2012年9月15日土曜日

SUZUKI ワゴンR vs HONDA NBOX

今日は車の試乗に行ってきました。
なぜかって~~と、ワゴンRの試乗をすると300円のクオカードを頂けるからです!
正確には新型ワゴンRの試乗を行う際に、エコドライブの採点が車のメーターに表示される機能を利用して「エコスコアチャレンジ」なる催しを実施していて、それで80ポイント以上であればもらえるのです。でも、私は絶対の自信があるから貰ったも同然です。
ほら、この通り。
コツは、交通の状態を読んで、アクセルをあまり踏み込まないで流れに乗る事。タコメーターがついているのもそのためなのでしょうね。結構省略する車もあるけど、ついているってえ事はそれをうまく使えというメッセージです。
そして、出来るだけアクセルオフの時間を多くとれるような運転を心掛ける。そうすれば、エンジンの燃料消費が減るし、この車のエコチャージも効いてくるから。
その辺がうまくなる為には、自転車に乗る事です! 私はロードレーサーとMTBの両方を乗りますし、レースにも参加しますが、そうやって自分の体力を使い、道の状態によってどの程度自分の足に負荷がくるのかを感じていれば、車のエンジンでどのくらい負荷がかかっているのも判る筈です。

さて、 新型ワゴンRの印象ですが、結構良かったです。これで家の50cc原チャリと同じくらい走るのだからすごいですね。
試乗させていただいたのはワゴンRのリミテッドです。スティングレーは発売前なので試乗車はありませんでした。
早速乗りこんだ印象は、
シートが結構フラットで横のホールド性はベンチシートのようでした。ドアの厚みは普通乗用車より薄いのですが、閉める時にあまり軽い音はしなかったです。運転席から室内や外を見まわすと、室内には窮屈感は無く、天井も十分に高いので、軽自動車だから寸法が狭く押し込められているといった感覚は無かったです。
そして、走りだすとその走りが結構いいです。軽自動車で排気量が小さいしエコカーだからどんくさいかなあと思っていましたが、意外とエンジンが低回転の1000位でもアクセルの反応に遅れが少ない。どうしても軽自動車だし、CVTが先ずエンジンの回転数を上げてからスピードが上がってくるタイプかなあと想像していましたが、MT車のように回転数と加速が自然にマッチしている感じ。ただ、アクセルペダルは軽いから微妙なコントロールは慣れないと雑になりがち。
乗り心地は結構ふわふわとした印象です。ディーラーの担当者曰く、エコカーでどうしてもタイヤの設定が最近の車はそうなっているらしい。う~~ん、どうなんだろうか? 私はサスペンションのブッシュ辺りが結構硬度の低い柔らかい物を使っているような感じで、細かな道の状態をみな殺しているような感じに思いました。ただ、ふわふわと書きましたが路面からの必要な情報は車体やハンドルを通して感じ取れますので、それが悪いというわけではないです。あと、これはしょうがない事ですが、元々軽自動車という事と軽量化の影響なのか、車体から伝わってくる音は結構軽く、高級乗用車の重厚感がある音とは明らかに違います。この辺は長時間車に乗車し続ける場合に疲労度に影響してくるかもしれませんね。
その他気になった点は、車のエンジンを動力にしている発電機かコンプレッサーがオンになると一瞬車速が落ちて詰まる感じ。エンジンのパワーが少ない軽自動車だからこの辺に顕著に現れるのかな?
あと、車体が四角いから横風で結構ハンドルをとられやすい。

いや~、でも今時のエコカーはこんなに普通に走りながらも1リットルで28kmもいくのか!いま自分の乗っている乗用車の2倍にもなる。

実はですね、あと1車種試乗してきているのです。
HONDAのN BOX。
こちらは前記ワゴンRとジャンルの違う車なので、直接の比較としては良くないかもしれませんが、自分の本命としては自転車積んでお出かけが出来るこちらだったりましす。
残念ながらNBOX+の試乗車がディーラーになく、NBOXの試乗となりました。
試乗の感想をワゴンRとの比較で書くと、
乗りこんだ時の内装の質感はNBOXの方が高級感がある感じがします。ただこの辺は個人の好みもあるし、ワゴンRと比較するとNBOXの方がナビなどの高価な装備を装着していた影響もありそう。メーカーの設定として、ホンダの場合は自社のギャザーズブランドのオーディオかナビを装着する設定になっている。対してスズキは2万円の標準オーディオ装備車かオーディオレスの2拓になる。
シートの座り心地も私はNBOXの方が好きかな。ワゴンRより横に支えてくれる感じ。
例えるなら、初代オデッセイの時のような、乗用車の使い勝手に似た車。それの軽自動車版という感じ。
走った印象は、ちょっといただけない・・・・
カタログには「軽は走らない」。そのイメージを破りたい。とありますが、走んないじゃん!と突っ込みを入れたくなる。多分ワゴンRのような車体の軽量化をせず車内の質感の方に頑張ったから、車体がそれなりに重いのと、CVTの設定が影響していそう。この車のCVTは以前ホンダのLOGOという車に搭載されていたCVTと似たイメージだ。アクセルを踏むと先ずエンジン回転を上げある程度のトルクがあるとこまできてから車速が上がっていく感じで、人間の操作に対して反応が遅い。このレスポンスの遅さがストレスになる。もしターボを選択するならパドルシフトも付いているし、この印象は変わるのかもしれない。路面から伝わってくる振動はワゴンRよりダイレクトで、室内に響く音もワゴンRより上質に感じられるのに、その辺の動力系が残念だ。
そうそう、このNBOXはワゴンRと違って、何か機械が作動するタイミングで微妙にハンドルをとられる。パワーステアリングが電動だから、そのモータか何かの作動時に変な手感が起きるのかなあ?
それと、NBOXにもアイドリングストップがついているが、ワゴンRのように手動でキャンセルする機能は無い。信号待ちでエンジン止まるのが嫌いな人でも、それを回避する手立てはない。その辺はワゴンRの方がエコクールというアイドリングストップ中にも冷房を出来るだけ長い時間効かせておく装置を装備していて長時間アイドリングストップを実現していたり、逆にアイドリングストップしないように出来たりと実に柔軟だ。

パッケージングはNBOXがいいのだけど、動力性能はワゴンRの方が好き。
私の場合、判断のポイントはどれだけの室内空間を必要とするかだ。NBOXほど必要ないならワゴンRの方が絶対に良い。ずっとホンダ車を乗ってきたけど、他社に乗り換え時かなあ・・・・




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