2014年12月31日水曜日

2014 お伊勢参り その1

この年末、12月27日からお伊勢参りの旅行に出かけました。

前々からいろいろと計画を練りまして、ただ伊勢神宮にお参りするだけではなく、複数のオプションを付け加えております。
それは、順を追ってみてもらえばわかると思います。

さて、ではいよいよ今回の旅を紹介しま~す。

今回も旅の初めはここ。水戸駅という事に致します~。
諸国漫遊のTVドラマでおなじみの、水戸黄門様ご一行のモニュメントがあります。

水戸駅の近くには、生誕の地があります。
大体、歩いて5分弱位でしょうかねえ。

旅の安全と幸運を祈願いたしまして、いよいよ出発です!
お伴の人はいないですが、さあ、行きましょうかね~。

水戸駅に戻り、列車に乗り込みます。
乗る列車はこれ。鹿嶋臨海鉄道。

えっ?
おかしくないかって?
いえ、間違っていませんよ。

車体は随分とボロボロですねえ。
全国にはこれより古い車両はまだ沢山走っていますが、それらに比べてもここの車両は状態が良くないですね。


しばらくすると、大洗駅に到着。
ここ大洗町は、アニメの舞台になったことをきっかけに沢山のコラボが町中に溢れています。
アニメも結構人気あったし、町おこしが成功した事例です。
アニメが人気あったからという事でカタづけてしまうと、ちょっと違うかなあと思いますねえ。
震災以来それぞれに頑張っているんですよ~。



大洗駅を出て、向かった先は大洗港のフェリーターミナルです。
ここからフェリーに乗ります。
えっ?
伊勢神宮に行くのに、何故フェリーに乗るかですって?
乗ってみたかったからです。
実は、フェリーで船中泊の旅をした事が今まで無いんです。

ここ、大洗港からフェリーが向かう先は北海道の苫小牧港です。
伊勢神宮がある三重県とは全く方向的には逆になる。
単純に首都圏から北海道に向かう交通手段として考えた場合には、電車や航空機と比較したら一番時間がかかります。しかも、最近はLCCなる航空便が増えてきた事もあり、運賃としてもメリットが薄い。
ただ、私が利用した年末の利用者が多い時期は航空便や電車は割引率が低くなり、一番料金が安い交通手段になります。北海道は高速バスで行けないですからね。

北海道内ナンバーのトラックなどが出入りしています。
ちょっとした貨物は、トラックのまま本州と行き来をしているのでしょうね。
乗客を見ていると、運送業関連の人が3割はいる感じ。
バイクのツーリングの人が1割くらい。
帰省客が4割、残りが旅行客かなあ?

乗船の時間となりました。
船のデッキから大洗の町を見下ろす。
楽しみです~♪


早速船内をうろうろ。
船の内部はこのようになっています。
三井商船HP(さんふらわー さっぽろ
私は一番安いエコノミーです。
エコノミーはこのような雑魚寝です。
布団のサイズに注目。まさに山小屋の寝袋敷きつめた状態と同じくらい。基本的に、不用意な寝返りをすると隣のおっさんに抱きつくような距離です。。。寝具の一番上が枕です。幅はコタツの天板弱程度。(70cm?)

フェリーニは小さな映画館があり、プロジェクターで映画を上映します。
本日はこれ!
男はつらいよ フーテンの寅
これって、第1作目ですよね。。。
古過ぎて懐かしさも無いなあ。逆に新鮮かも。

映画が始まるのは8時、それまでに食事を済ませます。
安く旅を済ませたいが為に、自動販売機でカップラーメンを購入している人が結構います。船内の販売価格はソフトドリンクやアルコール類も含め、街中で購入するのと変わらない。とても親切です。
しかし、私は船内のレストランでバイキングします!
バイキングで食べ放題、しかも夕食と朝食で2400円、別に割高でもないし、フェリー旅行が初めての私は、迷わず食券を購入。


まさに食べ放題!
船には舩の良さがありますね!
周囲の家族連れ、もう子供が喜んじゃってはしゃぎまくり&走りまわっている~。

私は、沢山食べることを前提にご飯抜きでおかずのプレートのみ。
もちろんこれだけでは終わらず、フルーツやパスタ、カレー等々、心ゆくまで食べまくりました!

食事を終え、映画も見終わったらデッキに出てみました。
福島の原発をもう少しで通過する。
沖合で10km以上は離れていそうですけど。
大体時速40kmだから、朝起きても青森沖位かなあ?
とりあえず本日は寝床に戻って寝ます。

早朝、スマートフォンのGPSで現在位置を見ると、八戸沖あたりでした。
携帯電話ってすごいです。電波が時々切れる事はありますが、ほぼフェリー航路全域で通話&データ通信が可能。(DoCoMo) 今時の人達でも飽きないで済みそうです。船内には結構沢山電源のコンセントもありますし。


朝日が昇る。
いよいよ旅行2日目、活動開始~。

しばらくすると、苫小牧から来た深夜便のさんふらわー号とすれ違いました。
しばらくぼ~~っと海を眺める。
意外と飽きない。俺、結構こういうの好きかも。

そうだ、そろそろ朝食の時間。
特にやる事が無いと、食事って楽しみですね~。
この他にもパン食もおかずてんこ盛りで逝っときました。
こんなお腹一杯の贅沢は他の交通手段では出来ないです。なかなかフェリーの旅行って面白いぞ!

そして再びデッキに出ると、通り雨があったのか?
食事に夢中で全く気がつきませんでした。。。

天気は悪くなる事はなさそうです。
しかしまあ、情報が北太平洋とかなりアバウトで、これを本当に信じていいのだろうか???

午後1時前、しばらく遠くに見えていた苫小牧の街並みがいよいよ迫ってきました。
時速40kmだから、風景が流れていくという表現が良いのだろうかと考えてしまう。
例えるなら、天気のいい空に浮かぶ雲が流れて行くのとそれほど変わらない、ゆっくりとしたスピードだからだ。

 港に入ると、大型船ながら器用に小回りが出来るもんだと感心。
方向舵で向きを変えるのではなく、ジェット戦闘機のハリアーのように、舩の横にあるノズルから海水を噴出して舩の向きを変えている。

接岸が完了し、下船。
ここ苫小牧港からJRの苫小牧駅までは結構距離がある。
歩くとかなりの時間がかかるから、バスを利用するかタクシーを利用して移動することになる。
バス停に移動すると長蛇の列が。。。
多分乗れるだけのバスは来るのだろうけど、万が一の事があると危険なので早々にタクシーの利用に切り替え。さっさと苫小牧駅に向かいます。目安として、料金はおおよそ1800円位らしい。
安い移動方法を使っておきながら、ここで高い方の移動方法を選択するのは邪道かもしれませんけどね。

苫小牧駅に到着したら、みどりの窓口へ。
ここで最後の賭け。
そろそろ札幌駅を出発するトワイライトエキスプレス号の空きを確認。
なんと!!
ラッキーな事に、空きがありました!!
ということで、チケットをゲット!
とれなかった時の予定は全てキャンセルします。
 ここ、苫小牧駅で切符がとれなければ、札幌に行って観光をして、夜の飛行機便で関西空港に向かうという計画でした。既にJETSTAR便で予約はおさえてありましたから、この変更によって航空便のチケット約6000円は無駄になりました。
しかし、全然惜しくは無いです。何せプラチナチケットがとれたのですから。このチケットは、余分にタクシー代金と航空旅券の代金を上乗せしても高くは無いと思わせるだけの価値があります。

ということで、念願のチケットを握りしめ、とりあえず遅い昼飯。
ここ苫小牧に来たらカレーラーメンかな~♪

札幌近辺はスープカレーが有名だし、北海道ってカレーとどのような縁があるのでしょうね?
よくわからんですけど、美味しいからいいか~~♪


次回、トワイライト乗車の巻に続く・・・・

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