2012年3月29日木曜日

PENTAX DA40mmF2.8 XS 分解の巻

この間のK-01分解に続き、今度はレンズの方を分解してみました。
このブログの題名、畑の話題でなくてすみません。今回でとりあえず〆ます。

このレンズは、以前から販売しているリミテッドレンズと光学系が共通らしいですが、見た目を含めかなり構造が違います。
最初に気になったのはこれ。レンズのマウント部に変な形の部品が付いています。
通信ピンの間に変な部品が挿入されています。

どうやらレンズマウントの素材が変更になったようです。多分アルミです。
以前の金属製マウントは、マウント部が導通するメッキであった為、 マウントに接地すれば電気的な導通が得られたが、今度は別な部品を必要としたようです。
無垢のアルミなので柔らかく傷が付きやすい。単なるプラスチックより耐久性はあるかもしれません。キャノンのEF50mmF1.8よりこの部分はこだわっていますが、アルミの削り出しだし、製造工程で傷を付けたりと歩留まりは比較して良くなさそうですね。


ピントリングとマウント基部の間に平らな面があり、その面に塗布されたグリスでピントリングの適度なトルク感をだしているようです。AF駆動は、カプラーからギア、そして金属のプレートに連結されています。金属プレートがヘリコイドを回し、レンズ群を前後に動かす。


さあ、壊さないうちに元に戻すとしましょう。

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