2014年9月1日月曜日

筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会に参加してきました! その2

日曜日、大会当日の朝。
御近所の大会だから自分の家でゆっくり寝られるのがいい。
それでもスタートが5時なので、4時過ぎには会場に着いて準備をしていなくてはならない。だから3時起きで3時半には家を出ました。

スタート前の気温は何と20度以下! ついこの間までは25度以上の熱帯夜だったし、1か月前の奥武蔵ウルトラマラソンは28度あったぞ!
昨日からこうなる事が判っていたので、走る準備もこの気温に合わせています。
今回はハイドレーションパック(背負う水筒)は使用しません。約10km位の間隔であるエイドステーションの補給と、途中で空腹をおさえるための固型の栄養補給食、エナジーバーを数本携帯するだけで対応します。

スタート前の石岡市長スピーチ。
こんな朝早い中、大変ですね~。こんな変態たちの為に。

 いよいよスタートです。
私はミドルクラスなので、ロングのスタートより5分後。

旧八郷町柿岡の街中から、田んぼの中、川沿いに山際を目指して進みます。

約4キロ弱の所にある最初のエイドステーション。
スタートから近いという事もあり、立ち止まる人は少なめ。
とりあえず私は補給をしておきます。水筒を携帯していないから、摂取出来る所では必ず補給を行います。体内の水分量が減り始めてからでは最後までもたないから。
このフルーツラインそばのエイドから、更に山際へ走っていき、山沿いを笠間方面に進んでいきます。

山の上を観ると風力発電の風車が見えます。
あの辺の稜線もコースになるので後々通ります。
が、今は横目に見ながら山里をうねうね進んでいきます。
時折遠くの道にランナーの姿が見える。結構山に登る前にその辺を走りまわるんです。





山を走るのだけがトレイルランではない。
今回のコースも一部関東ふれあいの道を通りますが、今では荒れてきているこの昔整備されたコースをトレイルランで辿って行くのも面白いかもしれないなーと妄想。基本的にその地域の特徴あるところを通るように組まれていますからね。

ようやく15km走りました。といっても、里山のそれほど起伏の無い道だからほとんど疲れは無い。
ここまではエイドの休憩など諸々の時間を入れてもキロ6分弱程度で走っている。
さあ、ここから山腹に入っていきます。

途中、ロングのコースと分岐し、ミドルのコースは道祖神峠に向かって登っていきます。
そして、車の道の峠には出ません。ハイキングのコースをたどって吾国山へ。
吾国山山頂。
ちょっとした祠があります。
この辺の山には意外とこのような所が多いですね。
丁寧にも周囲は石垣が組まれています。


ここから途中林道に降りたり、また林の中に入ったりしながら板敷峠に降りていきます~。
峠には峠の茶屋ならぬエイドステーションがありました。
ここでこのレース初の炭水化物、おにぎりを補給。まだ朝の8時位ですがエネルギー固形物も摂取しないと空腹感に襲われる。リスのように口の中にご飯を貯め込みエイドを出発!

平地で収穫中の米、ちょっと傾斜のある土地ではこのように蕎麦を作っている。
 東北の山間部で作っている蕎麦は、そろそろ花がつくまで大きくなっている頃だろうと思うのですが、この辺ではまだまだですねえ。
常陸秋そばが有名になってから結構耕作地が増えまして、筑波山周辺でも秋には一面の蕎麦の花畑が見られます。減反の休耕田でも作る人が増えましたし。
今回の大会で頂いた資料の中にも、石岡市のそば街道パンフレットがありました。
その頃には、天皇陛下へ献上する石岡市の献上柿や日本一の栗の生産量を誇る笠間の栗料理、那珂川の落ち鮎料理など、とても沢山の美味しい物がありますので、ぜひドライブやサイクリングに来てみてはいかがでしょうか~。

板敷峠から燕山に登る山中、25kmの表示。ようやく半分を過ぎましたね~。

ををっ!
結構な傾斜。。。
トレイルランと言っても、ここを走っては登れません、私は。
息を切らしながら気持ち的には早歩き、しかし現実は一歩一歩踏みしめて登る。

やっと今大会の最高所、燕山山頂に到着。
しかしながら周りは木々に覆われ見晴らしは良くない。
ただ、結構高い所に来たという実感は、木々の間を通り抜ける空気の涼しさでわかる。20度位かな? 超~~涼しい~~!!!

そこからちょっと下ると加波山神社。

しか~し、この神社の右横から石段を登っていきます。。。

ちょっと見にくいけど、たばこ神社。
ようやく登りきったぜ。
ここからはやっと下りだ~!

朝方見た山の上の風車に到着。
ここからまた、風車の横を通って山の中に入っていきます。

山の中をうろうろ。
基本的に下りなのだけど、疲れていてスピードが出せないというへなちょこな私。
コース的には走れる区間だと思うのだが。。

ウィンドパワーの風車から下ってきて、一本杉峠に到着。
ここは車が入ってこられるから山の稜線でもエイドが設置出来るんですねえ。
八郷の梨美味し!!
葡萄も。ピオーネか?
ミニトマトのアイコも。
速い人達は補給しながら走るのだろうけど、私はがっつり食べまくりました。
美味しかったっす!

峠からちょっと登り、下ると廃れた神社横に出た。
ここから稜線の林道に出てパラグライダーやハングライダーの滑走路横を通り再び山の中へ。


眼下には黄金色に染まる水田と八郷の里山が見えます。

ちょいと空中を見れは、沢山のパラグライダーが浮いています。
楽しそうですね~。
ここからは山を下るだけなんだけど、傾斜が急で、しかも滑りやすいのでスピード出せず。
慎重に下ります。


里山に降りて最後のエイドに寄ると、ここからはフルーツラインを越えてゴールまで約3.5kmらしい。スーパーで言うと、蛍の灯が放送で流れる、そんな頃合いだ。
さあ、もう一息。
コース表示発見!

ラスト3km。
もう正面にスタート&ゴール地点の八郷庁舎が見えている!
今日のコースを振り返りつつ、ペースを刻む。(まだ終わってないのに気が早いって!?)

あれ??
もう1km位走ったはずだけど、コースの距離表示が無いぞ。。。
昨日の選手説明で、表示が1km位前後している事があるかもしれないから、その点はご容赦をって言ってたけど、このゴール手前の1km間違いは勘弁ならんぞ!

えっ??
2kmの看板は無いんですか。。。
 も~~、まいっちんぐ。。。

ゴール見えた~~!!!
ようやく終了です!


ゴールは計算のとおり12時前でした。
大体想定した感じで走りきれたかなあ。

順位的には中くらい。
ごく普通。
来年はロングコースにチャレンジできる権利が発生しました。
いよいよ設定したコース全部入りを楽しめますね~。
なんだかのポイントの対象レースにもなっているらしく、完走者には何処かの大会に参加する為のポイントが付与されるのだとか?
それも、来年はコースの全長をもっともっと伸ばす予定で、ポイントのランクも一つ上がるらしい。
楽しみですね~♪
いろいろ考えながら、ゴール後のご褒美、選手とスタッフ無料のかき氷をお代わりしつつ妄想に華を咲かせるのでした~。

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