

どれだけお金を持ったら十分と考えるかな?

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