2016年1月7日木曜日

2015冬 四国の旅 その4

本日も早朝から動き出す、四国3日目の朝。
遊びだと全然苦にならない、朝4時半起き。
駅には5時半に到着。始発前でお客さんの姿がまだない。
何人のお客さんが始発列車を利用するかな?


JRの駅からホームに入りましたが、乗車するのは土佐くろしお鉄道です。
よく見たら、JR駅の隣に土佐くろしお鉄道の駅がありました。
本来はこちらから入場するんでしたね。

JRの駅は駅員さんがいましたが、こっちの土佐くろしお鉄道のほうはだれもいません。
私が乗るのはこっちの車両なんだけど、ワンマン運転で車内で整理券をとる形式のようですね。





5時59分発車なので、そろそろ荷物を車内に移動します。

ここ窪川駅から宿毛駅に向かいます~。

また誰もいない列車かな~と思ったら、お客さんが数名乗り込んできました。
今回は貸し切りではないです。

途中で列車のすれ違いなどをして、四国の小京都 中村市へ。


どこの駅にも駅名の上にキャッチフレーズが書かれています。
あれ?
あ~そうか、今は市町村合併して四万十市なんだ!



ここでも長時間停車。
急ぐ人は列車の乗り換えを案内しています。
私は急がないので、行き来する列車を見ている。

列車にはそれぞれ沿線の市町村名が入っています。

窪川駅から乗ってきた列車は黒潮町のデザインになっています。海岸でTシャツアートのイベントをやっているからTシャツを干したような絵が描かれているのかな?

そろそろ出発。
ようやく朝日が昇ってきました。




もうすぐ終着駅の宿毛駅。
ここは東宿毛駅、なんですけど、駅名の隣に愛称が書かれたボードがありました。

小野梓先生は、1852年3月10日、土佐国宿毛郷に生まれ、35歳の若さで亡くなられたが、そのわずかの間に、大隈重信先生とともに立憲改進党 の創立や、早稲田大学の前身である東京専門学校の創立に中心的な役割を果たされた。また、体系的憲法草案といわれる「国憲汎論」やその他多くの法律書を著 作、自ら東洋館書店を経営して良書の普及に尽力するなど、幾多の大事業を成し遂げられている。当市で親しまれている偉大な小野梓先生の功績を称えるため、 小野梓記念公園に近い当駅の愛称を早稲田・梓駅とするものです。

だそうです。 

昨日のごめんなはり線沿線には、三菱財閥の創業者出身地があったり、土佐くろしお鉄道沿線には結構偉人さんが多いんですね。

はい~~、終点!
またも行き止まりの駅です、宿毛駅。

まだ朝早いしな~。
折り返して中村駅周辺を見て廻ろう! うん、そうしよう!




中村駅。
なんでも、ブルネル賞というものを受賞したらしい。




賞に選ばれただけあって、駅がおしゃれな空間に仕立ててあります。

駅の売店でお土産を選びつつ、まだ朝ご飯を食べていないので、おやつタイム!
駅に隣接しているアンテナショップ LIGRI。

リグリ HP

開店したてで未だお惣菜はあまり並んでいません。
が、揚げたてでおいしそうなこいつをチョイス!

四万十牛コロッケとしまんと紅茶!
 実は、紅茶のほうは以前にも飲んだことがありますが、本当においしいのでまた買っちゃいました!
四万十川沿いの傾斜地で,、以前に栽培していた紅茶を40年ぶりに復活させたのだとか。これはただの珍しいものほしさというわけではなく、マジでおいしいのでお勧めです。しまんと紅茶RED!!

あと、駅を見回していて気になったのがこれ。
あらうんど四万十の映画情報

同じアラフォーだからか?
いや、この映画の舞台になっている四万十ドラゴンライドに参加しようとしていたんです。
この四万十川ドラゴンライドにしようか?それとも下北半島のロングライドにしようか?
結局下北半島のほうに参加したんですけどね~。
またの機会がありましたら、今度はぜひ四万十川のロングライドに参加してみたいと思います~♪


 あっ、そろそろ列車の時間となりました。
特急南風に乗って窪川駅までサクッと戻ります!

なんと、今回利用しているフリー切符は特急の自由席も乗れてしまうんです!
「土佐くろしお鉄道中村駅リノベーションブルネル賞最優秀賞受賞記念記念きっぷ」
名前が長いわっ!!!
 

ちょっと今回しくじった点は、窪川駅でJRのハンコを押してもらっちゃったところ。。。





特急に乗り込み、早速の早いランチタイム。
さっきおやつを食べたばかりだけどね。
 どこにでもありそうな幕の内弁当のおかずですが、地域によってちょっと違う。
たぶん、作っているおばちゃんの得意で評判がいいメニューなんだと思う。子供の大好きなメニューを取り入れたら、コンビニ弁当と変わらなくなっちゃうだろうから。

そして、窪川駅に着いたら忙しい。
乗り換え時間がたったの2分です。
乗り換え客は私一人。自転車担いでホームを一人ダッシュしている。

窪川駅で交代の運転手さんが気を利かしてくれて、おいていかないように乗り換え列車に伝えてくれていました。助かった~。

そしてこの列車に乗って、窪川駅から東京まで、、、行きません!

この列車は、



新幹線のホビートレインです。


江川崎駅ではもう一台のホビートレインとすれ違い。

この辺りまでずっと四万十川沿いの景色を楽しみながら、予土線をひた走ってきました。



この先は山越え。
山を越えて下っていくと宇和島です。
ただ、私は列車待ちの時間がもったいないので、手前の北宇和島駅で乗り換えます。
さよなら鈍行新幹線~!!

ここからは山の間に海が見えます。
昔、自転車で通った時も、トンネルの間からミカン畑の山の斜面と入り組んだ海が見えたっけなあ~。



八幡浜付近まで来ると、線路は山の中腹から下ってくる感じです。

そして八幡浜の港町から一つ山を越えたらこの辺の中心都市大洲市の、伊予大洲駅に到着。
ここでちょっと寄り道します。

ここから今乗ってきた列車で直接終点の松山駅を目指さず、愛ある伊予灘線を通ります。
観光列車が通る伊予灘線の景色はどんなものなのか? 見てみたいんです!



伊予大洲駅での待ち時間、お昼御飯が早かったので、おなかが空かないようにおやつを購入!
大洲名物志ぐれ。
おはぎのような味ですね~。うまっ!

 こっちは宇和島名物 大番。
ブッセに似ているか? 表面についているのはアーモンドをスライスしたやつ?

どちらも名物だけあってうまい!!!
けど、お土産に購入するとチャリの時に背中が重いから、自分のおやつ分しか購入せず。(-。-)y-゜゜゜
そして、列車が来たので乗車~♪
列車内を見回すと、見かけた顔の人が結構いる。
ローカル線を旅する時(青春18きっぷ旅)のあるあるですね。
観光列車のポスターに使われた駅だ。
駅に真ん中がへこんだアベック用ベンチがある。
観光地のそこかしこにこのような恋人用とか、恋愛のパワースポットとかそういうものばかりあるなあ。
あのベンチ、ぼりっと真ん中から折れちゃえばいいのに。。。

途中特急の通過待ちなどをしながら、松山駅に到着。





松山駅から、本日の宿泊地である今治市の今治駅に向かう。


今治駅に到着。
辺りはもう真っ暗。本日の移動は12時間、ずっと列車の旅。
 おっと、駅には自転車のメーカー GIANTのショップが入っている!
自転車で町おこしをやっている愛媛県。しまなみ海道でけっこう自転車の需要あるし、メーカーのGIANTまでタッグを組んでやっているんですね。すごい!
流行に乗っかって後追いしている茨城県は、ちょっと差をつけられちゃいましたね。

さて、私の本日のお宿はこちら。
駅から歩いてすぐの、しまなみゲストハウス シクロの家。
しまなみゲストハウス シクロの家HP


スタッフの人曰く、古民家をリフォームして昨年オープンしたんだって。


玄関入ったらくつろぎスペース。
すごくおしゃれですな。(*^▽^*)

自転車旅の人たちが使うから、室内に自転車整備用のガレージやライダー用のシャワーも完備!





 さて、荷物を置いて夜の街へ晩飯食べに~♪


同室の海外から来た旅行者と地元料理のお店へ。
炉端焼き酒仙さん。

私のテキトーイングリッシュで、いろいろお話をしながらビールを飲んで料理をつまむ。
彼も明日しまなみ海道を渡るらしい。
良い旅を~!



おなかがいっぱい。
私は明日も早いので、シャワー浴びてサクッと寝ます!
一足お先にです~!

つづく









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