2014年10月13日月曜日

第3回能登半島すずウルトラマラソンに参加してきました! その3

大会当日。
午前3時過ぎには起床。
5時にスタートだから、4時30分には準備を済ませて会場にいなくてはなりません。
私は車中泊でしたから、シャトルバスの発着する駐車スペースのすぐ近くで、その分早起きせずにすみました。

4時にシャトルバスで会場へ。

体育館では当日受付と70km地点への着替え発送受け付けを行っています。
他には大会の記念グッズなども販売している。


私は準備完了で車から来てるし、着替えも預けないからスタート地点に行ってみます。
スタートゲート。結構風が強く吹いているので寒い。台風が近づいているという情報があるので、その影響であろうか? 寒いので再び体育館に舞い戻る~

スタート直前、トイレ待ち行列が途切れた頃を見計らって、トイレを済ませスタートゲート前へ。
会長挨拶やカウントダウンの後スタート。ガチでタイムを狙うエリート選手な人は最前部から結構なスピードで出て行ったようですが、私は特に速くもないおっさんだから一番後ろの方からスタート。

珠洲の街中を抜けて見附島を目指します。
そう、先ずは一旦南下して観光名所の見附島を見ようという嗜好です。

 縁結びーちの鐘、相手がいないと効果が無いのであろうか? 昨年渾身の振りをして鳴らしたのだが、何時頃結果が出るのかなあ~




再び珠洲市街近くまで戻り、パン屋の角を曲がって半島の山間部方面へと向かっていく。
 平野部を徐々に登っていき、次の観光スポット「千枚田」に向かう為に途中から左折し輪島市に向かう山越えに入る。その分岐の所に宇都山エイドステーションがある。
実は、ここに来るまでに空腹感に襲われて、途中でバックパックから補給食を出して食べました。このエイドまでもたなかった。。。私の生活サイクルだと、朝飯時を過ぎた位の時間だから、ちょっと多めに固形物を補給していなければ間に合わなかったのかな?

だんだんと田んぼが無くなっていき、斜面が増えてくる。
あっ! この残念なドラえもんも去年見た時と変わらないや~。
この少し先にいくと、上黒丸地区だ。

そこに学校の跡地?みたいな所があるから、昔にそこの学生が書いたのかもしれませんねえ。
上黒丸の郵便局前にあるエイドでおにぎりなどの固形物を補給。
いよいよ峠越えです。
ここら辺の家々は、昔ながらの形のままですねえ。実に興味深い。

八太郎峠のエイドに到着。
と言っても、ここが頂上ではない。この先少し行ったところだ。
何と今年はここでオロナミンCの提供がありました! ありがたく飲ませていただきましたが、なんかこれを飲むと難関を過ぎたって感じがしてしまう。。。
いえいえ、これからですよ~!!
ようやく輪島市に入ります。

ここからは超快適な下り道だ~~!!
ふと、木々の間から景色を眺めると、全く海に出るような気配はない。
そうなんです。

一回町屋町という所に降りて、もう一度峠を登ります。
舟木谷峠を越えると、ようやく里に降りて海が見えます。
長かったぜ~! やっと山を越えて反対側の海までたどり着きました。
ここからは名舟エイドでカレーを補給し千枚田に向かう。

千枚田到着。
ここで45km位。時間は5時間ちょっとかかりました。
まあ、このペースであと57km走らねばならんから、慌てませんぜ。
ここの足切時間が6時間20分。一時間ちょっとの余裕はある。

ここからまた今来た道を戻ります。
そして、千枚田に向かう時に食べたはずのカレーをもう一度いただく。。。
デブだから人一倍燃料を補給せねばならんのです。
そして、さっき通った舟木谷峠をまたまた越えて、町屋のエイドまで引き返し。
これで前半のメインイベント、山岳地域を乗り越えました。
ここからは平地を走って曽々木海岸へ。

大体お昼時、私が着いたのはちょうど12時頃。
お昼ご飯にパスタを頂きます~♪ 日清製粉様ありがとうございます!
ここにも門限があり、8時間20分らしい。
私は7時間だからセーフ。

ここを出発すると、すぐ先にこんな案内があります。
ふ~~ん。。。

このトンネル手前を左側に歩いて行くとその聖地があるらしい。
しかし、われわれランナーは直進です!

別にどうしても行きたいわけではないけど。
走るの優先だから、寄るわけにいかんですけど。
ちょっと数分寄り道すれば観られるのではないかなと、気になる。。。
 この先ですよね~って、カメラの最大望遠で撮影してみた。


 まあ、しょうがない。
海岸線をひた走り、次に到着したのが塩田村。
これ、冷凍ジャガイモではありません。
塩釜で茹でたジャガイモなので、表面に塩が結晶になって出ているのだとか。
食べてみると確かにショッパイ!
走って塩分を消耗したとはいえ、ちょっと口当たりがしょっぱすぎるかなあ?
ここは遠慮せずに、せっかくの高級な塩が勿体なくとも、塩を落として自分の舌にあった塩分に調整する必要ありです。
潰したマッシュポテトではないから、そうすることにより美味しく頂けそうです。


そこからちょっといくと、海外線に名所の案内板がありました~。
ゴジラ岩。
多分あれじゃないかな?
あのちょっと大きい岩。
個人的には、ハリーポッターの映画に出てくる寮の組み分け帽子みたいに見えるけど。。。

自然休暇村到着~
ここにも関門が。。。
73km地点で、10時間10分が制限時間です。
私は9時間弱だからセーフ。

おにぎりとみそ汁を頂き再び出発。
あまりゆっくりしていても、風があるし寒いんです。
ここから若干のアップダウンを繰り返し、峠に向かいます。


緩いけど、結構距離あるように見えちゃいますよね~

椿峠に到着。
峠の見晴らし台から振り返ると、今登ってきた道が見えます。
こうやって見ると、結構登ったのかなあと思いますよね。

スタートとゴールが同じ地点だから、登ったら同じだけ下りがあるわけで、一生懸命登ったら、その後はお気楽な下りです~♪ ただ、本当に体力的な限界になると、登りも下りも足が動かないですけど。
木ノ浦~。 あそこに見える舟屋みたいなものは、映画のセットかなあ?
この辺で今走ってきて全然あの様な建物は見なかったから不自然ですよねえ?

 考えながら前方を見ると、絶景です。
シャク岬ちょい手前~

トンネルを抜け、海岸線から離れて、田んぼを横目に走っていくと、狼煙灯台!
ここにも関門があります。
11時間40分。去年より若干時間が早くなったかな?
私は11時間弱だからセーフ。
意外とこの灯台に来るのたいへんなんです。
灯台の下に道の駅があって、そこにエイドステーションが設営されているのですけど、そこから片道500m、おおよそ40mちょい位ここまで登らねばなりません。
今年、マラソンのコース全長が100kmから102kmに変更されたのは、昨年千枚田のちょっと手前が折り返しだったから、そこを数百メートル延長したのと、この灯台の分を昨年カウントしていなかったけど、きっちり入れたからなのでしょうね。

この後、夕方になって周りが薄暗くなってきたから写真撮影していません。
もうひとつ本エイドと呼ばれるエイドステーションに96km地点の門限があります。
薄暗くなってから、ぽつぽつと雨が落ち始めて急いだ方がいいかなあとも思ったのですが、疲れているから足元危ないし急がない事にします。

みさきから内陸の方に曲がって、田んぼが見えてきた若干起伏がある土地を抜けると、珠洲市の町の明かりが見えてきた。
もうちょっと。

車の通行が多いから、きっちりと信号を守って道を横断する。
珠洲健民体育館横のグラウンドまでもうちょい。
坂を登ると目の前にグラウンドが見えました!
目算で100m程度。
もうこれはラストスパートでしょう!!
ダッシュ!!
100km走ってきていながらも、ここのダッシュで足のバネを失っていませんです。
多分この100mを20秒程度で走りきっていると思う。
傍目にも意外と速かったと見えたのでしょう、ゴール後に異常に元気な人だからとインタビューを受けてしまいました。。。

と、今回は一度走っているという事もあり、無事に完走しました。
このマラソンでの収穫は、意外と体の何処かに痛みがでたり、一部に疲労が集中したりというのが無い事であろうか。無理しなければ100kmは完走できる体力はつきましたね。




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