2013年3月11日月曜日

梅酒大会2013

今年水戸の偕楽園で初開催となる梅酒大会に行ってきました!
先ずはざっくりと当日の行動を書きますね~。
個人的な梅酒の評価は、後の方にまとめます。沢山梅酒を飲んだ酔っ払いの評価なので、あまりあてにはなりませんけどね。

3月10日日曜日、この日は水戸市の偕楽園で行われている梅まつりのなかの、イベントの一つとして梅酒大会が開催される。その大会の最終日だ。
記録用の相棒には、私の思い出のカメラ PENTAX K-7をお伴にチョイス。一眼レフデジカメはこのほかにも沢山持っているけど、一番愛着あるからね~♪

水戸市偕楽園近くの無料駐車スペースに車を停め、偕楽園まで歩く。無料にこだわる所以は、ただケチというだけでなく、酔っ払った後に車でしばらく休憩する可能性もある為に、有料で閉鎖されたり高額な料金になる場所を避けているのです。飲酒運転は犯罪ですからね。

茨城県立歴史館方面から偕楽園に向かうと、住宅街の中に好文亭表門通りがあります。この道を通って偕楽園に入園するのがお勧めのコースらしい。

表門到着。ここ数日、陽気がずいぶん暖かくなってきたから、梅もだいぶ咲いてきたようだ。でもまだ5分咲きを越えたあたりかな?

何気に掲示板に目をやると、夜間のライトアップ期間が延長されている。多分開花が遅れたせいなのでしょうね。

梅って、桜より様々な品種があるんですね。
ただ、桜ほど同じ品種を同じ場所に沢山植える事が無いせいか、桜の豪快さが無いのです。
故に、開花のタイミングがばらばらで、これだけ大規模な庭園でも、それぞれの品種毎に愛でる感じの観梅となります~。
 梅の木は、俳優の中尾彬さんがしている「中尾巻き」のごとく、ねじねじが複雑なほど良い木とされているようだ。これがもし、こぶしの木のようにすらっとしていたら、こんなにも沢山の品種は無かったかもしれないし、これほど庭木にもされなかったかもしれない。
 

おっと、上の画像は二季桜でした。見事な枝ぶりです。

 眼下に見える千波湖そばにある広場では、茨城の特産品を販売しているようです。B級グルメの屋台も多数見えます。





庭園をうろうろしながら、偕楽園に隣接する常盤神社に到着。
えっ! まだ開場の10時前なのに人の列が。。。。

初開催の今回は、全国93か所のメーカーさんから157銘柄が出品されたようです!
早速私も並びました。午前の部、開始です。

今回私の作戦は、午前と午後で2回の試飲をします。
時間制限される事は必至なので、1回で試飲したいものを試すことは困難な事が事前に予想されていた。だから、合計2回、1時間かけて廻るって~すんぽ~です。

案の定、時間制限30分で1回目は終了。何とか半分はまわる事が出来た。
養命酒のおちょこのような試飲カップに、ほんの少しづつだけだったけど、結構酔っ払った。これは結構効きますね~~。

そこから弘道館に移動。
大体2.5km位かな?
弘道館は震災の影響で修復工事中です。入館する事は出来ません。

今回なぜ来たかと言いますと、直ぐ隣の孔子廟を特別に公開しているからです。普段は公開していないから、地元民といえどもめったに見る事は出来ません。
 売店脇を通り抜け
注意書きの立て看板が見える。普段は非公開だからです。

しか~し、今回は特別!
さあ、いよいよ入ります。

貴重なものを見させていただきました。
水戸の学問所だけあって、このように学問の神様を祭ってあるんですねえ。
菅原道真でも聖徳太子でもなく、孔子なんですね、水戸藩は。

そこから弘道館周辺をうろうろ。
さあ、梅酒大会の2ラウンドに向けて、会場に戻るぞ!!

ををっ! 偕楽園入り口付近の屋台で吉原殿中を実演販売中。
そういえば未だ昼飯を食べていない事に気づき、吉原殿中をいただく。

いくぜ! 第二ラウンド!
制限時間内に目的の梅酒を制覇しました!
さすがに酔っ払った。。。。こんな人たちがちゃんと「美味しかった梅酒No1」を決められるのだろうか? 多分無理だろう。
私はというと、大体こんなもんかな~、という感じでどれが一番かなんて全く決められないし、正直もうどうでもいいかなと思っていた。
まわりを見ても、みんな多かれ少なかれそういう感じだ。だから、出品していただいたメーカーの皆さんは投票結果に何ら優劣を感じる必要はないです! 是非来年も自慢の一品を持ち寄り、大会を盛り上げてください。

ほろ酔いで会場を後にし、次に向かった先は県立歴史館。
ここで劇団「水戸黄門」の演劇を鑑賞します。何とこれも無料。
懐かしきあの音楽と決め台詞。
今は無くなってしまったけれど、TVで昔っから変わらぬあの主題歌と挿入歌。
そう、なぜならこの劇団の脚本・監督は、TBS「水戸黄門」のドラマ監督をしていた居川靖彦さんだったのです。
旗揚げして約1年。これから東北などの地方を廻りたいそうです。
同時に劇団員も募集中とか。
観ていて登場する劇団員はいい人ばかりで、見るからに悪党の人は居なかったから、そういう人が参加してくれるといいですね~。

しばし観劇後、酔いが醒めずにこのまま車を運転するわけにもいかず、車で仮眠。
充実の一日でありました!

そうそう、肝心の梅酒の感想を書かねば!
私の好きな梅酒
・うめとろ  奥の松酒造株式会社
奥の松 うめとろ HP

その名の通りとろりとした甘い食感が特徴の梅酒。このまま飲むよりは割って飲む方が美味しい女性好みの味です。ホワイトリカーのようなとげのある味は無く、かといって日本酒で仕込んでいるらしいがそれほど日本酒の味はしない。

・加賀鶴 金沢の梅酒 日本酒仕込み
 加賀鶴 ブランデー梅酒          やちや酒造株式会社
加賀鶴 梅酒HP
HPの画像とラベルが違うけど、多分一緒の物と思われる。
仕込んだ酒が日本酒とブランデーで違うのだけど、どちらも酒の味と梅の味が、添加されている糖類とバランスしている。まろやかに調和している感じ。

・雪小町蔵元特製 梅酒  有限会社渡辺酒造本店
  雪小町 HP
これも日本酒を使った梅酒のようです。
日本酒を使った梅酒は、この大会中で結構ありましたが、比較的すっきり味では日本酒の質が顕著に判ってしまう為に自信が無いと出来ないんじゃないかなあと思いました。この雪小町は美味しいと思ったので、ここで作っている日本酒自体も美味しいのだろうなあと感じました。

・杉能舎 ヨーグルト梅酒 浜地酒造株式会社
杉能舎 HP


このヨーグルトを使ったのは初めての体験でした。
しかし、ヨーグルトのどろっとした口当たりの中に、ほんのりと梅の味がするこのお酒。イケる! 梅とヨーグルトの相性っていいんだなあと感じました。残念なのは、買おうと思っても売っていない事か?

 ・バラ梅酒スパークリング 紀州梅専門店 五代庵
五代庵 梅酒 HP

この画像はなしです。。。。
美味しくて、人気で、私が飲んだ直後無くなってしまいました。
2品を出品していましたが、スパークリングの方がバラの香りが素晴らしくたちこめ、すごい~~!って感じです。梅よりバラの方が目立っていて、どちらかというと梅が引き立て役みたい。しかもですね、バラの香りが化粧品のようではなく、すがすがしく、すごく高級な。贈り物には最適な一品でしょうね。
気になって売値を調べたら、お値段も高級でした。。。。。

・御代櫻 梅酒 大吟醸仕込み  御代桜醸造株式会社
御代桜醸造 HP

同じ日本酒でも、ここのは大吟醸とあって、興味しんしん飲んでみました。
確かに大吟醸の酒の味がします。大吟醸酒はそれだけで大変気を使った、いわば酒蔵のフラグシップなだけに、それを別な酒の材料にしようなどとは、杜氏さんが良く許したよなあなどと余計な事を考えつつ、美味しくいただきました。

・シャンモリ KOSHU Koume 甲州小梅  盛田甲州ワイナリー株式会社
 盛田甲州ワイナリー HP
これはワインを使用した梅酒です。会場でも非常に珍しい組み合わせ。しかも、奇をてらったわけではなく美味しい! 誇らしげに瓶には全国制覇の文字が。
赤と白があったけど、白の方が美味しかったです。HPの方を見ても、白の方は売り切れらしく品物が掲載されていませんねえ。一般的に白が人気なのでしょう。

・都錦 和ごころ梅酒  都錦酒造株式会社
 都錦酒造株式会社 HP
これも会場では多かった日本酒を使用した梅酒です。
しかし、糖類の添加にサトウキビのミネラルを生かしたきび糖を使用したからか、黒糖とは違うやさしいさわやかなコクのある甘さが感じられます。個人的にきび糖が好きだという事もあるのかなあ? 砂糖もいろいろ種類があって、それぞれ味が違うのですよね。

・伊予賀儀屋 無濾過 西条完熟梅酒 成龍酒造株式会社
 伊予賀儀屋 HP
これも日本酒ベース。
これまた味が尖った所が無く、まろやかでおいしい。梅とお酒がうまくからんでいます。日本酒を使用した梅酒は本当に多いし、こっちは酔っ払っているから、飛びぬけて美味しくなければ(自分の好みにマッチする)得点の対象にならないから、本当に激戦ですよねえ。




さあ、これで私が会場でチェックしたお酒の半分です。
150種って本当に多いですね。関西の300種ってどんだけって思いました。
書くだけで疲れたので、残りは明日にします。。。。。

おやすみなさい。


















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