2012年3月20日火曜日

PENTAX K-01使ってみた感想

K-01を1日使ってみました。
先ずは初めて使った印象を。

発売前に、このカメラは
ミラーレスなのにでかい
デジタル一眼レフカメラからミラーを無くしただけのコストダウンモデル
などと、かなりネガティブな意見が多く聞かれた。
K-01を購入して、手にとって使ってみると確かにそれらの意見は間違いではないと思う。
例えば、大きさを見てみるとK-01とCANONのAPSカメラEOS IXEはほぼ同じような大きさだ。K-01はミラーレスデジタル一眼カメラ。EOS IXEはAPSフィルム用一眼レフカメラ。センサーサイズとフィルムはほぼ同じ大きさで、EOS IXEはファインダー付きです。
フィルムカメラと比較するのはおかしいかもしれないが、同じような大きさでファインダーを搭載しようと思えば出来ない事は無いと思う。それに現在販売されているSONYやPANASONIC、OLYMPUSとでは、ミラーがあった場所がそのまま空間として残っている分、大きい。
Kマウントの規格を使用する前提では、結果的にファインダーを無くさなくてはデザインの自由度が非常に少ないとか、制約が大きいといったことは感じられない。
 さらに言うと、インダストリアルデザイナーのマークニューソンさんは、ファインダー有りの一眼レフのデザインを依頼すれば、その条件で行うだろうと思うし、他社のようにEVF(エレクトリックビューファインダー)という方法も採用することもできるだろう。
じゃあ、PENTAXは貧乏だから、他社のように新しい商品展開をするだけの力が無く、今まで使ってきたKマウントのレンズを利用し、機能を削減した安売りデジカメを作ったのだろうか?
多分、SONYやPANASONICと比較すると、資金力は弱いのじゃないかな。それに、ファインダーを無くしたりして安く作っているのも間違いないだろう。

それだけ聞くと、かなりマイナスのイメージにとられる。
しかし、そんなことはちょっとインターネットで調べれば詳しくない人でも知ることはできる。なぜそうしたのか?

そこはやはりメーカーのカメラ会社としての信念があるのだろう。
携帯電話メーカーや家電メーカーにカメラの本質である撮影画像の品質で下回るような製品作りはしない。そのうえで、出来るだけたくさんの人に他では味わえない撮影画像品質を体験してもらいたいから、極限まで機能を削ぎ落としましたということだろう。
 他では味わえない撮影画像品質とは、PENTAXでK-5というカメラがあり、それがコンパクトデジカメとどのような写りの違いがあるかインターネットで画像検索をしてみればわかると思う。


優等生ではない。欠点はいくつもある。だけど何故か気になり手にしてしまうのは、手抜きや妥協ではなく、そこに努力が見えてしまうからかな?

追記
欠点とは書きましたが、それはその人の使い方や価値観でそう思う場合とそうでない場合があるでしょう。
例えば、握り寿司セットを注文すると必ずかっぱ巻きとかんぴょう巻きが入っている。それいらないからその分安くしてほしいと思う人と、 気にならない人。 例えが悪いかな?

次の投稿では、そのかっぱ巻きとかんぴょう巻きの部分に触れたいと思います。
続く・・・

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